ウィキッド ふたりの魔女のレビュー・感想・評価
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圧巻の歌声とダンスに引き込まれる
肌が緑色であるため、子どものころから不遇だったエルファバ。大金持ちの家で甘やかされて育ったガリンダ。そこに、自由奔放な隣国の王子フィエロが絡み、魔法の国オズを舞台に繰り広げられる壮大な青春映画。とても面白かったです。
元々ミュージカル作品ということもあり、この映画も歌や踊りが満載。特にエルファバやガリンダの歌声は圧倒的で、2時間41分があっという間に感じられました。
また、「オズの魔法使い」の前日譚でもあるため、元の作品を知っているとより楽しめると思います。私は事前に復習しなかったので、後から「オズの魔法使い」を見直して「ああ、そういうことだったのか!」と納得。ちゃんと復習しておけばよかったと後悔しました。
ただ、日本公開にあたり、この映画が「パート1」であることがほとんど告知されていないのが不思議です。映画自体は素晴らしかったのに、このやり方は少し残念に感じました。
面白かった
よく知られている物語の悪役が実は良いやつだった、という話はよくあるけど、この物語はストーリーがちゃんと練られていて面白かった。
配役のこともあって、人種差別や偏見についての社会問題を強く想起させる。
子供が観たら、「正義とは危険なもの」ということを考えるきっかけになると思う。
ミュージカル映画としては素晴らしいが‥
字幕版にて視聴。
THXの為、音響の良い条件で観れました。
舞台は未観劇のため、何も知らない状態での観覧となりました。
全体的にレベルの高い映画で、総合的な映画の価値はトップレベルのものだと思う。
ただ、作品の原作が1995年刊行。舞台初演が2003年ということもあり、若干脚本の現代的価値観に寄らない点があったのも事実。
良い箇所もあるが、悪い箇所や、元々が舞台ならではの不親切な描き方(生ものの説得力で乗り切っているのかも知れない箇所)もありました。
勿論、2部作の為、後編でキチンと回収してくれるとは思います。
以下、簡単に良かった点、微妙だった点をまとめていきます。
良かった点
①圧倒的なミュージカルパート
オープンニングに歌われるGood Newsでのハイトーンボイスや名曲popularなど、アリアナの歌唱力が高いのは勿論の事、The Wizard and Iでのシンシアの歌唱も群を抜いて良く、主演二人の歌唱パートがあまりにも強い。
特にラストのDefying Gravityでのデュエットは、映像も相まって映画史でも有数の名シーンだったと思う。
②CGなどの美術デザインの良さ
建物や街並みなどのデザインが非常に良い。
特に魔法学校やエメラルドシティは、装飾的な美しさがあり、まさに御伽噺と舞台美術が融合したようなデザインだった。
熊の乳母や動物先生たちのデザインなども現実味があり、違和感なく楽しめたのも見事でした
微妙だと思った点
※これは、パート2で明かされるのかも知れないので、あくまでも本作のみの評価です。
①フィエロの存在意義
まず、Dancing Through Lifeでの図書館ダンスのシーンに不快感を感じた人は多いだろう。
彼はピエロを演じる必要のある存在とぼやかして描かれているのだが、知識を足に頭を空にする事を体現するダンスシーンは、説得力はあるものの、やはり不快感が拭えなかった。
せめて図書館から出て行って欲しい。
伏線貼るだけ貼って消えたので、パート2には期待してます。
②グリンダの描き方
彼女は、愛される事、求められる事、に対して「求められる自分」であろうとするタイプの人間のように描かれている。
その根底意識からの共感から、ボールルームでエルファバとダンスを踊る流れになるのだが、この辺りの心の機微がうまく映像に落とし込めていない。魔法学の先生へ取り次いでくれたから、哀れみや罪悪感のみで踊ったようにも見える。
何というか、中盤までのグリンダが、ただのアホにしか描かれないのだ。もっと同級生などの同調圧力の描写を強くして欲しかったのは否めない。
③価値観について
エルファバは緑色の肌と言うだけで迫害を受けるのだが、動物が当然のように喋り、魔法もそこそこ発展した世界で、本当にそんな価値観になるのだろうか?
そこに説得力を持たせたいのであれば、
・オズの魔法使いから「人間至上主義」が発令される
・人以外の価値は奴隷、家畜と同等である
などの御触れが出ていないと、そこまで畏怖や差別の対象にはならないのではないだろうか?
