ウィキッド ふたりの魔女のレビュー・感想・評価
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パート2気になる
初めてドルビーシネマで視聴!
ミュージカル映画で歌唱シーンが多かったため音響のクオリティの高さを感じた。
2部作のうちのパート1ということでストーリーについてはあまりどうこう言えないけど…。
パート1だけ見るとやっぱりエルファバがあまりに可哀想だった。最終的にグリンダの友情も成立はするもののそこまでの嫌な奴感がね(¯∇¯;)
それこそ「善い魔女」「悪い魔女」が逆なんじゃないかって思っちゃうような。
ただ冒頭「悪い西の魔女が死んだ」ってお祭り騒ぎで始まりますし、「オズの魔法使い」のストーリー的にもエルファバは死んでしまうんですかね…。
いずれにしてもエルファバとグリンダがどうなるのか、どうやって冒頭のシーンや原作のストーリーに繋がっていくのか続きが気になります。
パート2遠い…
ミュージカル映画が少し
ミュージカルの割合は想像よりも少なくよかった。
4Dでの視聴のため席が動くのと風と水飛沫があるのが、楽しかったが、これを2Dで見たらこんなに評価高くつけられなかったかも。
頭に手をつけて、バイバイ👋
出てくる登場人物間で、しっかりと差別や妬み
そして恋愛と友情が分かりやすく描写されてる
のが良かった。
『飛べることを、まだ知らないだけ』のキャッチコピーは好きだなぁ。あと。頭に手をつけてのバイバイ👋も
2000億円を贅沢で真っ当に使用した
衣装の数々、綺麗な美術、カラフルな色彩
演出は最高。そこに強力な歌も。
エルファバはオズに仕える魔法使いや
人間達に怯える動物達の為に力を尽くして
いたのに悪い魔女になっていくのかなぁ………。
オズの魔法使いへのリスペクトと敬意がある
作品でした。
パート2も待ち遠しい。
大衆向け
才能はあるが、緑色の肌と柔軟性を欠くという所謂ハンデを持ったエルファバと、中身も才能もないが愛らしい外見と他人を操る社交性を持つグリンダという対極にある二人の物語。
その他大勢は見た目の良いグリンダをトップとしたヒエラルキーを築き、エルファバは差別される。
権力者は味方の振りをしてエルファバの才能を搾取し、エルファバが自分達の味方にならないと知るや悪者に仕立て上げる。
御伽話の体で、世の中の理不尽さをまざまざと表現している。
冒頭で民衆が楽しそうにエンドレスで歌う「誰にも愛されないで死んでいった」という歌詞が印象的。
赤信号みんなで渡れば怖くないじゃないけど、そんな残酷な事を何の躊躇いもなく楽しそうに歌う群衆が不気味。
子どもはこの映画を見て何を学ぶのだろうか。
「やっぱり人は見た目が10割よね〜」という単純な人ばかりの世の中にならない事を祈るばかり。
ちなみに、この映画、続編があるらしい。
大衆が食いつきそうな人生のテーマを単純に表現し、さらに続編に繋げて収益を上げようとする現代らしい金満主義バリバリの作品!と思いつつ、やっぱり続編も観るのだろうな、きっと。
あと、ミュージカル調の部分も多々あるので、観るなら字幕版で本物の歌声を聴いた方が良いと思われる。
タイトルなし(ネタバレ)
世界観も衣装も演出も全てがキュート!最高!
グリンダがもうめちゃくちゃ妖精さんみたいでかわいすぎる!
