劇場公開日 2024年11月15日

グラディエーターII 英雄を呼ぶ声のレビュー・感想・評価

全407件中、221~240件目を表示

3.5お金は掛かってますね。

2024年11月19日
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前作はとても面白かったってのを覚えてます。けど細かい内容はほぼ忘れてました。そりゃ20年以上前だしね〜。

で、今回の映画は続編になるので見る前に見直すべきだって言ってる人がいたけど、ちょっと長いから見ずに行きました。

だからなのかな?前作のような面白さは感じませんでした。
なんかね、内容がね、良くないんですよ。闘技場が海になるって何やねんって感じ。

何で今になって続編を作ったのかな?

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MACKY

3.5リドリー・スコット監督万歳

2024年11月19日
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楽しい

単純

興奮

話がチャチくて重みがないのは脚本のせいですかね。最近、日本もアメリカも古い時代背景の重厚な映画を全然作ってくれないので(お金が掛かるのにヒットしないから?)、そんな映画に飢えていた自分には観たいと思わせてくれた映画でした。
ちょっと話が嘘臭過ぎないかとは思いましたが(格闘場の舟戦は大迫力でしたが、絶対にサメなんか入れてなかったでしょうね)、どこがセットでどこがCGかわからない古代ローマの映像は圧巻でした。主演のポール・メスカルは確かにラッセル・クロウの息子と言われても違和感ないなと思っていましたが、髭がないと似てないですね(笑)
しかし、何よりおん歳86才のリドリー・スコット監督の精力的なこと。(普通はかつての名匠でも、年を取るとだんだん作品を撮らなくなりますよね) 40年以上も前の「エイリアン」や「ブレードランナー」は大好きな作品ですが、その監督が未だにこんな大作の監督をされているとは、尊敬しかありません。

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グッチ

4.0「私たちが人生で行うことは、永遠に響き渡る」

2024年11月19日
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亡き偉大な父に投げかける最後の言葉は分かるなぁ〜。

1のほうが圧倒的に良かったけど、1のパートも要所要所で引き継いでいたし、海戦のシーンは予告見た時から楽しみにしていて楽しめた!

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Daichi Kitakata

4.0ワンを観てないけど面白かった!

2024年11月18日
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興奮

一言で言うと闘い!
戦争から始り 剣闘士 …。
ある意味色んな闘いが見れた映画
闘いシーンが、沢山あるので飽きずに観れた
今と違って昔は、こんなにも残酷なのか!
とも思った 確かに日本も処刑や殺し合いはエグさは同じだなと…
これがリアルな闘いなのかもしれない

ワンも見てみようと思う作品でした

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えびぷり

5.0楽しみにしていた作品に大満足

2024年11月18日
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泣ける

興奮

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あすパパ

2.0「スター・ウォーズ」続三部作(7・8・9)みたいな陳腐な続きを観ている気分🤣👎

2024年11月18日
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鑑賞方法:映画館

前作「グラディエーター」が公開されて四半世紀ぶりの昨日、U-NEXTで見直して改めて涙したばかりの今日此の頃でしたが、月曜日にも関わらず感動の余韻を胸に仕事帰りに映画館へ直行💨
冒頭の船団を率いて北アフリカに攻め込むアカシウス将軍はすこぶるカッコ良かった😁👍要塞に乗り込んでからの勇猛果敢な闘い方も様になっている✨️⚔️✨️
しかし嗚呼ルシアス、君はマキシマス将軍の息子だったんだね!だけども大人になった君には華が無いねぇ😂👎
何か登場人物の誰にも感情移入が出来なかった💦
唯一、ゲタとカラカラのバカ兄弟共同皇帝はビジュアル的に面白かったけれど、ローマ時代って奴隷上りのアフリカ人でも執政官や皇帝になれるものなのか不思議でした。
物語は前作と同じ事の繰り返しで、なんの為に続編作る必要があったのでしょうか?まるで新シリーズの「スター・ウォーズ」みたい💦
「ブレードランナー」「エイリアン」をこの世に送り出した偉大なるリドリー・スコット監督が大好きなのと、前作に敬意を込めて甘口点数にさせていただきました😎🎥

