劇場公開日 2024年11月15日

  • 予告編を見る

「懐古主義には理解できないような、圧巻の叙事詩。」グラディエーターII 英雄を呼ぶ声 ガッキーさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5懐古主義には理解できないような、圧巻の叙事詩。

2025年6月6日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

興奮

驚く

やたらと前作の方が良かった、という不満が目立つが、気持ちは分からんでもないが、
はっきり言ってただの懐古主義でしかないだろう。
あまつさえ、作らない方が良かったなどど妄言まである始末だ。

古代ローマを舞台に、皇帝の後継者争いの陰謀に巻き込まれ、剣闘士(グラディエーター)として苛烈な戦いに身を投じる男の姿を描いたスペクタクルアクション、
アカデミー賞を受賞したあの名作「グラディエーター」の、なんと24年ぶりとなる続編。
監督も同じく、リドリー・スコットなのだから魂消る(御歳 86歳‼︎)
(ちなみにコニー・ニールセンも続投している)

「トップガン」、「ビートルジュース」など、ここ近年は、数十年ぶりの続編の映画作品が多いが、まさか「グラディエーター」の続編まで作られるとは思わなかった。
ちなみに24年ぶりとなる続編である。リドリー・スコット監督も続投で驚きだ(コニー・ニールセンも)。

確かに告白すると、個人的には若干、鼻白みながら鑑賞したが、もう開始10分での戦争映画さながらのど迫力から、ラストまで延々と圧倒されっぱなしだった。
途中、もはや怪獣映画のような激闘シーンも最高だった。

前作が名作なのは当然としても、はっきり言って、断然この2の方が面白かった。

147分という長尺だが、
クラクラするほどの熱量には、観終わって疲労感を覚えるほど、没入してしまった。

どうして、これほどの大傑作を劇場で見なかったのか、半年以内の自分を殴り飛ばしてやりたいほどだ。

ガッキー
PR U-NEXTで本編を観る