冒頭からどの登場人物もみんなうっすら間違えていて、みんなそれぞれに自分を見つけていく
魔女が死んだことをこんな華やかにかわいく表現することの違和感が、正義がいかに歪かを表現しててすごくよかった
グリンダがずっっと無自覚に善意で上から施しを与える態度がシンプルに感じ悪いはずなのに、コミカルにとにかくかわいく描かれてるから彼女の魅力になっちゃってるのがいい
彼女が途中で変に自分を改めずに、行動原理は何一つ変えないままエルファバをかわいくドレスアップさせようとするところは、もうこれは彼女の魅力であり個性と思わされてしまって本当にすごい
エルファバは本当に聡明で優しく物事の本質を捉えられる素敵な子
なのに初めは、権力者に、周りに、認められることで自分を証明したがってること、自分の肌の色を否定していることが、
周りに屈しないと思ってるはずなのに無意識に他者評価を内面化してることが表れててせつなかった
そのぶん、誰にも縛られず、自分の緑を否定せず、自分で自分を救う覚悟を持った姿はとてもかっこよかった
あわよくば次の話でその先の答えを見つけてほしいな…今もまだ少し哀しさを孕んでるから
グリンダとエルファバがダンスで心を通わせるシーンが一番好き、泣いてしまった
グリンダの少し意地悪からくる善意っぽい行動に、真の善意で返すエルファバの想いが届くシーンもすごくよかった
てっきり"お前のやってることはこういう施しなんだよ"ってことをわからせるエピソードかと思ったけど、ここからお互いを真に認め合うことに繋がるのがよかった
あくまで個人的には過去最高のミュージカル映画かも
「ウィキッド」という作品に思い入れがあるかどうかでかなり評価が分かれる映画かも。そもそも舞台版を観たことがあるかないかでも違う。
例えば冒頭で「魔女が死んだ!」と皆が喜んでいるなか、グリンダが何故時折(というか始終)微妙な表情を浮かべているのか、舞台版が好きな人はもうここで号泣するぐらいのポイントだが、知らない人には、謎でしかない(しかも第一部なのでその疑問は今回解消されない)。
舞台版で1時間半弱の第1部を2時間40分掛けて表現する今作、丁寧と取るか、冗長と取るかも人によるはず。
とにかく主演の2人の繊細な演技は素晴らしい。正直アリアナ・グランデにここまでの演技ができるとは思わなかったし、シンシア・エリヴォは複雑な内面を抱えるエルファバを非常に丁寧に演じていて、このキャスティングは大成功だと思う。
また、舞台版でも決して地味ではないセットだが、映画の豪華絢爛な表現とは比較にすらならない。クライマックスのDefying Gravityはまさに重力に逆らう最高の映像表現で、曲の持つ疾走感やスピード感、エネルギーを聴覚と視覚で魅せてくれる。
舞台版を鑑賞済みの人から、この映画を気に入らなかったという感想はあまり聞かれないので、結末が気になる方には是非舞台版をおすすめしたいのだが、場所は大阪だし、チケットはほぼ売り切れているので、非常に歯がゆい。
自分の中では過去最高のミュージカル映画だと思うし、第2部が本当に待ち遠しい。
今とても響くメッセージがたくさん!
✴︎
映画の醍醐味がとことん詰まっていた!
さすがuniversal🪐
当初の予定から10年くらい遅れていたらしいけど
きっと今だからこそ伝わるメッセージが詰まっている🧙♀️✨
part2の公開が待ち遠しい!!
《以下オタク視点の感想》
USJのショーで知ったミュージカル(調べたら14〜18年も前だった!)。1幕を35分に短縮した内容だったけど、今思うとよくまとめていたんだなーと思う。グリンダは日本人、エルファバは外国人キャストで日本語と英語を交えた台本だったのも違和感なくて面白かった。その後、劇団四季でミュージカルを上演すると聞き友人とウキウキしながら観に行って、予想を超えたストーリー展開に一幕見終わった時には放心状態!顔は涙と鼻水でぐしょぐしょになっていた。ミュージカル界の女王、濵田めぐみさんが演じていたのも大きい。
その後ブロードウェイ版のCDを友人に借りてずーっと聴いていたので、イディナ・メンゼルとクリスティン・チェノウスの声はやはりデフォルトとして耳に残っていて、今回劇中劇という形で歌うシーンがあるのは胸アツで監督の作品へのリスペクトが感じられて嬉しかった。そしてやはり楽曲が素晴らしくて捨て曲がない!今まで気づかなったけどオズの魔法使いの「over the rainbow」の音を忍ばせてあるのだそう。バレにくいよう7音だけ。作曲家の手腕にただただ拍手です!
