ウィキッド ふたりの魔女のレビュー・感想・評価
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前日譚
圧巻のミュージカルでした
オズの魔法使いを予習して映画鑑賞しました
冒頭から出てきます
YouTubeで未公開シーンがありました
エルファバとグリンダがなぜ心を通わせたか
エルファバとフィエロの会話
エルファバとボックの会話
ライオン、カカシ、ブリキ
なぜ勇気、脳、心がないのか
腑に落ちました
本当は怖いグリム童話を思い出し、いろいろと考えさせられました
劇団四季のイメージです
映像と歌の融合
まさにミュージカルの真骨頂
チャーリーとチョコレート工場のようなキラキラ、ワクワク感、ハリー・ポッターのような魔法の世界観
主役2人の圧巻の歌唱力
エルファバとグリンダの心を通わせるシーンで涙が溢れました
ラストに向けての力強い歌!
圧倒されました
アナ雪のエルサが自己解放するシーンと重なりました
性悪説と性善説
そんな事を考えました
まさにスター・ウォーズを彷彿させる
続編、早く見たいです
傑作の舞台を超える傑作中の傑作
数ある舞台の中でWICKEDが最も好きな舞台作品ですが、今回の映画はそれを超える傑作でした。
舞台の大ファンとしては、この素晴らしい作品をこれだけ素晴らしい美術とCGによる世界観で映画化してより多くの方に届けてくださって本当にありがとうございます、という気持ちです。
舞台と映画の差分でいうと、エルファバとグリンダが初めて友情を結ぶシーンがあれだけ泣けるシーンになるとは。表情の見せ方など、映画ならではだと思いました。
またDefying Gravity終盤、舞台ではグリンダがもう少し必然感と意志をもって残っていた記憶でしたが、映画はむしろエルファバと一緒にいくことを決断しきれなかったように見え、そちらの方がリアルな人間らしく共感できるもので、個人的には映画の演出のほうが好みでした。
グリンダに共感できないという感想をいくつか見かけましたが、自分の感想としては、ミーハー感、周りに流されてしまうところ、決めきれないところなど、これ以上ないくらいリアルな人間らしく感じ、心から共感しました。舞台人として、もし女に生まれていたらグリンダを演じてみたかったと思うほどです。
エルファバの意思の強さ、必要悪として全てを引き受ける覚悟の強さにはもちろん胸打たれますが、果たして現実の自分があれほど強くあれるのか、というのは自信がないのも事実です。だからこそリアルなグリンダに感情移入してしまいます。
とにかく舞台と映画、共通の読後感として、悪に見えるものは本当に悪なのか?コインの裏表でもあり、全ては相対的なものではないのか?正義とは、正しいとは何なのか?という問いがあり、その問いかけと一貫したテーマ性は改めて本当に素晴らしいと思いました。
個人的に好きな曲が前編に固まっているため後編はどうなるかな、、と思いますが、今回のように予想もしないところで感情を揺さぶってくれるのを楽しみに、後編を待ちたいと思います。
とりあえず前編をあと2回くらい劇場に観に行きます。
「オズの魔法使い」には、こんな前日譚があったんです!
先ずはアカデミー、衣装デザイン賞と美術賞の受賞、おめでとうございます。10部門ノミネートってのもすごかったんですけどね。
話は「オズの魔法使い」の前日譚ってことなんですが、この話自体をよく覚えてない。ドロシーがオズの国に行って、ライオンとカカシとブリキのロボットと出会うってのは、覚えてるけど、そこで何があったかはちんぷんかんぷん。悪い魔女なんて出てきたっけ?
そんなだから本作品にも、それ程の興味はなかったんだけど、アカデミー賞で話題になってた事とアリアナ・グランデがメチャ可愛いってことで鑑賞に至りました。
【ネタバレ】
でも、この作品の中の彼女ってどうなんだろう。
確かに歌唱場面はメチャクチャ良かったんだけど、あの性格と言い、バカさ加減がちょっと・・・。可愛らしさよりも、高飛車な態度姑息な行動でイライラしちゃいました。
後半で若干持ち直して、良い人っぽくなったのは良かったけど。(冒頭で良い魔女として、出てくるけど、この時もちょっと抜けてる感じがしないでもない)
悪い魔女とされる緑のエルファバが、どう見ても良い人で・・・この人がなんで?って思ってたら、まさかの陰謀?
罪人として仕立て上げられ、追われるところで、パート1の終了。
本作品は、良い魔女グリンダ(アリアナ・グランデ)の回顧録みたいな形で進展します。
悪い魔女が倒されたところから、始まるんだけど、オズの国の人達の喜びようが半端ない。悪い魔女への憎しみが何故こんなに大きいのか?
今のエルファバからは、想像がつかないので、パート2でどんな風に展開するのかが楽しみになっちゃいました。
差別偏見や誤解に屈せず、自分を信じる力こそ本当の魔法
ブロードウェイの大ヒット・ミュージカル。
名作『オズの魔法使』の前日譚。
絶対に失敗出来ない二重のプレッシャーをはね除け、魔法が掛けられ、歌とダンスに彩られた、近年屈指の極上ミュージカル・ファンタジーとして見事成功した。
『オズの魔法使』も派生作品が多い。
以前にもサム・ライミ監督で(珍しいファンタジー!)前日譚『オズ はじまりの戦い』があり、あちらは後に“オズの魔法使い”になる男の話だったが、こちらは善と悪の二人の魔女にフォーカス。
オリジナルのブロードウェイ・ミュージカルは見た事ないが、タイトルは知っていた。
ブロードウェイ・ミュージカルの映画化も数あれど、異例の二部作で。並々ならぬ意気込みを感じる。
オズの魔法の国。
マンチキンランドの民たちは歓喜に沸いていた。邪悪な西の魔女が死んだ。
北の善い魔女グリンダは民にそう報告し、共に喜ぶ。
民から疑問や質問。西の悪い魔女は何者だったのか。グリンダ様は昔、西の悪い魔女と友達だったのですか…?
