グラディエーターII 英雄を呼ぶ声のレビュー・感想・評価
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王道ながらも見応え抜群
古代ローマ、コロシアム、普段みることが一切ないため一気に現実離れできますが、実際にあった恐ろしい出来事でもある大変野蛮な話です。
ヒヒ、サイ、サメ(細い犬、トラ)色んな動物がでてバトルするところなんかも見応えたっぷり。
闘技場に水がでるところがあり、プールになっててサメ🦈が放たれるところに製作者の遊びを感じますw
(あとで調べると実際に水が張られていて海戦していたそうで驚き)
野蛮すぎて怖すぎますけど、王道のストーリー展開のため難しくはないのでその点は安心してみれます。凄まじいアクション、細部まで描かれた古代ローマの世界に没頭できおもしろかったです。
予告の時は全然見る気なかったですが、時間帯が予定と合ったのと、エイリアンの監督リドリー・スコットとのことで、何も知らずよくわからないがなんか面白そう!と思ってみましたけど、みてよかったです。
⚔️🦏
古代ローマ帝国が舞台の作品を見るのは初めてでした。映画館でみれてよかったです。
前作の方が良いというレビューがたくさんあるので今度見てみようと思います。
(よくみたらIIって書いてある…)
黒幕は。
私は好きでした!
めったに見られない圧巻のスペクタクル史劇
絶対にIMAXで観てほしい、でも傑作1作目の壁って本当に高いのですね
「ベンハー」の闘技場や海戦のシーンを初めて観た時の衝撃を思い出す素晴らしい映像美と迫力、それはもう間違いないし「グラディエーター1」や「ナポレオン」を凌ぐスケール感もスピード感も凄いのだけど、何だろうこの何か残念な感じは?期待値が余りに高すぎたかなぁ。
1との繋がりを無理矢理に作りすぎた感満載の脚本のせい?うーん、それもあるけど私にとって決定的だったのは多分主役のカリスマ性の違いだと思う。マキシマスとハンノの差かしら。ポール・メスカルは良い役者さんだと思うけど、ラッセル・クロウが「男」としての存在感があり過ぎたのよね。そこの部分を御大デンゼル・ワシントン(演じたマクリヌスは史実ではまんまと皇帝に成り仰せた稀代の姦物)にかなり喰われちゃったかなぁ。
あとカラカラとゲタの兄弟皇帝がアホ過ぎて気持ち悪いだけなのがバツ。。暴君というよりただの脳までやられた重症のヤク中みたい。前作のホアキン・フェニックス演じたコモドゥス帝は闇と狂気が次第に募って自滅していく様がとても良かったけれど。。
と、色々難点を書いたけれど、でも絶対に観た方がいいです、それもIMAXで。というかこの素晴らしいスケール感と映像美を堪能するにはIMAXじゃ無いと凄く勿体無い感じ、十中八九アカデミー美術賞と視覚効果賞は取ると思います。それぐらいに映像的には文句無しの素晴らしさ、SFやファンタジーものとは一線を画す歴史スペクタクル、正にハリウッド大作映画の醍醐味というものです。
史実との対比でも前作のアウレリウス帝の時代くらいでローマは盛りを過ぎ、カラカラ帝の時代辺りから急速に下り坂になって行く様が、ストーリー自体や貧困者が道端に増えて汚らしくなったローマの街の様子にもよく描かれていて、歴史なんて知らない大半の観客にもすぐ直感的に伝わる表現は良かったです。
あと、個人的にはルッシラ役のコニー・ニールセンさん、白人女優さんって急速な劣化が残念な人が多いのだけど、24年経って59歳になっても殆ど変わらず美しいままだったのと、深みを増した大人の抑えた演技だったのがとっても好印象でした。
実は未だに前作を観ていない なので、評価的なものは書けない気がする...