初めて知ったけど、原作者は湾岸戦争から着想を得てこの物語を書いたそう。アメリカとイラク、白と黒だけじゃないそれぞれの守りたいもの、正義。世に出る情報だけが真実とは限らない。自分の目で意志で判断し行動していく勇気を持つこと。これって今の世の中にすごく必要なメッセージだと思うし、公開がこのタイミングになった意味を感じずにはいられない。
エルファバを演じたシンシアは舞台で活躍していて歌い上げるシーンも映っていたので期待していたけど、アリアナ・グランデは名前こそ知っているけどポップ歌手でしょ?と見誤っていた。彼女はグリンダそのものだった!聞けばこの役がジョービズ界へ飛び込むキッカケになったらしく、グリンダを演じる為にオペラを習いオーディションに挑んだとか。ちょっとクセのある歌い方や動きも完璧に再現しつつ、自分の持ち味も活かしていた。アリアナが"ポピュラー"だから彼女のキャスティングはベストだなぁって感心した◎あとオズの魔法使い役のジェフ・ゴールドブラムのイケオジぶり!(ジュラシックパークの数学者マルコム役)チャーミングで憎めないのよね。。ズルい。
ひとつだけ氣になるのが、グリンダがエルファバを変身させるシーン。日本版ミュージカルでは「ピンクは緑に映えるのよ🌸」と言っていたのが、「ピンクと緑よ」となっていたこと(たしかに「pink&green」と言ってる)。このセリフが好きだから字幕だけでも見たかったな〜。
っと、まとまりがなくなってきたけど迷っているなら
観るべき作品なので、是非映画館へ🩷💚
名曲を"浴びる" 161分の映画体験
海外公開時から鑑賞を待ち侘びていた作品ということもあり、かなり期待の大きかったWICKED! 歌唱力抜群のシンシアとアリアナによる圧巻のナンバーは、名曲を"浴びる"体験を映画館で実現させてくれていた。the Wizard and I や Defying Gravityが本作で既出となったことから、後編はどこに見どころを作るのか(For Goodがやはり本命?)楽しみである。
友情の在り方はもちろん、信念や自己肯定感を持つことの大切さ、マイノリティの周囲から理解が得られない辛さ[Gravity(重力)=周りの人々からもたらされる視線が生む重圧とも捉えられるかもしれない]、そして平和がゆえに"考えること"に蓋をしてしまう人々への疑念(本を踏む振り付けでも描出)等が表現されており、現代社会にも通じるテーマが多数取り上げられていたのも興味深かった。照明を利用して皮膚の緑色が飛んでいるように(ピンクに)見せるシーンや、エルファバとグリンダが互いを認め合うようになったタイミングをダンスのみで魅せるシーンなど、演出も秀逸。
一点気になったのは、上映時間の長さとミュージカル特有の"ストーリーの盛り上がりに合わせて楽曲が増えていく"特徴が日本人受けするのか?という点だろうか。ミュージカル好きな個人としては、充実度の高い映画鑑賞となった。
レビューが分かれるね
何度も舞台を見て映画化の話が出てから、10年以上待っていた映画。字幕版と吹替版で見た。
字幕版は日本語訳がちょっと微妙だった。間違ってはいないけれど、不自然なところがちらほら…
その他は期待以上だった。
ずっと思い描いてきたエルファバとグリンダだ。細かい表情や仕草など作品への愛を感じる。
吹替版も良かった。字幕を追わなくて良いので、スクリーンに集中できたし、とても自然な日本語訳だった。特にオープニングとクライマックスのグリンダの細かい表情や仕草、日本語が自然で良かった。ずっと疑問に思っていたことが晴れた。
映画単体としては、「オズの魔法使い」や舞台を知らずに第1部だけ見ると、「魔女が善悪に分かれて闘う物語」のように見えるかな。低く評価している人の大半はそう解釈してるみたいだ。彼らがこのまま第2部を見ないのも面白い。
基本的には「オズの魔法使い」の主題と変わらないので「願い」や「幸せ」がテーマだね。
見る角度をいろいろ変えて何度も見たら良いと思う。
part2 どうなるんだろう?大丈夫か?