グリンダは西の悪い魔女との出会いを語り出す…。
『オズの魔法使』のハッピーエンドから始まり、過去に遡る。ニヤリとさせられる作りに掴みはバッチリ。
オズの国の魔法学校、ホグワ…じゃなくて、シズ大学。
入学してきたグリンダ(入学時は“ガリンダ”で後に“グリンダ”に改名するが、レビューでは“グリンダ”に統一します)。美しく、明るく、キラキラ輝き、入学早々皆の人気者で注目の的。
もう一人。別の意味で“注目”。
足の悪い車椅子の妹と入学してきたエルファバ。
緑色の肌に、ジロジロ、ヒソヒソ…。
グリンダが良かれと思って気遣うが、かえってそれが誤解に。
大学の学部長であるモリブル夫人に憧れているグリンダ。が、夫人は特別魔法の力を持たないグリンダを相手にせず。
ある時、周囲の偏見に耐えられなくなって、エルファバが思わぬ魔法の力を発揮。その力に特別さを感じ、夫人はエルファバに目を掛ける。
最悪の出会いとなった二人の若き魔女。さらに不運な事に、夫人の命令で相部屋する事に。
波乱の魔法学校生活のスタート…。
前日譚でキャラの若き日のあるあるとして、オリジナルのイメージとは別で正反対。本作も然り。
『オズの魔法使』での西の悪い魔女は、トンガリ帽子に黒いローブにマント、ホウキにまたがって印象的な笑い声。“THE魔女”。
本作では黒愛用だが、性格は真面目。と言うより自分の緑の見た目に引っ込み思案で、自信も持っていない。
生い立ちも暗い。緑の肌の赤ん坊に両親はショック。妹はそうならぬよう父親は母親に薬草を飲ませた結果、母親は死に、妹は足が不自由に…。
家族に愛されないのも周囲の偏見も、緑の肌で生まれた自分のせい。
西の悪い魔女の若き日は、薄幸の女性だった。
そんなネガティブに対し、超ポジティブ。
非の打ち所がない陽キャラだが、何だか自惚れ、自意識過剰、自分大好き、自分一番感がちらつく。…いやもう、それが溢れ出ている。
『インサイド・ヘッド』のヨロコビみたいな好かれキャラだけど、何処かちょっとウザくて面倒臭い。
それをノリノリハイテンション快演やキュートな魅力やさすがの歌とダンスで、アリアナ・グランデが見事自分のものに。
髪ゆらゆらや“緑の魔女を。プロデュース”などなど、愛嬌たっぷりで愉快。
殊に歌手が役者デビューするとコケる場合が多いが、もう主役と言っていいくらいの存在感。オスカーノミネートは当然。受賞しても良かったのでは…?(まだ『エミリア・ペレス』を見てないので現時点ではアリアナ推し)
最初はソリが合わなかった二人だが、次第に…。
相手をひと度知ると、本当の面が見えてくる。
見た目、周囲の思い込みや決め付け、差別偏見、誤解の何と愚かな事…。
『オズの魔法使』は白人の北の魔女が善で、緑の肌の西の魔女が悪という今思うと差別的な描写も感じられるが、『ウィキッド』はそれに対するアンチテーゼでもある。
それにしてもあの『オズの魔法使』からよくここまでアイデア膨らませたものだ。ブロードウェイ・ミュージカル時から人気なのも頷ける。
魔法と歌とダンスに彩られた世界。
二人の快演と友情。メッセージ性。
それらは申し分ないが、それだけで前編160分超え、しかも二部作はちょっとしんどい…。楽しいのは楽しいが、正直前半、ちょっと冗長さも感じてしまい…。
二人の関係性やエルファバがどう“悪い魔女”になったかだけじゃなく、後半はオズの国の秘密が明かされるドラマ展開もそつなく。
人間と人語を話す動物たちが暮らすオズの国。
しかしある日突然、喋れる動物たちが捕まる。
エルファバは必死に訴え。
その姿勢や強力な魔法が認められてか、エルファバは招待を受ける。
オズの国の首都、エメラルド・シティ。オズの国の偉大な魔法使いで陛下、オズから。
エルファバはグリンダも誘って、いざエメラルド・シティへ。
そこは魔法の大都会。
二人は偉大な魔法使いと謁見。威圧感と巨大な顔にビクビク…。
その“顔”から現れたのは、至って普通の初老の男。彼こそがオズ。
二人を親切にもてなしてくれて、打ち解ける。特にエルファバのピュアさや才能を気に入る。
そこへ祝福に現れた夫人。オズとは昵懇らしい。
この広間にある魔法の書、グリムリー。これを読めた者は真の魔法使い。
まだ時期尚早かもしれないが、エルファバが試してみたら…、誰も読めなかった魔法の書を読めた。
途端に、番兵の猿たちに異変。翼が生える。
これに喜んだのはオズと夫人。“スパイ”として使えると。
どういう事…?
オズの国の秘密。オズと夫人がある陰謀を企てていた…!
偉大な魔法使いとされるオズだが、実は彼は魔法の力など持ってないペテン師である事は『オズの魔法使』を見てれば周知。
でなくとも、オズや夫人やこのオズの魔法の国そのものに何処か胡散臭さが…。
オズと夫人の企みは、オズの国を“人間ファースト”にする事。
それには“敵”が必要。喋る動物たちがその矛先に。
強力な魔法も必要。そこで夫人が目を掛けたエルファバに白羽の矢が当たった訳だが、それはつまり、“利用”。
オズと夫人と国の真の姿にショックを受け、反発するエルファバだが、グリンダはそっち寄り。
友情育まれた二人に、亀裂が…。
こんな事は許されないと、エルファバは魔法の書を持って逃走。夫人によって“邪悪な魔女”に仕立て上げられる。
緑の肌は邪悪さと醜さが表れたもの。
そうオズの国中に伝える夫人だが、その差別と偏見こそ邪悪さと醜さに他ならない。
『オズの魔法使』の悪い魔女の真実。差別や偏見や誤解によって仕立て上げられた“悲運の魔女”であった…。
かなりの大胆解釈だが、何故かしっくり来るから不思議。これも作品の持つ魔法か…?