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黒黒

3.5映画館で観るべき作品

2024年11月18日
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鑑賞方法:映画館

ローマ軍による侵略戦争、闘技場での闘い、海上を模した会場で船同士のぶつかり合いなど、様々な闘いが描かれ、どれも流石の迫力。大きいスクリーンと大きい音で体感するべき作品です。
正直、個人的にはストーリーラインに特に感情は動かず。ハノンの気持ちが動くタイミングなど唐突に感じる部分も多く、そこまでノリきれませんでした。
そんな中で、虎視眈々と己の欲と目的を果たしていくマクリヌスは不気味な存在として印象に残り、本作の影の主人公といっても過言ではないと思います。
戦闘シーン以外の画造りも素晴らしく、見応えがありました。

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まだまだぼのぼの

4.0地味だけど良い

2024年11月18日
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興奮

ポール・メスカルはまだ駆け出しでと言ったら失礼だが日本ではあまりメジャーじゃなく
見た目も華がないけどポスターでのビジュアルよりも動きのある映像や演技でぐっとひきつけられるほど、いい意味で裏切られました。異人たちで演じた青年とはまるで別人。
今回の作品でファンになりました。

デンゼル・ワシントン、お久しぶりでしたがこんなヒールも淡々と演じられるなんてびっくりしました。

そのほか、アカシウスやゲタ、カラカラを演じた役者さんもこれからマーベルとかの話題作に出演とこれからぐっと知名度を上げてきそうな人たちで何年か経ったらのちのち豪華なキャストだったねと言われそうな作品でありました。

コニー・ニールセンは若い、全然老けてない。この人がこのビジュアルを維持できたのがこの映画最大の功績かも。

偉大な前作と比較される宿命を持った映画でしたが、個人的には2時間半飽きずに鑑賞できました。なんならもう一回見てもよいかもと思うくらい。
前作に思い入れのある人はどうしてもですが、完全に忘れてる人や見てない人の方がより楽しめるかも。

この時代に黒人がとかリアリティを求める時代ではないのですが、サルモンスターやサメのくだりはもっと違う演出で見たかったので★ひとつだけ減らしました。

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m

4.5史実と創作の見事な融合

2024年11月18日
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リドリースコット監督のグラディエーターの24年振りの続編。主演俳優にラッセルクローほどのスター性はないがデンゼルワシントン演ずる奴隷商人が本作では異彩を放っている。
主人公を哲人皇帝マルクスアウエリアスの孫(娘と前作の主人公マキシマスの息子という設定。カラカラ帝とゲタ帝の双子の暴君の時代設定で史実と創作をうまく使っている。戦闘シーンはさすがの迫力。

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オーさん

3.0死の価値

2024年11月18日
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悲しい

怖い

昔は、殺すことに抵抗がなかったのかな。
現代では、難しい考えと思う。

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いつも6

3.5映像は素晴らしいが

2024年11月18日
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何かが足りない
真剣味?命懸けの緊迫感??

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mos-a

4.5これはこれで良し

2024年11月18日
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泣ける

楽しい

興奮

前作が偉大でしたので

どうかなと思ってましたが

どっぷりと

ローマ時代を堪能させて頂きました。

ちょっと無理矢理感はありましけども

最後に一言

絶対に

この時代には

生きていけないなと

2を観て

更に思いました。

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れいん 【観る前にレビューは見ない派】

4.0さすがの超大作ですが綻びもあり惜しい

2024年11月18日
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怖い

興奮

知的

 御年86歳の超巨匠監督サー・リドリー・スコットのエネルギーにはほとほと感服しかない。前作「ナポレオン」の凄まじい超大作に続けてのまたまた超大作、なにしろ劇中のメイン舞台であるコロッセオのオープンセットを実際に建設してしまっての撮影なんて、御大でなければ出来ぬ算段。日本円にして300億円程の予算を任せられるわけで、肝っ玉も相当にデカく無ければ到底無理。アカデミー監督賞ノミネート3回、ゴールデングローブ賞監督賞ノミネート 4回、を誇りながらいまだ受賞叶わず。さていよいよもっての本作で受賞は叶うか?・・・残念ながらちょいと無理かな。