リドリー・スコットという監督
リドリー・スコット監督作品なので鑑賞。前作も観てます。個人的には、この無冠のベテラン監督に、アカデミー作品賞か監督賞をなんとか取ってほしい。ほしいのだけど、今回は(も?)難しいかな。トレイラーを観て、往年の”ハリウッド超大作”みたいな感じで、期待していただけに少し残念。
「ナポレオン」もそうだったが、CGではなく人を使ったリアリティは良いのだけれど、リアルに寄せ過ぎると、壮大さや深みなどが失われるように思う。あのセットや衣装、多数のエキストラなどは凄いし、確かに迫力を作り出してはいるけれど、この手の映画に求める壮大な歴史絵巻のような感覚は薄かった。画面としては悪くはないのだけれど、なんだか物足りない。
時代考証的には嘘でも、何十万人の軍隊とか群衆など、普段見れない巨大な人の営みが眼前に広がるのが、歴史映画のワクワク感を作る。たとえ映像が陳腐でも、結構脳内補完されるので、昔のハリウッド映画の、今見ると?なところがあるような画面でも、圧倒されるのだ。大河ドラマにも同じ罠にはまるケースがあるが、リアルとエンタメのバランスはなかなか難しいのだろうけれど。
ついでに言えば、人物への感情移入がしにくく感じた。テンポ、脚本、演者などが所々チグハグというか、描写が薄いというか、終盤に向けた盛り上がりに水を差していたように感じる。そういうのもこの監督の色だと言えばそうなのだけど。
あと、個人的にはパワー対決のような肉弾系バトルは好みなので、もう少しそうしたシーンが欲しかったかな。
いろいろあれど、作品としてはなかなかの仕上がり。少し長めだが、最後までダレずに観れた。
だいぶお歳を召していらっしゃるし、好きな監督なので、賞レースにてなんとか評価されてほしいものです。
期待し過ぎました。
ド正直な裏切りと弱肉強食の連続!
もっとひねって主人公の人柄に惹かれて
仲間を増やし王子としての力(魅力)を出して
他のグラディエーターや民衆を引き連れて欲しかった。
上映時間の中で挿し込める所は何ヶ所も有りましたし、脚本次第でどうにでもなったと思います。
反戦メッセージ?
それは私の宿命じゃない
こないだ鑑賞してきました🎬
グラディエーターの24年ぶりの続編ですね。
ルシアスを演じるのはポール・メスカル🙂
前作の主人公マキシマスの息子というのは恐らく後付け…いえ野暮でした。
序盤で最愛の妻アリセットを失い、失意にくれる彼は、奇しくも父親と同じ剣闘士として生きることに。
やはりマキシマスの血を色濃く受け継いだようで、すぐさま剣闘士たちのリーダー的存在になります😀
彼がどんな行動をとっていくのか…目が離せません🫡
悲劇でやさぐれつつも、心まで腐ってはいない男を目と表情で体現しているポール・メスカルには感じ入ります。
アカシウス将軍にはペドロ・パスカル🙂
優秀な将軍でありながら民を思う気持ちもあり、戦争の捕虜には「敗者に哀れみを」という心情を持つまともな彼。
戦争が好きなわけではなく、妻との休暇を皇帝に願い出る面も。
役柄上、しかめっ面が多いですが混迷の時代にあって数少ない信念を持つ男をペドロ・パスカルがきっちり演じます😀
ローマの双子皇帝、ゲタとカラカラにはジョセフ・クインとフレッド・ヘッキンジャー🙂
どうしようもないボンクラ皇帝を、とても憎たらしく演じた2人もまた、作品を彩ってくれました🤔
そしてルッシラには引き続きコニー・ニールセン🙂
前作から24年経ちますが、あんまり変わってないですね😳
年相応な部分もありますが、皇族の気品は今作でも健在🙂
登場シーンはちょっと驚きでした😀
マクリヌスにはデンゼル・ワシントン🙂
彼がしょぼい役をやるはずがないので、ストーリーにも深く関わってきます🤔
時折見せる表情には抜け目ない鋭さがあり、野心が見え隠れします。
彼は前作のプロキシモ的な立ち位置なのか、それとも…❓
デンゼル・ワシントンは目で訴える力に優れた俳優さんですよね🤔
相変わらず戦闘シーンは圧巻でした👍