開幕から画面いっぱいに広がるファンタジーの世界。美術や衣装でのオスカー受賞はこりゃ当然。
実はオリジナルのブロードウェイ・ミュージカルの楽曲は知らないが、どれも魅力。
特に印象に残ったのは、グリンダがエルファバをプロデュースするシーンのノリノリの曲、エルファバがフィエロへの片想いを歌う切ない曲。そしてクライマックス。エルファバがホウキにまたがって空高く舞い上がる力強い曲。最高のカタルシスであり、本作の締めと次作への高揚感満点の橋渡し。
CGも魔法のように効果的に用い、物語も映像面も技術面も楽曲もアンサンブル演技も素晴らしい。
『イン・ザ・ハイツ』でもミュージカルを手掛けたが、さらに進化。ジョン・M・チュウがスクリーンに魔法を掛けた。
袂を分かつ運命になったエルファバとグリンダ。
その別れ際、グリンダはエルファバに黒いマントを。
ホウキにまたがり、トンガリ帽子、黒いローブとマント。我々がよく知る『オズの魔法使』の西の魔女の姿に、ゾクゾク。
自分を信じる。例え国中が敵になり、悪に仕立て上げられても、私は私の信じる道を行く。
力強い歌声。我々も一緒に体感しているような飛翔感。
それを堂々体現したシンシア・エリヴォの熱演。
前半こそアリアナに押され気味だったが、徐々に魅せる主役の存在感が巧みで見事。
後編が待ち遠しい。
虹の彼方に思いを馳せて、待望。
歌はいいが、内容がイマイチ...
IMAX 字幕版にて鑑賞。
ミュージカル映画お決まりの感じは別に嫌いじゃない。
が、内容がひどい。
フィエロが来て、図書室で歌って踊るシーンが長いし、
本を乱雑に扱う演出が最悪。
見ていて不快だった。
エルファバのことを馬鹿にしてた、グリンダとその他生徒が、
ダンスパーティで急に和解、なんならグリンダが親友とまで。
なんかその間の話がすっ飛ばされているような。
グリンダの自分中心の考え方、他人へお押し付けがくどいのが、
仕方ないのだろうが、ちょっとくどすぎて。
ミュージカル映画でよくある、歌唱部分が多く、長いせいで、
長いわりに中身のない映画でした。
これなら、もう少し内容を濃く時間も短くできたのではと思ってしまう。
パート2もこの感じなら見るのきついかも。
歌はよかった。
シンシア・エリヴォはさすがとしか言いようがない。
正直最後のDefying Gravityのための映画といっても過言ではないくらい。
あとは、セット内で直録りした歌とかも、良かった。
あと、個人的な話ですが、
隣のおばさん二人組が声に出して笑うわ、うるさいくらいすすり泣くわで、
映画に集中できなかったのは最悪でした。
そんなに笑う要素も泣く要素も個人的には感じなかったけど。
これミュージカルじゃなくて、ミュージカル映画だから。
マナーくらい守れよ。
静かに見させてほしかった。
最近の映画館マナー守れない人の多さには正直がっかり。
グリンダが想定よりカス
事前情報として「正反対の二人グリンダとエルファバの友情が芽生えていく」という内容だけ知っている状態で映画を観た。そのため「最初は軽薄なグリンダだがエルファバと関わる内に情に厚くなっていく」というストーリーを想定していた。
しかし本編でのグリンダは一貫して自分の利益最優先の損得勘定人間で正直残念。
最初のシーンでも、民の質問に対し真摯な対応をせず、多忙アピール。西の魔女の像も躊躇ってるポーズは取るものの結局燃やす。しかも、学友だと言う時に「ずっと昔の事なの」と言い訳するスタイル。
ルームメイトになったエルファバの部屋を均等に分けない。本意ではなかったにしろ、自分が手を挙げたのだから均等に分けろよとモヤモヤ。
エルファバにおばあちゃんからもらったダサい帽子を、流行りだと騙してプレゼント。そのプレゼントに感激し、お礼に先生に「グリンダにセミナーをしてくれ」と深夜にわざわざ頼みに行くエルファバ。流石に悪いと思ったのか、ダンスパーティーではエルファバを庇うが、正直割に合わない。エルファバが映画のラストシーンまで大切に帽子を被っているのも痛々しい。
自分への好意を利用する残酷な行動。ボッグからの自分への好意を利用して、エルファバの妹に声を掛けさせる。グリンダに良く思われるために、エルファバの妹と過ごすボッグ。それを知らず、本気で自分の事を好いてくれていると思い喜び、グリンダに感謝までしているエルファバの妹。グロテスクな構図過ぎて…
改名のシーンも教授の名前を使って、自己演出。もううんざり。
エメラルドシティでのラストシーン。オズの魔法使いと決別した後、「私達なら無限の力が発揮できる、一緒に行こう」と言われてもグリンダは、はぐらかすように話を逸らす。最後は飛ぼうとはしていたけど、結局先生の手を取る。自分にとって都合が良い方に流れる。決してエルファバの意思を組み、自分も決別するだとか、動物について体制を変えろだとか言わない。人のために損をすることが微塵も出来ない人間性、嫌悪感しか湧かないんだが…
エルファバがこの軽薄さに気づかず、親友だと勘違いしているのが苦しい。グリンダからしたら、自分の立ち位置を良くしてくれる駒でしかないのに。
それに対し、エルファバは先生に嫌われるかもしれないのに、わざわざグリンダについて深夜に進言したり、動物のために世界の敵になったり、人のために損をしていて綺麗な対比だからこそ胸糞悪い。
実際そういう生き方をしてるやつも沢山いるし、直接的に手を下しているわけでもない。ただ、エルファバがあまりに報われなさ過ぎて。最終的にエルファバの死が、グリンダを魅力的に演出する要素の一つになるんだろうなと思うと、もうやるせなくて。
全体の印象としては、学校の嫌なところがよく描かれているなと言う感じ。