 前作から20年後の設定(映画自体は24年後)、若き賢者が北アフリカの国土を攻め込まれ、捕虜(奴隷)としてローマに運ばれ、めっぽう強いことから時の悪政の陰謀に巻き込まれ、やがて自らの出目に目覚め、ローマ帝国を再興へ導くお話。これが流石の第一級監督・リドリーで、殆どを戦闘場面で紡いでゆく、流れが停滞する会話シーンは最小限に留め、効率よく躍動する画面で構築してゆく。その壮大かつダイナミックなこと、大局の趨勢と個々の兵士の戦いをバランスよく織り交ぜる。剣が胸を貫き、腕が切れ、頭がちょん切れる、相当にエグイ描写の微細も丁寧に描く。

 白矢をたてられたのがアイルランド出身の若手有望株のポール・メスカル。まだ28歳ながら「aftersun/アフターサン」2022年で第95回アカデミー主演男優賞にノミネートされた演技力の持ち主。続いての「異人たち」2023年と続けてゲイの役のせいか、繊細な雰囲気の印象が強く、本作に出演の情報に驚き、多分前作でアカデミー助演男優賞ノミネートされたホアキン・フェニックスの後継のような役だろうと思ってました。が、なんとバリバリの剣闘士役、前作のラッセル・クロウ扮するマキシマスの息子役とは驚いた。バキバキの肉体にボリュームアップし、髭面で、しかし優し気な目が単なるマッチョでない事を匂わす。ただ、巻頭からいきなりの強者で、より大柄な体格を有する他の奴隷のなかでもやたら強い、主役だから当たり前とは言え、観客に説得力がないのが惜しい。

 対するローマの大将軍・マルクス・アカシウスに扮したペドロ・パスカルが男臭い魅力を振りまき偉丈夫として本作を支える。美しい妻ルッシラとともにローマの行く末を案ずる硬軟の演じ分けも惚れ惚れですね。米国では男性の魅力ふんぷんでセクシー男優として大人気とか。しげしげ本作観てましたら思い当たりました。60年代の大スターであったバート・レイノルズに印象がそっくりだと。彼も逞しい肉体にヒゲが似合うタフガイとして一世を風靡したわけで、本作以降もぞくぞく映画に出演のペドロです。

 そして本作の大御所が奴隷商人マクリヌスに扮したデンゼル・ワシントンで、作品に箔を与えるポジションでしょう。超大作にはそれ相応の重鎮役者が必要なのです。逆に重鎮が出演することによって、出資者も集まりスタジオも安堵するわけです。ポールとペドロだけでは現実問題まだ無理なのですね。とは言え、冒頭にリドリーの監督賞は厳しいと触れた根拠がこの役にあると考えます。現状の腐敗政治を是とするのか否とするのか、甚だ中途半端。この男に主人公の運命を委ねるのですから、彼のスタンスは明確に改革派でなければならず、反皇帝派となれば映画としてのベクトルも明確となるはず。にも関わらず。何考えてるの? 双子の皇帝殺害場面、突然デンゼルが「イコライザー」での当たり役ロバート・マッコールになってしまう! ことにも馬鹿カラカラ皇帝の殺害では大きめの釘を耳から挿入なんて瞬殺を披露する。なんてことないマクリヌス自身の権力欲しかなかったわけで。なにもデンゼルは例によって冷静沈着な演技で素晴らしいものの。キーマン設定が作品を盛り下げてしまっているのです。

 腐敗皇帝に扮したジョセフ・クインは本年の「クワイエット・プレイス:DAY 1」の心優しき青年役だった人で、双子の弟でまだ良識あるゲタ皇帝役。対するカラカラ皇帝役のフレッド・ヘッキンジャーはまるで存じ上げず、役の雰囲気は前作のホアキン・フェニックスに通ずる白塗り狂気役ですが、あまりに馬鹿が前面に出て、うんざりさせられる。

 この他、脇役との絡みもあるものの、さして本流に影響を及ぼさないのも本作があと一歩に留まる原因。奴隷管理のヴィゴや医療班のようなラヴィ、にもう一押しのシーンがあれば、そしてグラックス議員のような微温湯に浸かりきった奴等の腐敗を切り取れば主題も活きたはずなのです。本作が素晴らしい反面、膨らみに欠けるのはそのためなのです。

