グラディエーターII 英雄を呼ぶ声のレビュー・感想・評価
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お金は掛かってますね。
前作はとても面白かったってのを覚えてます。けど細かい内容はほぼ忘れてました。そりゃ20年以上前だしね〜。
で、今回の映画は続編になるので見る前に見直すべきだって言ってる人がいたけど、ちょっと長いから見ずに行きました。
だからなのかな?前作のような面白さは感じませんでした。
なんかね、内容がね、良くないんですよ。闘技場が海になるって何やねんって感じ。
何で今になって続編を作ったのかな?
リドリー・スコット監督万歳
話がチャチくて重みがないのは脚本のせいですかね。最近、日本もアメリカも古い時代背景の重厚な映画を全然作ってくれないので(お金が掛かるのにヒットしないから?)、そんな映画に飢えていた自分には観たいと思わせてくれた映画でした。
ちょっと話が嘘臭過ぎないかとは思いましたが(格闘場の舟戦は大迫力でしたが、絶対にサメなんか入れてなかったでしょうね)、どこがセットでどこがCGかわからない古代ローマの映像は圧巻でした。主演のポール・メスカルは確かにラッセル・クロウの息子と言われても違和感ないなと思っていましたが、髭がないと似てないですね(笑)
しかし、何よりおん歳86才のリドリー・スコット監督の精力的なこと。(普通はかつての名匠でも、年を取るとだんだん作品を撮らなくなりますよね) 40年以上も前の「エイリアン」や「ブレードランナー」は大好きな作品ですが、その監督が未だにこんな大作の監督をされているとは、尊敬しかありません。
ワンを観てないけど面白かった!
楽しみにしていた作品に大満足
前作が偉大なだけに
その続編となると期待も大きくなります
しかし、その大きな期待の更に上の感動をもらいました
完璧な続編です
この作品の映画としての評価は自分には分かりません
自分なりの感動ポイント
前作からの時間の経過が大きな要因になっています
初めて前作を観たのは20年くらい前か?
その間、社会情勢や世界情勢も変わり
自分自身の状況も大きく変化しました
人生って喜びもあれば
わだかまりもありますね
還暦を過ぎた自分が抱える悩みみたいな
ネガティブな気持ちへの
答え合わせのような場面や台詞が劇中にあって
そこは感極まりました
救われたような気がしました
エンタメ作品としてのみならず
自分にとっては人生の歩みを確認させてくれる
素晴らしい作品でした
大切にしていきたい作品との出会いです
IMAX版にて鑑賞
「スター・ウォーズ」続三部作(7・8・9)みたいな陳腐な続きを観ている気分🤣👎
前作「グラディエーター」が公開されて四半世紀ぶりの昨日、U-NEXTで見直して改めて涙したばかりの今日此の頃でしたが、月曜日にも関わらず感動の余韻を胸に仕事帰りに映画館へ直行💨
冒頭の船団を率いて北アフリカに攻め込むアカシウス将軍はすこぶるカッコ良かった😁👍要塞に乗り込んでからの勇猛果敢な闘い方も様になっている✨️⚔️✨️
しかし嗚呼ルシアス、君はマキシマス将軍の息子だったんだね!だけども大人になった君には華が無いねぇ😂👎
何か登場人物の誰にも感情移入が出来なかった💦
唯一、ゲタとカラカラのバカ兄弟共同皇帝はビジュアル的に面白かったけれど、ローマ時代って奴隷上りのアフリカ人でも執政官や皇帝になれるものなのか不思議でした。
物語は前作と同じ事の繰り返しで、なんの為に続編作る必要があったのでしょうか?まるで新シリーズの「スター・ウォーズ」みたい💦
「ブレードランナー」「エイリアン」をこの世に送り出した偉大なるリドリー・スコット監督が大好きなのと、前作に敬意を込めて甘口点数にさせていただきました😎🎥
映画館で観るべき作品
地味だけど良い
ポール・メスカルはまだ駆け出しでと言ったら失礼だが日本ではあまりメジャーじゃなく
見た目も華がないけどポスターでのビジュアルよりも動きのある映像や演技でぐっとひきつけられるほど、いい意味で裏切られました。異人たちで演じた青年とはまるで別人。
今回の作品でファンになりました。
デンゼル・ワシントン、お久しぶりでしたがこんなヒールも淡々と演じられるなんてびっくりしました。
そのほか、アカシウスやゲタ、カラカラを演じた役者さんもこれからマーベルとかの話題作に出演とこれからぐっと知名度を上げてきそうな人たちで何年か経ったらのちのち豪華なキャストだったねと言われそうな作品でありました。