可愛くて、波風立てず良いように流されるやつが人気者。
見た目が変で、上手く流れに乗れないやつは目の敵にされる。人気者があいつ嫌いと言えば、次の日から学校中から冷たい目を向けられる。しかし、力があるやつに認められれば周りは一瞬で手のひら返し。
「長いものに巻かれる事が学校という閉鎖空間において最善策。」という嫌なリアリティがあった。
ポピュラリティ最優先で動く世界と、自分の大義最優先で動くエルファバ。世界の敵となることが必然だけど、何とかならないのかな…
映像や世界観が素敵だったから続編に期待。
早く続きが見たい
昔劇団四季で1度だけ見て1幕ラストのシーンに衝撃と感動だったので映画でそれがもう一度見られてとても嬉しい。Part2はオズの魔法使いへの後付けだけど伏線だらけの内容なのでめちゃくちゃ楽しみなんですが情勢的に見ることが叶うのかだけが心配です。
今回はグリンダのキャラクターの面白さがわかってきて以前と違った楽しさも感じられました。彼女の本能的な資質で人気が取れる方へ方へと自然と動いていくところがアレもまた自身ではコントロール出来ない才能や力の一端なのだな〜と、当時ヤなやつ〜とだけ見えてた初見から時間がたった今は感じます。
あの力がカリスマ性の芽だと思うとコントロール出来ている様で出来ていない事が恐ろしい反面、ああいった人が味方になった時のパワーっていうのは本当に力強いもので反面敵に回した時の恐ろしさったらない。
そういった意味で彼女もエルファバに劣らない力がある。
良い方向に働けば人を引き上げられるとても素晴らしいものに感じるけど自分都合で気付いてない辺りこのまま行ったらヤバい奴すぎる!
対するエルファバの力も使い方を間違えると大変な事になるものだしちょっとワンマンになったらヤバいでしょ、どちらも人の為に使おうが自分の為だろうが根本はどうしようもなくエゴイスティックなところにあるのも業が深い。まあ皆んなの為が自分の為に合致するならそれで良いんだけど。
色々考えるとストーリーの誤解を誤解のまま全て進んでいくところなんかも含めてこの奇跡的に均衡の取れた友情関係が素晴らしくてお話自体が凄い。加えて歌も最高で胸熱です。
オズの物語り全体のテーマとしてある、外見と中身、建前と本音、嘘と真実、憧れと現実、魔法と化学みたいな対照的な要素がなぜここに生まれているのか必然性を説明しているところが本当にすごい。これは本当にアメリカでしか生まれないお話だなぁとつくづく思います。
それとこれを作った人はブロードウェイの才能の世界にいてグリンダとエルファバどちらのタイプの人も沢山見てきたのかもとも思ったりもして。随所に痛烈で風刺の効いた視点が入っていて本当に面白い。
例の緑の瓶はアブサンだと思うのですが、あれを出してるお店で砂糖をのせて飲んでみたい(もちろん幻覚の見えないやつを)
決して差別には屈しない~真の強さを感じたよ。
先日アカデミー賞発表の後の公開となった
「ウィキッド ふたりの魔女」を観に行ったよーーーー!
衣装と美術だけ獲れたね。他は惜しかったけどね。
本作見て受賞は納得だと思うね。
今、封切った本作 (*^。^*)
観に行った人 多いと思うのよ。
観るなら絶対字幕版かな。生歌で聞けるし。私は訳あって(劇場の都合で)日本語吹き替えを観たわ。
高畑さんと清水さんも吹替頑張ったと思うのよ。
ただ、歌だけはシンシアとアリアナの方に軍配かな。
最初から終わりまで飽きずに観れました。
ミュ-ジカルですのでね コレに合わないと飽きちゃうかも。
特にピンク~ドレスがとっても似合う グリンダ・アップランド役:アリアナ・グランデさん(後に北の善い魔女グリンダになる)が可愛くって仕方がない。
お名前知ってるぐらいだったんだけど 中々イイ感じですね。
そして対照的なグリ-ンキャラ、エルファバ・スロップ役:シンシア・エリヴォさん(後の西の悪い魔女になる)。
最初は馴染めなかった二人だったが、ダンスパーティで二人で踊った辺りから
友情が芽生える。
マダム・モリブル役:ミシェル・ヨーさんと
エメラルドシティの偉大なるオズの魔法使い役:ジェフ・ゴールドブラムさんが
これまた見もの。
列車でエメラルドシティへ連れて来られるが、デカい鬼面の仕掛けが面白かった。しゃべると壁の炎が ボウゥ~と燃え盛り。中々イイ感じ。
この素敵なグリ-ン列車に乗る時(オレも乗りてぇわ)、
仲間たちが一堂に送ってくれるんだが
その中の一人、ツインテールの女性が どうしても落ち武者風に見えてしまって
(笑)どうしても馴染めず。スゲ-キャラを発見してしまったのは私だけだったで有ろうか・・・(;^ω^)
そして その後の気球で脱出を図るアクション場面がハラハラした。
そして ウィキッドに目覚める彼女。
魔女の誕生が今作までの展開。
次作に 続きます~ (えっ(@_@)、続編アリなんて知らなかったわ)
全体的に 美しい豪華背景、世界観、そしてキレのダンス、流れは十分楽しめましたが やっぱりポリコレ感が随所に在って アジア風なキャラの登場などどうも馴染めない~って声もやっぱり出そう。
そう言うのが有って 昨今のキラ-的判定要素にて受賞はされなかった恐れ大だと感じました。
まだ続編ありますのでね。次回作に大きな期待です。
非常に楽しみにしています。
上手く育ってくれるシリ-ズに成れば 業界的には嬉しい限りなのですがネ。
もう一つのアナ雪的な・・・目論見がw。
兎に角 コレはお金かかってるぅ~
観客よ いっぱい入れ~!!!!(もう魔法をかけるしか無い)
ご興味ある方は、
友人知人をお誘いの上
劇場へ 是非どうぞ!