原作もミュージカルのウィキッドも知らず、オズの魔法使いのあらすじを鑑賞前にWikipediaで軽く調べた程度の情報で観に行った。
本作を見終わった直後に出た感想をタイトルにした。
というのも、本作の終わり方に於いて、私というか観客の気持ちは完全にエルファバの方にあり、むしろオズやマダムモリブル、グリンダ側は、あの映画の悪であり個人的には倒されて欲しいのだが、オープニングで西の悪い魔女=エルファバが倒され、喜んだ場面から始まってしまう。
だから、part2がこれからどうなっていくのか、悪い意味でも、良い意味でも気になってしまう。
グリンダは、自分本位の身勝手で厚かましい、自己満足のための一方的な思いを優しさと称して振り撒いていたのが、どう変わっていくのか。
またエルファバはどう変わってしまうのか、動物の迫害に抵抗するため、オズの世界の住人にとって悪とも言える過激な行動をとってしまうか。
それとも2人の関係性が決別したまま、オズの魔法使いという物語を逆手にとった善い魔女、悪い魔女は形式上であったというような終わり方にするのか。
そこは楽しみにpart2を待ちたいと思う。
物語に対してはツッコミ所が多々あり、あまり入り込めなかったが、出演者達の歌唱(特にエルファバは惚れ惚れするほど素晴らしかった)は圧倒された上に、ダンスや衣装、建物やセットなどの世界観は言わずもがな大変素晴らしく、映画館に足を運んで、大スクリーン、大音響で見るべき映画であった。
本を踏みつけるのは・・・
ネタバレになるのか分かりませんが、映画を見る時は前情報を全く入れずにみたいタイプなのでミュージカル映画と言うことも知らずに鑑賞しました。演出なのは分かるんだけど本を踏みつけるはどうしても抵抗があり、そこから冷めた目で見ていました。冒頭から2時間はなんかダルダルした感じ。最後の40分だけ面白いです。音楽、セットは素晴らしいです。
過去に緑の大男でも大暴れしたんだろうか
ヤギが大学教授だったりする世界で、肌が緑と言うだけであそこまで虐められるのは過去に緑の大男が出て世界を滅ぼした的な言い伝えでもあるんだろう。
そもそもこの世界の魔法って何なの?あの学校どういう基準で入学出来てんの?は、オズの魔法使いを履修すれば分かるものなのか?
ダサイ帽子を押し付けておいて皆の笑いものにさせたのに、一緒に踊った事で仲直り出来たのは何がどうなっている?
歌や踊りや衣装やらはとても素晴らしいのに、その辺の心情がまったくもってわからなかった。あと長い。めっちゃタイトルにパート1が出てるのに、邦題の際に出さない詐欺を働かれた身には、161分はちょと辛い。もうちょい短く纏められたんでは。
そして本を踏んだり蹴っ飛ばす奴等許すまじ!!!!
イケメンだから全て許されると思うなよ!