※学校内が白人だけなら、まぁ有り得るかも知れないが‥‥
と言った所が、個人的な感想です。
パート2は勿論楽しみ。
吹替版の評価も高いようなので、余裕があれば、見に行こうと思います。
P.S.
映画本編には全く関係ないのですが、
映画館の劇場内にビニール袋を持ち込んだヤツには、何かしら懲役刑を与えて欲しい。
タイトルなし(ネタバレ)
初めて映画館でミュージカルを見ました。
また、IMAXで見たのでとても迫力があってよかったです!映画が進むにつれて、エルファバとグリンダがなぜ友達だったかわかっていってとても面白かったです。
次、公開されるパート2もどうなるかとても楽しみです‼︎
岡田
将生に嫉妬してしまった。
小学生と見たため、吹き替えで。
悪い魔女が高畑充希ちゃんとだけの知識
シンデレラの吹き替えだったので、
おんなじだったら嫌だなぁなんて思ってたんだけど、なんのこれしき
めっっっちゃくちゃよかったです。岡田将生に嫉妬、すごいわこのひと。
最初のアリアナの歌は本物が聴きたかったなーなんて思ったけど、とっても上手だった。
まさかの清水美依紗ちゃんだったなんて!
そらうまいわけだ。
アリアナとシンシアの歌声もやっぱり聴きたいので、字幕でもう一度見ようと思います。
エルファバの気持ちになると悲しくて感情移入してずっと泣いてました。
コンプレックス抱えてたら刺さる。
そして最後の解放、本当に良かった。
今後エルファバは本当に悪い魔女になってしまうのか、
悪い魔女として死んでしまうのか、パート2も見逃せません。
話がわかってるから楽しめたけど
ウィキッドは10年くらい前に劇団四季で鑑賞しているのであらすじをわかっている状態で観ました。
劇団四季を観たときは、登場人物みんな自分勝手で感情移入できず、いろいろ各キャラクターたちに可哀想なこともあったけど因果応報では??みたいな、劇団員の技量には感動したけどストーリーがクソだなという感想でした。
なので今回観るのを悩みましたが曲が好きなので観ることにしました。結果、観に行って良かったです。
時間的にもけっこう尺が長いので劇団四季のときよりも登場人物の心情がわかりやすかったです。あとたぶん映画で顔がアップで映るから劇団四季のときにはあまりわからなかった表情もちゃんと見えて。
たとえば最初の悪い魔女が死んで喜びを歌うシーンはグリンダが度々神妙な顔をしていますが、あらすじを知っているからもちろんそこには気づきましたけどけっこう顔がアップされてるのであらすじを知らない人もそこには気づけると思います。
たぶん内容を知らないで行くと、劇団四季で自分が感じたようにあまり良い気分のしない映画という感想で留まってしまうような気がします。(たしかに良い気分はしないかもしれませんが笑)
後半も楽しみにしてますがけっこう先なので早く公開してほしいですね!
ドロシーの靴を履いて行きました
何度も噂が出ては立ち消えを繰り返していたので満を持しての映画化実現はWickedファンとしてとても嬉しかった。脚本演出音楽どれをとっても最高なので映画化は相当プレッシャーがあったのでは。風刺や社会に対する問いが豊富な作品だけど、初演から20年経った今でもそれがそれとして機能してしまっていることがもはやメッセージになっている気がして、時間をかけて良かったのかもと思ったり笑。
10周年イベント?の時にアリアナがWizard and Iを歌っているのを見て(なぜか)グリンダは彼女がいいな〜と漠然と思っていたのでキャスティングも嬉しい。このお話で1番のWickedマダムモリブルにミシェルヨーも大納得。
フィエロ役の方存じ上げなかったけど、ものすごく爽やかイケメン!