きっかけは悪意
原作舞台も『オズの魔法使い』も名前しか知らずに鑑賞。
結末から始まる形式は本作では非常に効果的だったが、導入がちと冗長。
「死んだ!グッドニュースだ!」の連呼はなんか怖い…
モリブルに声を掛けられた後のエルファバの『The Wizard and I』に関しては最悪のひと言。
同じようなことを繰り返すだけで話が進まない上に、画面映えもせず、そのくせやたらとクドくて睡魔が…
自分は一つの感情を長々と歌われるのが苦手らしい。
図書室での『Dancing Through Life』も同じく話は進まないのだが、こちらは良かった。
部屋のカラクリとアクロバティックなダンス、カメラワークで見応えもあり、尺も適正。
エルファバとガリンダの和解も好みではない。
あれって、悪意を勘違いしたエルファバの身体を張った“お礼”に、ガリンダが心動かされたって流れでしょ?
ネッサとボックのことも併せて、素直に「よかったねぇ」とは思えない。
エルファバが人気者になったのはガリンダの働きかけのお陰なんだろうけど、その描写がないから唐突。
ミュージカル映画って、本作に限らず歌やダンスや演出に比重が行き過ぎる傾向を感じる。
そこにストーリーや感情が“濃縮”されるなら大歓迎だが、尺だけ食って話が薄くなるなら普通にやってほしい。
終盤の塔の上も、歌がしつこ過ぎて緊張感がログアウトしちゃったし…
演技や歌唱、ダンスなどに関しては文句ナシ。
エルファバと和解してからエクボが出る頻度が激減したので、ガリンダのイラッとくる感じもワザとかな。笑
ラストの『Defying Gravity』は最高でしたよ。
冒頭にどう繋がるのか、本当にエルファバは死んでしまったのかなど、後半も話は気になる。
コンパクトかつ濃く描いてほしいが、ムリだろなぁ。
テーマパークみたいな歌と踊りのシャワー
冒頭からキレッキレのダンスが目を引くね。基本的に歌もノリノリが多く、良い感じ。ミュージカル用の音楽だから、歌曲賞にはノミネートされてないけど、まあ、「ウエストサイドストーリー」もそうだしね。
ラストの歌い上げも圧巻。ただ最終評価は後編観てからだよね。後編は話しが深刻になりつつ、パワフルな音楽と踊りも欲しいところ。でも、現時点では★5かな?グリンダのキャラが性悪なのか天然なのか少し立ち位置がブレてるような気がしてその分展開のテンポが鈍くなった部分あるようには感じたけどね。
50年後歴史に残るミュージカル映画になるかどうか。久々に続編が待ち遠しい感じだな。
2025年度劇場鑑賞13作品目
追記
オズの魔法使いの設定を随分踏襲してるみたい。結構昔だけど、「オズの魔法使い」見ておくとまた、違った面白さが出てくるかも?後編出てくるのかな?
追記
4月18日に2回目鑑賞。劇場で複数回観たのは久しぶり。より細かい所にも気がついてさらに堪能!170分が長くなかったなあ
『つづく』
童話 「オズの魔法使い」 に 繋がる 裏の魔女たちの 物語なんだけど。。 凄まじいですね。それの ミュージカル映画。なので 事が スムーズに ストレートには 進まず ダンスも 歌も 感情も 台詞の中に入ってくる。喧嘩に発展しても ミュージカル風に。。なので 角がなくなり 丸くなって。「西の悪い魔女が死んだ」あたりで 空中からの撮影で オズの魔法使いの 一行が 歩いているのが 見えたけど。。それに繋がる 「善い魔女」と「西の悪い魔女」の 出会いから 回想して エルファバの出生から これから起こる 数々の 問題発展するのが 第一部。エルファバの 生まれつき 緑色の肌が どうしても 「シュレック」に 似てて。。何とも言えず。。で 。エルファバの母の 不倫で 不倫相手との子供だった。って 事だけでは 簡単には 済まされない。その子は 肌の緑色と 魔力も持ち備えていて。。可哀想な 数奇な 運命を背負うことに。。幼い頃から イジメや 誹謗中傷にも 合い。辛いことばかり。妹も出来るが これも また 体に障害があり 彼女も 可哀想な運命を背負うことになる。。この物語は 何もかも ひねくれてて。。大学の学長も アリンダに協力させ エルファバの 魔力を陰謀に利用して。その結果 村民や 周りのものに対して エルファバは 酷い魔女だと 言い広げる。。エルファバは どんどん 追い詰められて 更なる敵対意識を持ち 西へ 去っていく。。そして 後半 第2部へ。。アリアナ・グランデは 姫ですね。魔女なの? って 。。グリンダは この第1部では とくに 荒波もなく。。この先の 展開が 楽しみですね。動物も 人間の世界に 溶け込んでいて。。何も 抵抗もなく。。2人の魔女の 「ミュージカル映画」って 事を忘れてはいけませんね。そういうテンポなので。大人たちの 身勝手な 行動ばかりが 目立ち 暴言や 暴力にまで至り 子供の 成長を 阻害して しまう。対して 子供の 友情に 助けられた 1部でした。
舞台版「ウィキッド」をご覧の方はこれで良いの?ハリウッド労組ストライキの影響をまともに受けた作品?