始まりの物語
ウィキッドがとても人気のミュージカルということは知っていて、オズの魔法使いもなんとなく物語を知っているという程度の知識で鑑賞。
シンシア・エリボとアリアナ・グランデの歌が圧巻でした。
ただ、突然歌い出すミュージカル映画は好きな方ですが少しミュージカルシーンが多いかなとも感じました。
図書室のシーンでは本をよく読む者としては靴がキレイだとわかっていても本が踏まれているのが気になってしまいました…。
初めから悪い人なんていないといいますが、本当にそうですよね。
生まれた環境や境遇、家族や周りの人々、誰と出会い出会わないか。
妹の大学入学の日にあのまま父と帰っていたらエルファバはモリブルには出会わなかったかもしれない。
けど、あのまま帰っていたら自分のもつ力や友達ができる喜びも誰かを好きになる高揚も知ることはなかったのかもしれない。
ウィキッドの始まりの物語としてとても楽しめました。
グリンダがキーだ。実は物語として深い。
ただのCGが素晴らしく、歌が上手で、何も考えずに済むお気楽な映画と思って観に行ったが、違う。
物語として深い。
深い思索が実は必要だと思う(そんなことしなくても充分に楽しいが…)。
グリンダは最初、とても「いけ好かない人物」として強調され、あのマンガ的な髪をさばく所作も、私には不快だった。
この女性がどのように懲らしめられるのか、あるいは改心していくのかが、ストーリーを決めるように思えたが、冒頭のシーンでグリンダが良い魔女として物語が完結すると示されてしまっている。
私はとてもモヤモヤした。
実際にグリンダは最後まで変わらない。
変わるのはエルファバとの関係性だけだ。
グリンダは最後までオズの側の人間である。
エルファバにとってグリンダは「他人は変えられない、自分を変えるしかない」の人だ。
そしてグリンダは変わらない。
エルファバはグリンダを必要としている。
エルファバが覚醒していくきっかけは何時でもグリンダだ。
エルファバが何故グリンダを魔法講座に組み入れるように談判したのか、オズに誘ったのか?
何故、最後にグリンダがエルファバを滅ぼす側になるのか。
興味は尽きない。
エルファバが何故グリンダをそれほどに必要とするのか?
エルファバが自分を取り戻し、才能を発揮し(努力で得たものではない)、個として確立していくという流れの中で、何も変わらないグリンダを絡ませる意味は何か?
ダンスホールで皆の注目を浴び受け入れられたのはグリンダがいたからこそ。
あのイケメンが、本当の自分に気づいてくれたエルファバに恋心を芽生えさせるのもグリンダとの対比。(彼とエルファバの関係は深くは進展しないだろう。)
エルファバは実は総督の娘、家柄的にはグリンダに引けを取らない。
車椅子の妹の存在も大きい。
妹は大きな勘違いで男と付き合い始めるが、親の力で実は恋は成就するかもしれない。
その妹は姉の門出の場面から姿を消す。
実はこの映画は謎だらけだ。
だから面白い。
そしてそんなことに気づかなくても、圧倒的な歌唱とダンスとおとぎ話の世界観だけで充分に楽しい。
物語として面白ければ、吹き替え版も観たくなった。
追加
エルファバが劇的にグリンダとの関係が良くなり、いつの間にか学校の学生に受け入れられ、その過程は実は殆ど説明がない。
そこをもっと丁寧に描写してほしい観客は一定数いただろう。
全然平気、ここはそういうものとして説明無し!で良いのだ。
エルファバは動物側の人間。
おそらく人間と対立するのだろう。
人間の団結のための共通の敵として。
一番最初のドロシーとブリキの人形の仲間たちの姿を見てホッとしました。
若いは人は見てね。
追記2
レビューに散見されますが、エルファバとグリンダの友情を讃える人が多い。
ホント?
二人が違う路線にいくことはストーリー上明らか。
どのような仕掛けが隠されているかはわかりませんが、グリンダはエルファバを滅ぼすのだ。
グリンダからもらった帽子を残して。
アリアナかわすぎる!!💓
予告からずっと楽しみにしていた、ウィキッド🧙🩷💚
公開初日にGO💫
夕方の回もお客さんはとても多くて前の方で鑑賞。
あんまり前の席での鑑賞はしないけど、ウィキッドの迫力を全面で観れてよかったのかも🌸
悪い魔女は死んだ!と、死を喜ぶ民たちの笑顔で、景色はとても明るいが、ちょっと怖くも感じた。
村人に聞かれて、少しの知り合いだっただけだよとグリンダが答える所から回想はスタート。
これでもかというくらいミュージカル!細かい所はいろいろ見所あるのだろうけど、全体的に迫力と出演者の魅力が溢れていると感じました。何よりもアリアナが可愛すぎる、、!