カメオ出演と知っていたイディナメンゼルとクリスティンチェノウスは意外に長くしかもバッチリ歌ってて驚き。魔法の杖がクリスティンだけ付かないのも◎
映画で良かったのは伏線が分かりやすく散りばめられているところ、それぞれの楽曲がMVみたいに華やかで、3時間近くあるのに飽きないところ。
ただ曲それぞれに映像ならではの演出を付けているからか、間延び感はある。正直Defying Gravity は最後の勢いで一気に聞きたかったな。でも実際にDefying gravity するシーンは感動。(1幕ってほとんど歌で終わるんだと思い出した)
舞台は視野を広くすれば同じシーンでそれぞれのキャラクターの仕草や表情から物語の理解を深めることができるし、演出に奥行きもある。それに、生歌の魅力はやっぱり大きい。
舞台ロングランにどんな制約があるか知らないけど、東京大阪それぞれで1年はやって欲しいな〜
2幕もエルファバはビックナンバーつづきで楽しみ!
くるりと反転するスローモーション
シネ・リーブル神戸のシネマ1、音響にこだわったOdessaシアターで。終盤がとにかく圧巻で、「160分てマジか」と思いつつも観にきたのは正解だった。
まずプロローグが終わってから劇中に映されるオープニングのタイトルがいい。
言わずもがなアリアナ・グランデのオーラは凄く(しかもなかなかのコメディエンヌっぷり)、西の悪い魔女になるシンシア・エリヴォは演じるキャラクターとも相俟って完全に押され気味だったのだが、終盤の"Defying Gravity"のパフォーマンスに至る頃には他を寄せつけない圧倒的な存在感を発揮していた。
成功よりも信念を選んだシンシア・エリヴォがほうきを手に取って(だったと思う)くるりと反転するスローモーション。
あれは監督がどうしてもやりたかったんだろうし、その反転する動作が決意や覚悟あるいは変身の映像表現としてはちょっとありきたりすぎないかと感じたりもしたのだけれど、気づいたらしっかり感動してしまったことは告白しておかなければならない。
そしてなにより、そのあとに続く飛行や浮揚のシーンがほんとうに素晴らしかった。
こんな人に出会いたいと思える作品でした
沢山良かったシーンはありましたが
印象に残っているシーンは
お互いに秘密を打ち明けたシーンでグランダが開口一番に 「秘密だとしても、真実ではない」とエルファバの強い呪いを解いちゃうところがとても感動しました。
誰目線で見たら良かった?
大ヒットブロードウェイミュージカル「ウィキッド」を映画化という
ことで期待して観たのだがちょっと自分に合わなかった。
最初に断っておくとミュージカル映画は大好き。それでこの採点なのは
好みの問題だろうか。
舞台のミュージカルは未見。前知識もほぼなしで鑑賞。そのせいか物語が
どういった方向へ進んでいくのか、それぞれの登場人物の役割はどうか
分からず。知っている人に比べて置いてきぼりを食らった感じがする。
印象的だったのはテーマパークを丸ごと作ってしまったような巨大な
オープンセットで撮影された映像、豪華な衣装やその他の美術面。
どれだけ巨額の予算を投入したんだろうか。豪華絢爛な映像を見るだけでも
鑑賞料金の元を取ったような気になる。
後に悪い魔女と善い魔女になる二人の友情物語?
善い魔女になるのは野心的で美しく人気者のグリンダ。自分の解釈が間違い
なのかも知れないが、彼女の言う”良いこと”って、彼女にとっての良いこと
でしかなくて、人のために何かしてあげたように見えて実は「良いことを
しようと努力している私って素敵!」と自己満足しているような感じだ。
親切とおせっかいの違いが分からない世間知らずのお嬢さんに見えた。
外見の良さはもう完璧で人当たりも良く、人気者になって当然だと思うが。
そんなグリンダの親切が純粋に相手のことを思ってのものなのかがいつも
疑問に感じてしまって、後に悪い魔女になるエルファバとの友情も実は
表面的なものなのではないか?と疑ってしまった。
パーティーの席で奇妙な踊りをするエルファバをみんなは嘲笑した。
エルファバに合わせてグリンダが躍ると誰も笑わなかった。この場面は
感動ポイントらしく、近くの席の人の嗚咽が聞こえてきた。残念ながら