舞台ミュージカルの「ウィキッド」は未見ながら、複雑なキャラクターを持つ二人の女性の話しをシンシア・エリヴォ&アリアナ・グランデが歌い上げるという事、劇場予告編もまずまず良かったので劇場鑑賞(TCXドルビーアトモスチケット完売)。
しかし・・・一言で言うと長い
2時間40分あるのにPART 1!っていくら歌唱でもたせたって話しがだれて仕方ない。
まあ歌って踊ってのシーンがインド映画くらいはあるので、脚本もへったくれも無いという感じ。
それにしてもこの脚本、舞台版「ウィキッド」を観たお客さんは納得できるのだろうか?
そして、分業が進んだハリウッドの人材不足の深刻さを垣間見たかもしれない。
ミュージカル映画だから歌って踊っては勿論良いのだけど、こんな作品作ったらミュージカルアレルギーの人が増えちゃうだけでは?
「グレーテストショーマン」やディズニー「アラジン」の方が遥かに面白い。
美術・衣装はアカデミー賞を受賞しているだけあって、見応えはある。
特に衣装は素晴らしい!美しいフォルムを保ちながら、ミュージカルの動きにも映えるっていうのは本当に凄い!劇場エントランスにレプリカの衣装が飾ってあったが、あの衣装を着て歌を歌うっていうだけでも一見の価値はある(ので+0.5)。
美術も、セットの建て込みを予告編でも流しているが、エメラルドシティもシズ大学もディズニーランドばりの実物大セットを組んでいるので圧巻!
なのだが、せっかくリアルな街を贅沢に作り上げているのに、何か色々なところが残念でもある。
例えばVFXの出来栄えがいただけなかったり、ジェフ・ゴールドブラム演じるオズの魔法使いの部屋もちゃちいの一言、お城へ続くミニチュアシティ・街道のレンガの色をLED?で見せたり、紗幕裏のホリゾントに思いっきりシワが出ていたり、舞台だったら真っ先にNGとなるところを平気で映像として残している気遣いの無さが気になって仕方ない。
※ホリゾントのシワなんていくらでも編集で綺麗にできるのに、こう言った細かい部分に気が回らず派手な面だけに目が向いているハリウッド作品の問題点が現れている様にも感じた。
キャスティング、シンシア・エリヴォは期待通り歌も演技も素晴らしかった、アリアナ・グランデは良い意味で憎めない憎たらしさがチャーミング、ただネクストマライアと言われた歌唱力はやや影を潜めていたのか正直物足りなさを感じた(昔のアリアナグランデはマライアのハイトーンを軽々歌い上げていてるMVもあるが、そんな姿を期待していると正直肩透かし。実力と言えば実力なのかな)、その他キャスティングは正直微妙、多様性を全面に出すのも理解できるがチャイナマネープンプン配役が鼻につく。特に酷かったのがシズ大学の魔法学部長ミシェル・ヨー、せめて歌わなければだったが申し訳程度の歌唱がこれまた酷い。
やはりミュージカルは音楽が命だが、さすがにこれだけ引き伸ばすと音楽の魅力も薄れている気がする。素晴らしいミュージカルは舞台でも映画でも鳥肌立つほど感動するが、ドルビーアトモスの効果も虚しく終映。
ただ一つ思った事は、この作品の吹き替え版キャストがどんな風に歌い上げているのだろうか?最近のミュージカル映画はオリジナルと吹き替え二作品あると言っても良いほどなので、そこは楽しみ。
分業制が進みプロフェッショナルなスタッフが集まっているのがハリウッド!なんてのは今や幻想で、2023年の全米脚本家・俳優労組の相次ぐストライキがハリウッドに深刻な影響を与えているのは明白、このクラスの大作なら200〜300人のクルーが3ヶ月は拘束されるだろうが、そのクオリティを管理するだけでも大変だろうし、ましてや企画から撮影開始迄の間にコロナ禍となり、撮影期間中にストライキ迄あった事を考えると仕方がない面もあるが、少なからず影響があった事を感じさせる出来栄は残念。
余談:そもそもだけれど、多様性にフォーカスした世界観、熊の姥やヤギの教授が当たり前に存在する世界で、何故緑色の魔女があんなに蔑まれるのか合点がいかないのは私だけだろうか?
「本を踏むな!」魅力的なアリアナ・グランデ、美術、衣装も素晴らしい オリジナル舞台の完成度の高さを思わせるミュージカル
まず、タイトルに臆面もなく「PART1」と出てびっくりした!