あんなにピンクでふわふわ、キラキラを着こなせる人はいない!!!!ポピュラーの歌唱シーンではアリアナのプロモーションかと思いました😌
首を大きく振るシーン、クスッと笑えて、こんなこともするんだ!とアリアナの印象が変わりました!
確かにストーリーがゆっくり進むな、これエルファバ何も悪くなくない!?と思っているところにまさかのTo be continued !!そうきたかー!と目が大きくなりました。
グリンダは一緒に行かないんだ!あの先生とのハグは何!?ここからどうなるの!と全くストーリーを知らない身としては続きがとても気になる終わりでした。
全体的にユニバに来たような弾ける感じ、楽しい印象を受けた映画でした。CG技術が素晴らしい!!
男女の話ではなく、女友達同士の(男女の色恋沙汰ではない)話だからこそより引き立つ2人の関係と心情の移り変わりを見ることができたかなと感じました。(表現難しいですが)
劇団四季も公演延長のおかげで席が取れました、、!楽しみだ〜!!🪄
見るのしんどい
原作は未履修の者です。
私はこの映画の登場人物の中で、エルファバだけが好きだ、残りは全員嫌いだ。
エルファバは正義を求める、弱いのに強くあらねばいけなかった人。才能を持ってしまった弱者、虐げられたが為に同じ弱者を見捨てられない。身の丈に合わない正義は悪なのだろうか。
世界も権力者も民衆も正義なんて求めてない。あの世界における真実はエルファバ以外が持っている。(ポピュラーであることが大切、共通の敵で民衆は団結する。)
エルファバは正義に燃えていた、しかし魔力と心があっても、権力が無かった、人気が無かった。だから悪い魔女になってしまった。
あの世界で正義は報われない。現実と同じく。
ただただ、それがしんどい。
2025/03/19追記
恥ずかしながら、演劇ウィキッドを観たことがない状態で鑑賞。
動物の先生たちがもふもふ可愛い。
誰が悪者なのか!!
喜ばせておいてそれは無い〜!
感想を表せる語彙力も無い!
ダンスシーンが目まぐるしく、よく見れてないので、次は吹き替え版でも観ようと思います。
強かなオンナをやるアリアナ・グランデが良いですね。「ウチら親友!」みたいな女子の友情とは異次元の繋がりを感じます。
終盤の涙からの魔女誕生のシーン、黒いマントを羽織ったエルファバがかっこいいし美しい。
(涙で表現する所は、マンビキカゾクの安藤サクラを思い浮かべながら、うっかり泣きそうに。悪い意味は無いです。訴えかける何かがありました。)
Defying Gravityが良曲すぎた。
2025年3月19日追記
吹き替え版を4DXで観ました。
冒頭からの ミュージカルシーン、グリンダとエルファバの険悪期、楽しすぎる図書室のミュージカルシーン、最高に素敵なダンスホールのシーン、人気者にしてあげるミュージカルシーン……等々からのDefying Gravityの流れ!
空を飛ぶシーンは4DXで観るべきだよなと思ったので、2回目を観て正解でした。個人的見解です。
Part1の結末を知っている上で観ると、他の登場人物の動きや思惑にも気が付けて良いですね。
今回はダンスパートをしっかり見れました。衣装にも注目できました。(もしかして一人ずつデザインが違う??)