自分はここで泣けなかった。
グリンダが全く無垢な心で無償の愛を捧げる人として描かれていたら
彼女の気持ちに寄り添って彼女目線で物語をとらえられたと思うが
全ての登場人物に対して客観的にしか見られなかった。
学長マダム・モリブルとオズの魔法使いが何を企んでいたのかとか
エルファバとグリンダが袂を分かつ経緯とか、頭が悪い自分には今一つ
ピンとこなかった。
メインキャストやダンサーが歌って踊る場面は見事であるとは思いつつ
物語にあまり感情移入できていない自分には「歌と踊りが上手い役者さん
たちのショー」でしかなかった。お気に入りの映画だったら没入して
その世界に自分もいるような気持ちになるのに。
あと、巨大なセットと大勢の出演者で実写映画ならではのミュージカル
場面を作り上げたのに、魔法で猿が変異するあたりからCGだらけになって
急に画面が安っぽくなった。
鑑賞前は「気に入ったら何回も観る」と意気込んでいたが、そこまででは
なかった。アリアナ・グランデがとにかく可愛くてその姿を見るだけで
癒されるからまた観に行きたいけど。
今回は席数200程度の一般スクリーンで日本語吹き替え版を鑑賞。
Dolby-CinemaとIMAXでオリジナル音声版を観たらそれで終わりになりそう。
後編楽しみだけど…
衣装と世界観がすごく綺麗でした。
終盤からの映像も綺麗で作品にさらに引き込まれます。
ストーリーもそれぞれのキャラクターがキャラ立ちしていて、
2人の関係性が深まっていく過程も面白かったです。
ダンスクラブで2人が一緒に踊り出すシーンはじんわりときて、涙が溢れてきます。
ラストのエルファバが振り向くシーンや、空を飛びながらのミュージカルシーンは超カッコよかった‼︎
本当にエルファバは死んでしまったのか?
今作もエルファバや、動物達の虐げられるシーンは観ているのが辛かったけど、死んでしまったとしたら、後編は楽しみだけど観るのはかなり辛くなりそう。
1番最初のミュージカルシーンも怖かった。
人によってはかなり嫌な気持ちになる様な。どうでしょうか?
世間で大大絶賛されいるこの作品。期待を胸に足を運びましたが、自分は本当に胸糞の悪い気持ちになりました。余りにもエルファバが惨過ぎる。余りにもグリンダとその他の生徒達がクソ過ぎて苛つきが止まらなかった。私は捻くれてるし、褒められた人間じゃー無いのであまりグリンダ達を責められる様な立場ではありませんが。自分でも何故?と思う位、本当に嫌な気分になり、グリンダに対しての嫌悪感が止まりませんでした。個人的な意見はさて置き、映像は非常に美しく、セットも凄かったし、過去から現在も続いている差別や抑圧のメタファーや悪が何故生まれるのかなどのディープな内容などが大半の人達に絶賛されたところかなーと思います。 しかし、学生時代にトラウマなどある方には要注意な気がしますが。あーイライラした。笑 ここまで感情を揺さぶられるのも、ある意味で良い映画の証でしょうか?というかアリアナ・グランデの演技が神過ぎなんでしょうね。
あと、エンディングの爆速ホウキドライブはアガりました。グリンダに幸あれ。っと思いたいですが、結末を最初に観てしまったのでもう...。しんどかったー。でもpart2も観ます。笑 分かっていても気になるー。
エルファバを想うと辛い
肌の色が違うのも魔法の素質があるのも、全くエルファバのせいではないのに周りに一人もエルファバの味方がいないのが辛い。
やがてグリンダと友達になっていくけど、グリンダの態度の変化は唐突で、そこにどんな感情が動いたのか、描き方が薄い。友達のフリして陥れようとしているようにもみえる。
しかしオズの塔での別れのシーンは圧巻。歌、ダンスも圧巻。
ストーリーは腑に落ちないが次回作で納得できるのか、見届けようとは思う。
歌もアリアナも良い!が長い
ディズニーっぽい世界観だけどディズニーじゃない。歌は素晴らしいし、若き日のパリス・ヒルトンを彷彿とさせるクイーンオブ一軍キャラがドハマリしたアリアナは最高にキュート。こんな良い条件なのに途中で飽きたのは散漫なストーリーのせいかな。友情の話かと思っていたら、動物を仮想敵にして統治を目論むとか、猿に羽が生えるとか、よくわからん展開に。最後シンシアの歌で締めたのは良かった。長く感じて途中で時計見てしまったけど、イケメンとの恋の行方も気になるので、続きが公開されたら見に行きます。