これまで「隠されていた」から騙された感じで印象が悪いスタート。
ミュージカルは嫌いじゃないので、歌にダンスはさすがです。
未見ですが、オリジナル舞台の完成度の高さを思わせます。
ミシェール・ヨーが歌い出した時はビックリしました。
そして、マイノリティがらみのネタの連発。
そもそも主人公の肌の色をキーにしている時点で意欲的ですが、そこに加えて障害やルッキズム?まで堂々と扱っているのもよくやったと言えます。本当に嫌な気分になります。
さらに、アカデミー賞を受賞した美術、衣装も本当に素晴らしい。
ただ、巨額な予算が適切に使われている結果ですが、結局、お金があってこその技術・能力であるところが何とも残念ではあります。
2部作にしたことで、製作費も節減できる部分が多かったのだろうとも推測できます。
また、個人的には「本を踏むな!」と言いたい。
その信条は日本人だけのものでしょうか。
よい子に真似されたくない。
回転式の図書館のセット(「2001年宇宙の旅」を思い出す。)は面白いけれど。
そして、とにかくグリンダ役のアリアナ・グランデが誰よりも輝いていた。
典型的な嫌な奴で能天気、普通ならただの「おばか」になりかねないのに、愛すべきキャラクターにしているのが見事です。
衣装にも助けられていますが、歌も素晴らしい。
アカデミー賞が取れなかったのが本当に残念。
160分という長さは全く感じさせませんでした。
話として、ポイントになるシーン、クライマックスまでほとんど予告編で観てしまっていて、想定通りの展開になったのが残念。
最近、予告編でネタバレすることが多くて問題です。
パート1であることを隠していたのと同じくらいに、もっと慎重にしてほしい。
「つづく」が必要以上にでっかく出るのも嫌味。
余談)ジェフ・ゴールドブラムは、ロバート・ダウニー・ジュニアかと思った。
ジュディ・ガーランドに観せたい‼️
今作はブロードウェイの大ヒット・ミュージカルの映画版という事ですけど、我々映画ファンにしてみれば、名作「オズの魔法使」の前日譚‼️何世代にもわたって世界中の子供たちを震え上がらせた "悪い魔女" と、逆に世界中の子供たちの憧れだった "善い魔女"‼️その緑色の肌ゆえ幼い頃から誤解と差別を受け、自分の本当の力を知らないエルファバと、やる気と特権と美しさを持ち、こちらもまだ自分の本当の力を知らないグリンダ‼️この二人が魔法と幻想の国オズの大学で知り合い、深い友情を築く。しかしオズの魔法使いがエルファバの力に目を付けたことから、二人の友情は岐路に立ち、別々の道を歩まざるをえなくなる・・・‼️と、ここまでが今作の物語‼️そうなんです、今作は「WICKED PART1」‼️今年の年末に「PART2」がアメリカ公開‼️日本公開は来年の今頃でしょうか⁉️結論から言うと今作はミュージカルとしても、ファンタジーとしても、前日譚映画としても最高の作品の一つですね‼️まず、舞台でなく映画だからこそ実現できた、その世界観とディティール‼️夢と希望に満ちたオズの国、シズ大学、絶対乗りたくなるゼンマイ仕掛けのエメラルドシティ急行、あまりにも美しいエメラルドシティ‼️ホントにジュディ・ガーランドに見せたい‼️そして名作「オズの魔法使」を現代にアップロードしたようなオシャレな衣装と小道具の数々‼️エルファバの黒い三角帽をはじめとするダークな衣装、対する魔法やファンタジーという言葉をそのまま形にしたようなグリンダの華やかな衣装‼️ホントにジュディ・ガーランドに見せたい‼️そして素晴らしき哉、ミュージカルナンバーの数々‼️どのナンバーやシーンもあまりにも素晴らしすぎるので、特に印象に残った二つのシーン‼️エルファバとグリンダが初めて心を通わせ、エルファバの滑稽なダンスに周囲が呆れ果て、それでもそれに合わせてグリンダが一緒に踊り出すシーンの美しさ‼️そしてクライマックス、箒に乗ったエルファバがエメラルドシティの窓を突き破って、オズの大空へ翔け上がり、それを翼の生えたモンキーたちが追う一大スペクタクルシーンで流れる「ディファイング・グラヴィティ」‼️そのあまりにも素晴らしいすぎるシーンの後の「to be continued」‼️もうホントに「PART2」が楽しみすぎてたまらない‼️もうホントにジュディ・ガーランドに見せたくてたまらない‼️エルファバを演じたシンシア・エリヴォの素晴らしさはもちろん、意外にグリンダを演じたアリアナ・グランデが良かった‼️「オズの魔法使」での天使のような、聖女のような "善い魔女" の若き日として、オシャレとハンサムな男子に夢中な現代っ子みたいなグリンダを、楽しそうに演じてて見直しました‼️髪の毛をフリフリさせる仕草もサイコー‼️そんな二人の肌の色や偏見といったものを超えた熱き友情に胸アツくなる、ホントに素晴らしい「PART1」でした‼️さて「PART2」なんですが、私は舞台版を見たことないので、物語を知らない分、楽しみで仕方ない‼️クライマックスでエルファバに去来した様々な過去の記憶を振り払い、そして信じていたマダム・モリブルやオズの魔法使いが本当の凶悪だった事実を踏まえると、エルファバはヒーローになりそうな雰囲気もあるんですが、そんな彼女がなぜダークサイドに堕ち、ダース・ベイダー、いや "悪い魔女" になったのか⁉️グリンダとの宿命の対決はあるのか⁉️今度はどんな素晴らしいミュージカル・ナンバーがあるのか⁉️果たしてドロシーやライオン、案山子、ブリキの人形は登場するのか⁉️名曲「オーバー・ザ・レインボウ」は聴けるのか⁉️映画史上最高の三部作は「ロード・オブ・ザ・リング」だけど、ひょっとしたら映画史上最高の二部作となるかもしれない「ウィキッド」‼️乞うご期待ですね‼️
圧巻の歌唱&ダンスパフォーマンス!!
エルファバ(シンシア・エリボ)と
グリンダ(アリアナ・グランデ)の歌唱が圧巻!!