リドリー監督はもういい歳なのですが、これだけの大作を撮るエネルギーはどこから来るのか、感服します🫡
ラストへの持っていき方も王道的ながら、盛り上がりますね👍
また、海外ドラマ「スパルタカス」に出演していたピーター・メンサーの姿が観れたのは、嬉しいポイントでした😁
監督らしい壮大な歴史スペクタクルで、前作が好きな方もシリーズ初見の方もどちらも楽しめるはずですよ😀
ローマに命をかけた男たちの生き様を、是非映画館で体感してもらえたらと思います🎬
剣闘士を中心とした壮大な物語
古代ローマ帝国の剣闘士「グラディエーター」。
主に捕虜として連れて来られたが者が時に猛獣と、時に罪人と命を懸けて戦い
勝ち続ければ願いが聞き届けられ自由を与えられると言われている。
ローマ帝国に敗れた国から捕虜として連れて来られたルシアスはグラディエーターとして熾烈な闘いを強いられるが、彼の過去にはある秘密が――
アカデミー賞を受賞した『グラディエーター(2000年)』の続編。
古代ローマ帝国の戦闘を描いた合戦シーンは大迫力で圧巻。
ルシアスの過去の秘密から彼は大きな陰謀に巻き込まれていく。
実在のローマ帝国の暴君カラカラをはじめとしたローマ帝国の腐敗と政争の渦に巻き込まれていくルシアスを中心に描かれるストーリーはなかなかに壮大。
グラディエーターの戦闘シーンもかなり多彩で飽きさせない。
これぞ巨匠リドリー・スコット監督という作品を堪能できました♪
老いたり、リドリー・スコット
映画館で見たい作品
いやー良い続編でしたね。
…まぁ正直前作ほとんど覚えてないんだけど、前過ぎて。
ただそれでも凄く面白かった。
ストーリーは王道ではあるが、途中からの気分の上がり方が半端ないですね。
加えてそれぞれの配役が素晴らしい。
特に王役の二人。クズみたいなやつなんだけど、見ててイラっとするクズっぷり。それが良い。後はデンゼルワシントンがまた良い味出してる。
戦闘シーンも迫力があり、是非映画館で見て欲しいですね。
終わり方としてはスッキリとまではいかないまでも綺麗には終わったかな。
流石にこれで続編は無いと思うけど、見て良かったな。
「群馬高崎へ」
勧善懲悪が大好きな自分には真の統一凶悪がぼけてしまったのが映画のインパクトの薄さか?
前作が偉大過ぎた
劇場で観て正解。
自分はあんまり歴史に興味がない。
だって、後で、その時々の権力者が、自分の都合のいいように塗り替えそうじゃない。
実際、この国なんて数ヶ月前の事さえ、大量のデマで捻じ曲げちゃうじゃない。
で、そんな自分が『グラディエーターⅡ』を観に行ったのは、たまたま読んだ枝来静也のローマ時代の拳闘士を主人公にしたマンガ『拳闘暗黒伝 セスタス』が面白かったのと、町山智浩の『ブレードランナーの未来世紀』という書籍の文庫版あとがきで、監督のリドリー・スコットがあの年齢でクラブ・マガというイスラエルの戦闘術を習っていると知ったのと、予告編が面白そうだったから。
観賞当日は体調が優れず、劇場に行くのを止めようかとも思ったけど、結果、観て来て良かった。
冒頭から凝った映像。
そして、すぐに大スペクタクル。
脚本も無駄がないし、演出も意外と細かい。
とにかくローマの街とか群集とか、どこまでセットで、どこまでCGかわかんないけど凄い。
もうちょっとカタルシスが欲しかったけど、もう何十年も大作を作り続けてるリドリー・スコットに脱帽です。
当たりも外れもあったけど、これは当たりでしょ。
作中、本来、ローマが目指すべき国の理念が何度も語られてて、弱き者に手を差し伸べる国みたいな事を言ってたけど、本当、その通りなのに貧しい人々を放ったらかして、侵略戦争したり、殺し合いを見物して熱狂するような国になっちゃう。
現代の日本だって地震や水害に遭った人々そのままに、万博の準備なんかしてる。
格差はどんどん拡がってる。
取り返しがつかなくなる前に、良い方に変えていかないと。
ね。
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