「人と違うことがそんなにダメなのか」という投げかけと、出演者の多様性が対照的。男性女性の線引きが曖昧な感じがします。衣装とか外見とか。アシンメトリー(?)のプリーツスカートを男性キャストが着ていたり、女性!な服装とか考え方はとにかくグリンダ。と、ネッサローズ。
オズの壁画が崩れてチラ見えした動物の壁画は伏線でしょうか…Part2では動物の世界がどうにかなるのかな。
魔女として覚醒した後の「出来るわ…出来るわ…」と呟くエルファバの心境を思って、初見とは 違う所で泣けました。
味わい深いミュージカル映画ですね。
演劇の方を観てしまうとネタバレになってしまいそうなのでちょっと我慢します笑Part2を観てから演劇も観に行こ…!
泣けたし、悪くない。けど。
Defying Gravityの曲は知ってる。
大昔にオズの魔法使いは見たけど、ほぼ覚えていない。
ウィキッド自体は見たことはない。
という状態で鑑賞。
都内でも1番くらいに大きなスクリーンで字幕で見ましたがたぶん完売かほぼ完売くらいには埋まってました。
そして、男性客が多いのに驚きました。隣は若い男性一人でしたし、その隣は若い男性二人組み。
女性ウケするような映画だと思ってたので、ミュージカル映画好きにはうれしい驚き。
「オズの魔法使い」の世界って、夢々しいファンタジーの世界だと思っていたので、大学が存在するのが少し違和感。
ハリー・ポッターみたいだなぁと。影響受けてるのかなぁと思ったら、こちらの原作のほうが先に刊行されてるっぽい。
原作も知らないのでよくわからないのだけれど、あの大学はそもそも何を学ぶ大学なんだろう。
魔法? 本当の魔法使いはわずかしかいないとか言ってたし、みんな魔法が使えるようには思えない。
経済学部とか教育学部があるようにも思えないし。
長〜く学園青春映画が続く。
よくある感じの。
それでも、帽子のくだりは泣けた。
グリンダ、マジで嫌なヤツ。
どこがどうしてこれから、いい魔女になるのか理解できない。後編でわかるのかな?
セットと衣装はとても可愛い。
そして、制服は着なくてもいいの?
よくわからない。
青春映画見に来たんだっけ?と思いながら、時間が経つのが遅く感じた。が、エメラルドシティでエルファバの才能が開花してからはドキドキと恐怖でとてもよかった。お猿さんがかなり苦しんでいて可哀想。
迫力もあったし、エルファバのマントばっさ〜がかっこいい。
ほうきが出てきた瞬間、飛ぶだろうとわかってたのに飛んだらやっぱり爽快だった。
舞台版は見てないけど、やはりあの表現は映画だからこそできるんだろう。
エルファバが主役だから、彼女の思考や葛藤は理解も共感もできるけど、グリンダがよくわからなかった。
あの状況で親友でなく、オズの魔法使い側に着くのは無理がないか?
前編だけ見て評価するのはちょっとためらうけど、わたしとしては凡作よりちょっといいかな、くらいだった。
あの内容ならもっとぎゅっと出来たんじゃないかな。
前編後編にわけたかった理由はインタビューで読んだからわかるけど、それでも2時間くらいにまとめられなかったのかな。
途中、トイレ?に立つ人がかなりいた。
舞台版初演のエルファバ役、イディナ・メンゼル、グリンダ役、クリスティン・チェノウェスが出演してたのはうれしい。
二人とも自分がやりたかっただろうな。
すごいよかった! めっちゃ好き!!
ということではないけど、後編も見に行くと思う。
その前に「オズの魔法使い」の復習もしておこう。
わたしとしてはオズの魔法使いはただの人間と知って観ていたから、どうせ陛下にあっても失望するんだろうな、と思ってたけど、そもそも「オズの魔法使い」自体も知らない、連れは「え! 魔法使えないの?」みたいな驚きがあったようなので、オズの魔法使いを知らないで前編を観るのはありだったかもしれない。
歌が素晴らしい
字幕で見るのをおすすめしたい。
グリンダがかわいい。そして少々おバカ笑
打算的なんだけど、憎めない。
エルファバは、生まれつき緑の顔と体で父からは嫌われている。
でも、性格は真面目で優しい。実は傷ついているのに、平気なふりして生きている。
この2人のハーモニーが素晴らしい。ミュージカルみたいな感じ。
今回はPart1ということでまだPart2がある。
「スター・ウォーズ」を超える!?