そしてダンスパフォーマンスも相まって、
極上のミュージカル映画に昇華している。
衣装と美術はさすがアカデミー賞🏆受賞も納得。
グリンダによる昔語り的な導入であり、
エルファバとグリンダの深い関係性に至るまでの
描写とそれぞれが別の道を歩むことになりそうな
エンディングが秀逸。
エルファバは悪い魔女なんかではなく、
動物に優しいすごく良いヤツ。
一方、グリンダは野心家だが愛嬌があり憎めないし
エルファバとのコミュニケーションによって
少しずつ心の持ちように変化が現れるのが
実に良いキャラクター造形になっている。
PART1である本作はグリンダにフォーカスされている
場面が多く、アリアナ・グランデがとてもキュートで
愛嬌があり魅力的。もともとアーティストとして
好きだったが、本作でますます好きになった。
主演と助演がこの二人じゃないと成り立たない作品。
インタビューを読むと撮影中もお互いが支えになって
いたとのこと。
その雰囲気が映像にも現れているようだ。
実にいきいきと演技、歌唱&ダンスしている二人に
ずっと釘づけになった。
私としては、ミシェル・ヨーの存在感がハンパなく
作品が引き締まる素晴らしい演技だった。
鑑賞前にパンフレットも購入。
実にハリウッド大作らしい出来で好感が持てる。
おススメ。
161分の長尺だが、それほどの長さは感じない。
が、フィエロ(ジョナサン・ベイリー)の登場シーン
あたりでちょっと疲れが出た(笑)
PART2も観る覚悟をして鑑賞することをオススメ
するが、これぞエンターテインメントといった
大作なので、多くの方が楽しめると思う。
みんなの表情が愛おしい
字幕版と吹替版両方鑑賞。
実写映画の噂が出始めた頃から何年待ったのか…!
ようやく観られて幸せです。
知らない人は少なくともオズの魔法使いは予習して行った方が楽しめると思います。(ジュディガーランドのドロシー可愛いです。絵本でもいいのでストーリーをオズの国のビジュアルを把握してほしい)
シンシアは舞台のカラーパープルのイメージでパワフルな歌いぶりな印象だけがあったけれど、表情も歌い方も最高のエルファバだった。
アリアナもオリジナルキャストへの敬意を感じる愛おしすぎるグリンダだった。
舞台が映画化されて1番嬉しいのは、キャラクターの表情がよく見えること!!
一番実感したのは冒頭No one mourns the wickedの
グリンダの表情。舞台でも皆さん素敵な演技だけれど見えにくいこともあるし、明確にグリンダの表情を抜いてくれるのは嬉しい。アリアナが複雑なグリンダの気持ちを表現していて素敵だった…
popularの「ミスエルファバ、とても綺麗よ」の時のエルフィーの表情、嬉しくて胸がいっぱいになって泣きそうだから出て行ったんだよね。映画だとよりわかりやすく表現されているから本当に愛おしい。
ダンスホールのシーンもエルファバの孤独さ、弱さ、強さが伝わってきて涙。舞台版では割とエルファバ役の女優さんの演技が可愛くて笑っちゃうシーンだけどシリアスな演出にしたの最高。
あと黒板の落書きを見つけた時のディラモンド先生の表情。とてもショックを受けているヤギの顔、
こちらまで悲しくなった。
よく感想で見かけるけれど、舞台版を見てきた人が納得できないようなキャラ変更や設定変更はほぼ無くて、満足度が高い実写だった。
映画だからこそより良かったなと思ったのは
エルファバの乳母がダルシーベア?でクマだったという設定。動物を守りたいと強く思うエルファバの心情が理解しやすくなった。
フィエロとエルファバがお互いに惹かれる過程もよりわかりやすかったかなと思った。
ミュージカルナンバーはほぼ大満足だけれども、
やはりDefying Gravityは舞台の方が圧倒的に曲のパワーを感じられるなと思った。
映画版では途中で回想や他の登場人物の状況を移すから
見ている側としては盛り上がるきもちがトーンダウンした気がした。その回想も素敵だったけど…
あの曲だけばあの勢いのままシンシアの歌を聴きたかったな…
あとDancing Through Lifeめちゃくちゃかっこよいけどやっぱり本を踏みつけたりするのが気になりすぎてちょっと気が散る…フィエロの今後との対比のために必要な演出なんだろうけど、グリグリ踏まずに単に本を閉じさせるとか投げ捨てる、くらいで良かったのでは?
と思った。やってること美女と野獣のガストン。
吹替版は想像していたほどの違和感はなく見終えられた。海宝直人さんが吹替うますぎて最高。
劇団四季のお二人も素敵でした!
ちゃんと後編もやってくれるよね?
四季版「ウィキッド」の濱田めぐみさんの大ファンで当時軽く30回以上は観ています
まさかの映画化で楽しみに初日のレイトショーを字幕版で鑑賞しました
オープニングから懐かしい音楽で早々に涙腺が緩み、衣装も素敵ですっかり物語に入り込んだ所で出てきたタイトルの「Part1」でまさかな…と思いました
物語が丁寧に描かれていて良いのですが、ミュージカルと同じように「Defying Gravity」で終わってしまったPart1
これ、知らない人だとえ?ここで終わり??ってなりませんかね
そしてここで切ると後半は更に話が暗くなってしまうので出来れば一気に觀たかった
かと言って所々話をカットされるのも嫌だし…
Part2の公開は日本では未定らしいけど、ちゃんとやってくれるよね?
ただ今回初見の人達の興味が続いてくれるのか心配です
2部作
パワフルで魅力的な歌が髄所に挟まり、学園やエメラルドシティの華やかさも目に楽しく、160分が気にならなかった。
ストーリーとしては差別される動物やエルファバを現代のマイノリティとしてみる、社会派ものとしても見れるが、やや古めの少女漫画のような雰囲気もある。
迫害されているけれどチート能力のある主人公、可愛くておバカな女友達、自分の本当の姿に気付いてくれるおもしれー女に惚れる王子...。
シスターフッドな部分に期待していたが、まだグリンダが流されるままの女の子になってる印象。全部素でやってそうなので、陰湿な感じがしないのだけは美点だと思います。(自覚がない分質が悪いともいえる)
エルファバとグリンダのダンスのシーンは目が潤みました。
アリアナグランデの茶目っ気のある演技が良い。
良かったのですが、完結していないので満点は付けづらいです。
この、続き物なのに明記しないで売りに出すスタイル、日本のアニメだけかと思ったけどあんまりうかつに流行ってほしくないですね。
吹き替えは歌部分も声優さんです。演者本人の歌を聞きたい場合は、字幕版にすると良いかと思います。
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