コニー・ニールセンは若い、全然老けてない。この人がこのビジュアルを維持できたのがこの映画最大の功績かも。
偉大な前作と比較される宿命を持った映画でしたが、個人的には2時間半飽きずに鑑賞できました。なんならもう一回見てもよいかもと思うくらい。
前作に思い入れのある人はどうしてもですが、完全に忘れてる人や見てない人の方がより楽しめるかも。
この時代に黒人がとかリアリティを求める時代ではないのですが、サルモンスターやサメのくだりはもっと違う演出で見たかったので★ひとつだけ減らしました。
史実と創作の見事な融合
さすがの超大作ですが綻びもあり惜しい
御年86歳の超巨匠監督サー・リドリー・スコットのエネルギーにはほとほと感服しかない。前作「ナポレオン」の凄まじい超大作に続けてのまたまた超大作、なにしろ劇中のメイン舞台であるコロッセオのオープンセットを実際に建設してしまっての撮影なんて、御大でなければ出来ぬ算段。日本円にして300億円程の予算を任せられるわけで、肝っ玉も相当にデカく無ければ到底無理。アカデミー監督賞ノミネート3回、ゴールデングローブ賞監督賞ノミネート 4回、を誇りながらいまだ受賞叶わず。さていよいよもっての本作で受賞は叶うか?・・・残念ながらちょいと無理かな。
前作から20年後の設定(映画自体は24年後)、若き賢者が北アフリカの国土を攻め込まれ、捕虜(奴隷)としてローマに運ばれ、めっぽう強いことから時の悪政の陰謀に巻き込まれ、やがて自らの出目に目覚め、ローマ帝国を再興へ導くお話。これが流石の第一級監督・リドリーで、殆どを戦闘場面で紡いでゆく、流れが停滞する会話シーンは最小限に留め、効率よく躍動する画面で構築してゆく。その壮大かつダイナミックなこと、大局の趨勢と個々の兵士の戦いをバランスよく織り交ぜる。剣が胸を貫き、腕が切れ、頭がちょん切れる、相当にエグイ描写の微細も丁寧に描く。
白矢をたてられたのがアイルランド出身の若手有望株のポール・メスカル。まだ28歳ながら「aftersun/アフターサン」2022年で第95回アカデミー主演男優賞にノミネートされた演技力の持ち主。続いての「異人たち」2023年と続けてゲイの役のせいか、繊細な雰囲気の印象が強く、本作に出演の情報に驚き、多分前作でアカデミー助演男優賞ノミネートされたホアキン・フェニックスの後継のような役だろうと思ってました。が、なんとバリバリの剣闘士役、前作のラッセル・クロウ扮するマキシマスの息子役とは驚いた。バキバキの肉体にボリュームアップし、髭面で、しかし優し気な目が単なるマッチョでない事を匂わす。ただ、巻頭からいきなりの強者で、より大柄な体格を有する他の奴隷のなかでもやたら強い、主役だから当たり前とは言え、観客に説得力がないのが惜しい。
対するローマの大将軍・マルクス・アカシウスに扮したペドロ・パスカルが男臭い魅力を振りまき偉丈夫として本作を支える。美しい妻ルッシラとともにローマの行く末を案ずる硬軟の演じ分けも惚れ惚れですね。米国では男性の魅力ふんぷんでセクシー男優として大人気とか。しげしげ本作観てましたら思い当たりました。60年代の大スターであったバート・レイノルズに印象がそっくりだと。彼も逞しい肉体にヒゲが似合うタフガイとして一世を風靡したわけで、本作以降もぞくぞく映画に出演のペドロです。
そして本作の大御所が奴隷商人マクリヌスに扮したデンゼル・ワシントンで、作品に箔を与えるポジションでしょう。超大作にはそれ相応の重鎮役者が必要なのです。逆に重鎮が出演することによって、出資者も集まりスタジオも安堵するわけです。ポールとペドロだけでは現実問題まだ無理なのですね。とは言え、冒頭にリドリーの監督賞は厳しいと触れた根拠がこの役にあると考えます。現状の腐敗政治を是とするのか否とするのか、甚だ中途半端。この男に主人公の運命を委ねるのですから、彼のスタンスは明確に改革派でなければならず、反皇帝派となれば映画としてのベクトルも明確となるはず。にも関わらず。何考えてるの? 双子の皇帝殺害場面、突然デンゼルが「イコライザー」での当たり役ロバート・マッコールになってしまう! ことにも馬鹿カラカラ皇帝の殺害では大きめの釘を耳から挿入なんて瞬殺を披露する。なんてことないマクリヌス自身の権力欲しかなかったわけで。なにもデンゼルは例によって冷静沈着な演技で素晴らしいものの。キーマン設定が作品を盛り下げてしまっているのです。