最初は観るつもりがなかった。アリアナ・グランデのキラキラしたお姫様ぶりが宣伝でも目立ち、興味を惹かれなかったのだ。
でも今週は他に観たい映画がない。「オズの魔法使い」には興味があったので、試しに観てみることにした。
結果的に、観てよかった。最高のカタルシスを感じる、そして考えさせられるテーマがたくさん盛り込まれた作品だった。
物語はエンディングから始まる。
オズの国の人々が「西の悪い魔女」の死を知り、歓喜に包まれる。彼らの前でそれを告げるのは、善の魔女グリンダだ。いきなりエンディングの盛り上がりに巻き込まれ、気持ちが掴まれた。
しかし、何か違和感がある。グリンダはヒロインのように称えられるが、彼女自身は戦士として戦ったわけではなさそうだ。それに、なんだか最近揶揄されるキラキラ広報のような、空虚というか、芯のない人物像をアリアナ・グランデが見事に演じている。冒頭のつかみから最高である。
ここから物語は過去へと遡る。グリンダとエルファバは魔法学校の寮で同室になり、対立しながらも友情を育む。グリンダは現代的な価値観を持つ少女で、差別はいけないと教育され、困っている人を助けるべきだと知っている。それが「人気者」でいるためにも必要だと理解しているからだ。彼女の善意はどこか薄っぺらいが、それでも結果的に良い影響を与えていく。
対照的に、エルファバは幼い頃から見た目の違いで嫌われ、親にも疎まれてきた。孤独を抱えながらも、彼女は自尊心を失わず、自分の力を信じている。その強さが、周囲からさらに異質視される要因にもなっている。
この対照的な二人が友情を築いていく過程がとても楽しいし、リベラルな価値観が広まる世界での人間関係の深まり方ってこういう感じなのかなとも考えさせられる。
エルファバはその才能を教授に見出され、個別指導を受けることで自分の力を開花させていく。この流れは『スター・ウォーズ』のルークとヨーダを思い出させる。
この映画が特に面白いのは、ビジネス書『The Oz Principle』(日本語版タイトルは『主体的に動く』)と重なるテーマを持っていることだ。この本は主体性の獲得こそが、成長するということであり、より能力を発揮し生産的になれることを説いた本だ。「オズの魔法使い」をその主体性獲得の物語として解読する本でもある。
エルファバの覚醒は、まさに「主体性の獲得」として描かれる。周囲は「その生き方は損だ」「みんなに認められない」と彼女を引き止める。しかし、彼女は自分の内面の声に従い、自分の可能性を信じることを選ぶ。その瞬間、彼女は覚醒する。
まるで『スター・ウォーズ』でルークが自分のフォースを信じた瞬間のようだ。ミュージカル映画ならではの音楽の高まりと相まって、最高のカタルシスを感じさせる場面だった。
ただし、スター・ウォーズとの決定的な違いもある。エルファバは世界から「悪」として認識されるが、絶対的な悪ではないことが描かれている。この物語では、善悪が二元論ではなく、相対的なものとして描かれている。スター・ウォーズは最後まで「ジェダイ vs. シス」という枠組みを超えられなかったが、ウィキッドは最初から「善悪の枠組みそのものが歪んでいる」ことを示している。
物語の冒頭では、エルファバの死を歓喜する人々と、それを告げるグリンダがいた。その世界は「善が悪を倒した」と信じる単純な構造だった。しかし、映画を観終えた今、その世界の見方は揺らいでいる。後編では、このラストシーンがどのように更新されるのかが最大の注目ポイントだ。原作を読まずに、続編を待ちたいと思う。
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