「あの大きな舟はどっから入れた?」グラディエーターII 英雄を呼ぶ声 オプンチアさんの映画レビュー(感想・評価)
あの大きな舟はどっから入れた?
大量の海水は?鮫の生け捕りは?どうやって運ぶ?蓮の花の下を泳いでたのは鯉?
突っ込み処満載で、前作を懐かしがる鑑賞者も多いのでは。
確かにラッセル・クロウには剣闘士の埃臭い体臭があり、哀愁と恩讐、妻への郷愁もあった。
ただ今作、主人公のスケール感の物足りなさは、デンゼル・ワシントンが補って余りあるだろう。男優賞を取ったトレーニングデイの悪役のように、彼には“正義の味方”よりずる賢い悪党のが似合っている気がする。
気にいったのは、ラスト、城門で対峙する兵士の大軍を闘わせること無く見せるだけで終わり?後ろの方はCGかもしれないが、前列は衣裳も揃えているのに、こんな短い尺で終了の、
映画ならではの贅沢さ。
そしてパートⅢは、死んだとおもわれたデンゼル・ワシントンが奇蹟的に命を取り留め、片手を失いながらも、生前の双子皇帝から盗みとっていた“ある物”を持って、新皇帝ルシウスを追い落とすべく復讐の炎を燃やし、虎視眈々とその計画を…………
コメントする
トミーさんのコメント
2024年11月19日
共感ありがとうございます。
デンゼルがダースベイダーの如く義手で復活する様が思い浮かびます。剣闘士をどういう形で出せますかね、自分はキリスト教絡みになりそうと考えてます。
将軍が呆気なく退場してちょっと失速気味、デンゼルは暗躍し始めましたが。