腐敗皇帝に扮したジョセフ・クインは本年の「クワイエット・プレイス:DAY 1」の心優しき青年役だった人で、双子の弟でまだ良識あるゲタ皇帝役。対するカラカラ皇帝役のフレッド・ヘッキンジャーはまるで存じ上げず、役の雰囲気は前作のホアキン・フェニックスに通ずる白塗り狂気役ですが、あまりに馬鹿が前面に出て、うんざりさせられる。
この他、脇役との絡みもあるものの、さして本流に影響を及ぼさないのも本作があと一歩に留まる原因。奴隷管理のヴィゴや医療班のようなラヴィ、にもう一押しのシーンがあれば、そしてグラックス議員のような微温湯に浸かりきった奴等の腐敗を切り取れば主題も活きたはずなのです。本作が素晴らしい反面、膨らみに欠けるのはそのためなのです。
リドリーの次回作には数本の監督作と、制作のみに至っては驚くほどの作品が控えてます。クリント・イーストウッド94歳が頑張っている以上。まだまだ期待出来、後世に大監督の称号は間違いなく、同時代に観られることを感謝しかありません。尚、IMAX版での鑑賞でしたがスクリーンの天地が拡がらないタイプで残念でした。このタイプ、ホント損した気分なんですね。
デンゼルワシントン見たさに
喜劇でも悲劇でもなく、アイロニーもない。 あるのはスペクタルな映像のみ。
アカデミー賞作品賞を受賞したラッセル・クロウ主演映画「グラディエーター(2000年公開)」の同じ監督による四半世紀後の続編。
前作と同様、スケールの大きな作品となっている。
ローマ世界の作り込みと画面いっぱいに広がる迫力ある映像がこの映画の要素。
そこはとても惹き込まれる。
ただ、それがほぼ全ての要素という感じではあった。
確かに四半世紀の映像の進化はあった。
しかし、それが全部?
デンゼル・ワシントン演じるキャラクターが味方側なのか、敵側なのかというところを除くと、物語としての面白さというのは、とても淡白な印象があった。
喜劇でも悲劇でもなく、アイロニーもない。
あるのはスペクタルな映像のみ。
ちょっと味気ない感じはした。
完璧な続編
呆気なさが勝り、観た後に熱き情熱が沸き起こらなかった。
どうも世間の選挙結果が気になるこの頃。
問題あって辞めても不死鳥の如く蘇る。
I'll be back!! 正しくタ-ミネ-タ-。
ばつが悪い人 続出しそうだね。
それを踏まえて今日は「グラディエーターII 英雄を呼ぶ声」観たのよ。
2000年グラディエーター公開作の正当な続編らしい。
前作はアカデミ-賞 作品賞受賞でしたね。
--------展開
今作、前作に引き続き 混沌とした腐敗政治の世の中で
マキシマスの隠された息子ルシアス・ヴェルス(ハンノ)の活躍を描く。
母ルッシラの計らいで コンモドゥスが討たれた後、権力闘争に巻き込まれるのを避けるため、ローマから亡命。後にローマ軍の侵攻の戦いで妻を失い自分は捕虜となり剣闘士の道へ。
母と再会するが激しく罵る息子。自分が何故ここに来たのか その運命に答えるべく父マキシマスの輝かしい功績を知る。
一目見てもアフォ丸出しな ゲタとカラカラ(兄弟共同皇帝)の二人。
コレら皇帝や元老院を利用しローマ支配を企む悪い奴 マクリヌス(役:デンゼル・ワシントンさん)の動向に目が離せない。
果たして、狂ったロ-マに秩序或る世界をルシアスは導くことが出来るか~
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まぁ、CG使いまくりですが 海戦、城壁への猛攻など見せ場は良かった。
中々のアクションだったと思います。
コロッセオでのグラディエーターとしての戦いも楽しんで観れましたよ。
中でも船での戦い。コロッセオに水引いて船浮かべて、落ちたらサメの餌食。
なんちゅう場面。ありえんと思ったが、調べたらそう言う想定の作りが有ったそうでちゃんと船上決戦出来るんですね。
謀反を企てた罪で、マルクスと母が捉えられ、トドメを刺さなかった息子ルシアスに代わり 騎兵からマルクスは数本の矢に打たれて死ぬ。
混沌とした展開に続き、アフォ丸出し兄弟2人が マクリヌスによって暗殺。
そして最愛の母もコイツの放った矢で殺される。
共同皇帝の思想がも一つ馴染めないのと
二人のおバカキャラが、 だよね~感を醸し出していて
普通に暗殺がさっさとされると思うね。
なんや 結局、マクリヌスと ルシアスの一騎打ち~じゃん。
想定内の展開でしたね。
川で最終決戦。 アッサリ気味で片が付く! チャンチャン!!