続きが気になる
完結していないのでどうなるのかわかりませんが、映像は綺麗だし、笑える場面も多く、長い上映時間も退屈を感じませんでした。
生まれつきの緑色の肌と魔法の力で、人から避けられてきたエルファバでしたが、喋ってはいけないなどと、差別的に扱われる動物たちに対して誰も手を差し伸べない中で、魔法使い陛下の力で動物を救ってもらおうとする、優しい女性でした。
それが、オズの魔法使い陛下はホントは魔法が使えず、人々のために共通の敵が必要だといって動物を虐げる一番の黒幕で、道徳的にみれば、悪い魔女が正しくて、皆が憧れる魔法使い陛下が悪い。
このお話が最終的に、冒頭の「悪い魔女が死んだ」「孤独に死んで誰も悲しまない」などと、めちゃくちゃに嫌われている魔女の死へと続いていくことを思うと、きっと正義が報われない、悲しい結末が待っているのだろうと、胸が痛みます。
他の人とは違う緑色の肌という理由で嫌われ者だった今までが、魔法書を奪って逃げた悪い魔女として、世界の敵に変わるこの先は、まさにクライマックスを迎えるのでしょう。
「これから盛り上がるぞ」というところで続編待ちなので、気になって仕方がありません。
Popular
スーパード派手なミュージカル映画で、アメリカ全体のメッセージもあったりと盛りだくさんでしたが161分あっという間でした。
特典はステッカーとカードでした。
オズの魔法使いは幼少期に見ていたのでうっすらとですが記憶はありましたが、ウィキッドの物語そのものは存在しか知らなかったので今作がほぼほぼ初見で間違いないです。
初っ端からミュージカルが展開されるのですが、歌詞が中々に強烈なもので、残虐的な歌詞を高らかに歌うもんですから見ているこちらも体が動き出しそうなのに顔は引き攣ってるという不思議な状態でした笑
エルファバの肌の色が緑という事に驚き慄く人々がミュージカルに乗せて驚くのもあってコミカルに見えますが、自分でもあそこにいたら驚くと思います。
全く違う肌の色がいたら軽蔑や差別はしないまでも、距離を置いてしまうとは思います。
それはそうと祭りかってくらい踊り回りますし、
エルファバとグリンダの友情が芽生えるところは鳥肌がゾワゾワっとなってしまいました。
グリンダが性格そのままでエルファバの魅力に気付くってのも良いですし、お揃いの舞いで周りを巻き込んでいくってのも味がありました。
エメラルドシティへと誘われたエルファバとグリンダが驚きながらも楽しそうに街を闊歩するの良いですし、エメラルドシティがとにかくカラフルで目が華やかになりました。
ここでもミュージカルで画面いっぱい暴れてくれるので見応え抜群でした。
エルファバの力が悪用されそうになる中での2人の決断や周りの陰謀等々、多くの葛藤をギュッとして描かれますがどれも取りこぼさない勢いですし、辛さと悲しさを兼ね備えながら飛び立っていくエルファバにはキュッとさせられました。
正義と悪は認識によってガラッと変わる、ちょっとした行動でどう転ぶか分からない、圧倒的な映像の中にもしっかりと込められたメッセージは力強かったです。
グリンダのキャラクター性は最初は見た目だけで中身空っぽな感じが鼻につきましたが、徐々に人を思いやったり、人のために行動する姿が全面的に出てきてからはどんどんキラキラしていきました。
それでも人に愛されることが得意なんだろう、自分の魅せ方が上手いんだろうというのはビシバシ伝わってきました。
エルファバは肌の色が原因で色んな人から見放されているという境遇の中、魔法の才能を見出され、自信を持っていく様子が見ていて応援したくなりましたし、その力が実っていき笑顔になる彼女を見てワクワクさせられたのも確かでした。
ここまでやり切って、その上結末まで分かってるのに進む続編が待ち遠しいような、心苦しいような。
続編公開も楽しみにしています!
鑑賞日 3/8
鑑賞時間 15:05〜18:00
座席 C-7
スクールカースト上位の方だけお楽しみください。
悪い魔女が死んだ!やったー!