 リドリーの次回作には数本の監督作と、制作のみに至っては驚くほどの作品が控えてます。クリント・イーストウッド94歳が頑張っている以上。まだまだ期待出来、後世に大監督の称号は間違いなく、同時代に観られることを感謝しかありません。尚、IMAX版での鑑賞でしたがスクリーンの天地が拡がらないタイプで残念でした。このタイプ、ホント損した気分なんですね。

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クニオ

4.0デンゼルワシントン見たさに

2024年11月18日
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お話はおもしろかったけど、主役のルシウスが魅力的ではなかった。他のグラディエーター達と並んだ時も小さかった。キャラが立ってない。
それに比べて
デンゼルワシントンは何をやってもカッコいいなぁ…目付きが良いよなあ。歩く姿も良かった。悪い役も素敵。
善悪なんて時代や立場やいろんな見方で変わってくるから。
前のラッセルクロウ、若かったなあ

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花

3.5血が苦手なので時々予想して手で顔をおおう。

2024年11月18日
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アカデミー賞ということで(字幕)
観に行きました。
決闘シーンが多くて、退屈させない展開でした。

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まざち

3.0喜劇でも悲劇でもなく、アイロニーもない。 あるのはスペクタルな映像のみ。

2024年11月18日
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アカデミー賞作品賞を受賞したラッセル・クロウ主演映画「グラディエーター(2000年公開)」の同じ監督による四半世紀後の続編。
前作と同様、スケールの大きな作品となっている。
ローマ世界の作り込みと画面いっぱいに広がる迫力ある映像がこの映画の要素。
そこはとても惹き込まれる。
ただ、それがほぼ全ての要素という感じではあった。
確かに四半世紀の映像の進化はあった。
しかし、それが全部?
デンゼル・ワシントン演じるキャラクターが味方側なのか、敵側なのかというところを除くと、物語としての面白さというのは、とても淡白な印象があった。
喜劇でも悲劇でもなく、アイロニーもない。
あるのはスペクタルな映像のみ。
ちょっと味気ない感じはした。

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八べえ

4.0完璧な続編

2024年11月18日
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2時間半楽しめました
スケールアップしたローマの街風景
パワーアップしたアクション
前作に比べて制作費かなりのパワーアップ
でしょうね
アクションシーンは最初の海戦から
なんか凶暴化した猿 サイ🦏
まさかの人喰い鮫🦈
観てても飽きないアクション最高
でした
少し話の内容がややこしいけど
全体的まとまっていました
残念な所は音楽で1作目の音楽が好きで
出来れば2作目もハンスジマー全編で
やって欲しかった

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マツサキ

3.5呆気なさが勝り、観た後に熱き情熱が沸き起こらなかった。

2024年11月18日
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楽しい

興奮

幸せ

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The silk sky

4.0前回と同じ内容という馬鹿げた批判

2024年11月18日
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泣ける

楽しい

知的

リドリー・スコットの反骨精神が輝いた傑作。前回と同じ境遇の主人公が奴隷となり、ローマを是正する物語。これだけ見れば確かに前作と同じだ。しかし、それをつまらないと断定してしまうのは自身のミニマム脳みそと節穴アイをメガホンで吹聴しているようなものだ。
本作は前回と同様の設定にすることでその違いを明確にさせている。その違いとはなにか。前作は「個と個」「善と悪」という単純なぶつかり合いだったが、本作では人間たちの私利私欲が複雑に絡む「戦争」をテーマにしている。唐突に戦争がテーマだと伝えてしまえば、片意地張って観てしまうが、アクション性をふんだんに取り込み、前作と同様の設定にすることで分かりやすくその内政的恐怖を観客に伝えている。この説明を聴けば、より裏でローマを支配しようとするマクリヌス、デンゼル・ワシントンの怪演の凄まじさがわかるだろう。それでもこの映画が「二番煎じ」というならば、一生マスメディアに騙され続け戦争の奴隷になってしまえば良いとさえ思う。ちなみに私はお茶なら二番煎じが一番好きだ。そして御年90歳近いリドリーの茶目っ気も健在である。
「とりあえず戦争テーマにしたらバカはわからねーし興味もたねーからやつらが大好きなサメでも入れて興奮させておけば良いだろ。」という、半ば投げやりなブラックジョークがこの映画の最大の"笑点"である。

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SHIMI

4.0SHARK

2024年11月18日
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ブレミン