めでたく ルシアス・ヴェルス(役: ポール・メスカルさん)の支配する正しき秩序が取り戻されるって展開で 終わる。
う~ん。なんか見応えはソコソコ有ったのだが
結果へ導く為の展開があんまり感動しなかったかも。
アッツイ込み上げる 怒りが沸いてこなかったかな。
そこが残念でした。
興味ある方は
どうぞ 劇場へ!
前回と同じ内容という馬鹿げた批判
リドリー・スコットの反骨精神が輝いた傑作。前回と同じ境遇の主人公が奴隷となり、ローマを是正する物語。これだけ見れば確かに前作と同じだ。しかし、それをつまらないと断定してしまうのは自身のミニマム脳みそと節穴アイをメガホンで吹聴しているようなものだ。
本作は前回と同様の設定にすることでその違いを明確にさせている。その違いとはなにか。前作は「個と個」「善と悪」という単純なぶつかり合いだったが、本作では人間たちの私利私欲が複雑に絡む「戦争」をテーマにしている。唐突に戦争がテーマだと伝えてしまえば、片意地張って観てしまうが、アクション性をふんだんに取り込み、前作と同様の設定にすることで分かりやすくその内政的恐怖を観客に伝えている。この説明を聴けば、より裏でローマを支配しようとするマクリヌス、デンゼル・ワシントンの怪演の凄まじさがわかるだろう。それでもこの映画が「二番煎じ」というならば、一生マスメディアに騙され続け戦争の奴隷になってしまえば良いとさえ思う。ちなみに私はお茶なら二番煎じが一番好きだ。そして御年90歳近いリドリーの茶目っ気も健在である。
「とりあえず戦争テーマにしたらバカはわからねーし興味もたねーからやつらが大好きなサメでも入れて興奮させておけば良いだろ。」という、半ば投げやりなブラックジョークがこの映画の最大の"笑点"である。
SHARK
前作から四半世紀の時を経ての続編というとんでもスケールの今作。前作を予習してから向かいました。
前作からがっつり繋がっている作品なので、主人公のルシアス含め前作から成長した人物、血筋の人物が登場してくるのも事前に観ておいて良かったなーと思いました。
というか形式的には前作の流れに沿いつつ、時代の変化だったりで描くものを増やしたという感じなので前作からの壮大な変化はあまりでしたが、前作との比較がしやすいという点では良かったです。
戦闘シーンはどこを取っても鮮明に覚えているくらい激しいもので楽しかったです。
最初の襲撃での陸対海での攻防での爆発合戦は最高で、最初は爆弾を飛ばしあって相手の地形or船を壊しまくって、接近戦になってきたら弓で撃ち抜きまくって、そのまま近接戦闘で切りまくり落としまくりととにかく血で血を洗うシーンが続いて凄かったです。
コロッセオでの強化ヒヒが喉を食いちぎったり、グラディエーターたちの体をぐちゃぐちゃにしていく中で、ルシアスは抗いに抗いまくってヒヒと対峙していくもんですから否が応でもテンションが上がっていきます。
サイと共にやってくる相手に牽制を仕掛けたりする中で、仲間はがっつり角で貫かれたりする絵面はインパクトがありましたし、サイをうまいこと誘導してタイマンへ持ち込む流れだったりは立ち上がりそうになりました。
コロッセオを水浸しにして、そこに船とサメを放出するというもうスタンディングオーベーションものな絵面を見せていただいて感謝でしたし、ただの舞台装置に成り下がらずに落ちたら即死というトラップになっていたのも最高でした。
サメも食欲旺盛で落ちたら個々で食らいに行ってくれるので優等生でした。
デンゼル・ワシントンの好演が光りまくっていたマクリヌスの存在感は抜群で、ルシアスを食う勢いでした。
怪しそうな雰囲気を最初から醸し出しつつも、時より見せる優しさについ騙されそう、というか騙されていた気がします。
敵サイドの双子皇子の雑魚感は秀逸でした。
発言の一つ一つに重さがなく、その場しのぎのフィーリングで生きているかのようだったのがリアルでその薄さがルシアスやマクリヌスの存在感を際立たせてくれていました。
最終的にはとんでもないレベルの戦闘シーンが観れるのかなと思ったらルシアスvsマクリヌスのタイマン勝負なのでちょっと期待しすぎたなと思いました。
もちろんタイマン勝負は見応えありましたし、そこからあげる雄叫びなんかはゾクっとしました。
重厚な娯楽作で大スクリーンで楽しめて良かったです。
戦闘詰め込みまくり欲張りセットでお目目大満足なのでぜひ1作目と合わせてどうぞ。
鑑賞日 11/16
鑑賞時間 11:00〜13:40
座席 I-14
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