と、パレードから始まるこの映画。もう、面倒くさいから、調べずに語るが、
良い魔女と、悪い魔女はかつて同級生だったという事が分かり、回想シーンから本編が始まる。
どうやら、この世界では動物が言葉を喋れて、人間の召使いや友達になれて、魔法使いが存在する世界のようだ。
悪い魔女は、念願の第一子だったが、全身が緑色で生まれてくる。これは悪い魔女のお母ちゃんが、超人ハルクとチョメチョメしたわけではなく、特に理由は分からない。
不幸は重なるもので、次の妹は、緑の肌じゃない子が生まれさせる為、妊婦によく分からない薬を飲ませて、肌の色は普通だが、足に障害が出て車椅子に乗らざるをえない身体になる。
そして、産後の肥立が悪くて母親は死去。父親はこの事で緑の肌の長女を疎ましく思うようになる。こんなに不幸なのに、グレないのは、根はいい子であるのは間違いない。
でも、どうかしているのは良い魔女もそうで、悪い魔女に向かって、
貴女、緑ね?
と、言うが、てめーは、
黒人に向かって、黒いね?
とか、片足の人に向かって、
何で、片足なの?
って、聞くのかい?人としてどうなんだろうか?自分が、婆ちゃんに貰った、要らない帽子を散々、disっておいて、悪い魔女にプレゼントするという、所業はどうよ?
コーディネートは、こうでねぇと?と、ワンちゃんの服の着せ替えのように、散々、遊んでおいてさ?
スクールカースト共がフィーバーしてる中、悪い魔女がパーティに来るだけで微妙な空気にしたかのように、馬鹿にした目で見ていて、
悪い魔女が、渾身の力を込めてやった、
ドラクエの不思議な踊りを踊り出した!
微妙なダンスを、まるで、煽るように、そのダンスを真似している所は心底、性根が腐っている証拠だ。
とにかく、良い魔女の性根が腐っているところが、シナリオに書いてあるとはいえ、好きになれない。
最後には、悪い魔女は覚醒して、ホウキで空を飛べるようになって、
続く。
と、なるが、これだけ可哀想な悪い魔女が、続編では殺されてしまうという事を考えると、あまりにも、悪い魔女が可哀想すぎて、続編を見たら、落ち込んでしまうと思うのだよ?
この映画を楽しめるという感覚が、全く理解ができません。
過去にイジメられていた人には、キツい映画だと思う。無自覚に人を虐めていた人には刺さるのか?
ミュージカルシーンの入り方が唐突この上なく、ディズニー狂いとか、2・5次元芝居にハマっている彼女に無理矢理連れていかれた彼氏の気持ちが分かる映画です。
いや、マジで、この映画を見て爽やかな気持ちになりますか?全く、理解できません。
マクベスで、
綺麗は汚ない、汚ないは綺麗。
という、言葉があるけど、
こんなに、人間のどす黒いとこを表現した汚ねぇ映画は見た事が無い。元になったミュージカルは未見だけど、
悪い魔女は実は死んでいませんでした。
って、オチにしないと誰も救われないぜ?このお話し。
予備情報仕入れず観に行きました。
悪い魔女が死んで喜ぶ市民たちの場面からスタート。
でも実は悪い魔女が見た目の違いによる差別で苦しんできた人で、チャラくて軽薄な女が善き魔女としてチヤホヤされる。ストーリーの序盤で正直帰ろうかと思った。中味が薄っぺら過ぎる。
物語としては駄作。擦り寄ってきたミシェル・ヨーの思惑も透けて見えたしオズの魔法使いに招待された時点で展開が読めた。動物虐待もあるし吐き気すら覚える。善き魔女?ってどんな基準やねん。
ある意味力持つ側によって善の基準は変えられるって教えてる。体制側にとって都合の良い作られた善き魔女ってこと。
西洋人の価値観がモロに出てる映画。
肌が黒い、黄色いから差別しても蔑んでも虐めても心痛まない的な。家柄が良い、金持ち、美人、持ってる者は他者を憐れみ施すことも虐めるのも自由。反吐が出る価値観だな。
後半にかけての歌だけは良かった。子供に観せる映画じゃない。
どこが"良いストーリー"なの?胸糞やん
音楽がいい?歌が上手い?衣装が可愛い?、、、で?
内容は?ひたすら集団いじめをして
それすら自覚してないグリンダ?
何に感化されたのかは知らないが急に仲良くなった?
なんで?きっかけは?改心するならまず謝ろうよ
なんで何事も無かった感じになってんの?全員
全119件中、61~80件目を表示
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