ウィキッド ふたりの魔女のレビュー・感想・評価
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全くの無知鑑賞
ミュージカル映画だーいすきなので舞台とかには疎く全く舞台版の知識はありません。オズの魔法使いに関してもボヤケた記憶にしか無いけれど女のコンビでミュージカルって言うなら観ましょう。と鑑賞しましたが、グリンダとエルファバのそれぞれの愛らしさにノックアウトです。グリンダのあざとさとエルファバのいじらしさがもう、それぞれ可愛い。Popularはグリンダの空回りながら彼女なりの優しさがキュートに伝わる。
I'm Not That Girlはエルファバの切なさが本当に!画面越しにそんなことないよー!って言いたくなるくらい切ない。
そして何よりDefying Gravityです。
とんでもないですね???とんでもない曲を知らなかったんですね??私??とパニックになるぐらい圧倒されて涙がブワッと溢れました。
エルファバの羽化のような曲だなぁという印象。でもただの羽化じゃなくて爆発のような羽化なのでその衝撃にこっちの感情も誘爆されて泣いちゃった!みたいな涙です。ウィキッドって凄いお話なのですね??無知で挑むべきでは無かったのでは??と劇場を後にする頃には色んな感情が渋滞したのでとりあえず舞台版とか色々調べちゃいました。続編も楽しみです。
★5じゃない理由は全くの無知で鑑賞したので開始のタイトルロゴで「Part1」って見た瞬間に「いや続編ものだったんかーーーい」っていうちょっと騙された感によるマイナスです。
内容知らなくても楽しめる
もうこのジャンルはアメリカ人に任せよう。
ミュージカル映画?になるのだと思いますが、
歌って踊ってのくだりがとにかく豪華で、
どこまでがセットでどこからがCGなのか全く分からない。
それぞれのキャラクターも立っていて、
観ていて全く飽きなかった。
ここまで煌びやかな世界観を歌って踊られると、
アメリカのミュージカルそのものの歴史の厚さ?重み?のようなものがズシリと胸に響いてしまって見終わった後には、
「うん、これは日本人にはムリ!別ジャンルで頑張ろう。」
とキッパリと思わせてくれる程の凄さがあった。
それぞれのシーンを追っているうちにあっという間の160分でしたが、急に終わって続く!となって、
あ、続編ありなのね!
と終わってしまいました。
でも本当に、映画って素晴らしいな、
と思わせてくれる、映画でしか描けない、
素晴らしい作品でした。
オススメします。
歌うシーンはホントに圧巻
満足です!
昔、劇団四季のCMをテレビで見た思い出がある。 オズの魔法使いの前...
昔、劇団四季のCMをテレビで見た思い出がある。
オズの魔法使いの前日譚という設定に惹かれていたが、舞台を見に行く機会はなかった。
なので今回の映画化は非常に嬉しい。
強くいようと他者を拒絶するけれど、本心では認められたいエルファバ。
善い人でいようとするけど、どこか自分本位、でも真の部分では温かいものを持つグリンダ。
軽薄さを装い、他人からもそう見られるのを良しとしているようで、実際は虚しさを感じているフィエロ。
キャラクターが現実の人間のように、多面性を持って表現されているのがすごく好きだ。
最後であり最高の見せ場「Defying gravity」は痺れるほどかっこいい!!
これを大きなスクリーンと音響で鑑賞することに意義があると思えた。
ブライドパレード行こうかな
次も見たい
オズの魔法使いのあらすじを知っているくらいで、ウィキッドのストーリーはあまり知らずに鑑賞しました。
映像がとにかく美しく、ミュージカル調でしたがストーリーもわかりやすく、もちろん音楽も素敵でした。
悪い魔女として知られており、倒されるべき悪役とされていたエルファバ。しかし、彼女の過去を見てみれば、彼女なりの正義感、年相応の葛藤や他者から認められたい欲求があって、他の人と変わらない人間であったことがわかりました。
そうしたエルファバの心情を丁寧に描写しており、最後の決意のシーンから、続きがたいへん気になりました。
一方でグリンダのキャラについては、まだ踏み込んだ印象を持てず。確かにエルファバ同様、年相応のグリンダなりの考えや感情は見えていましたが、その動機といった部分がわからなくて、共感しきれないところがありました。
ただ、まだ完結していないので、これからそういったところが描かれるのかなと楽しみにしています。
Defying the First Scene
まず冒頭から、そこら中の民、百姓がわらわらと集まってきて誰かが死んだことについて歓喜のお祭り騒ぎをしているシーンで始まり、いきなり驚かされます。私はかつてアメリカの特殊部隊がテロ組織アルカイダのリーダー ウサマ•ビン•ラディンの殺害に成功した際、当時のアメリカ政府の高官たちがやったぞ、みたいな感じで狂喜乱舞していたのを思い出しました。藤田まこと演ずる中村主水は裏稼業で人を斬りますが、仕事が終わった後は人を死に至らしめた苦さを噛みしめながら江戸の街を家路へと急ぐのです(『必殺仕事人』より。古いなあ)。これだと、まあそれなりに納得できますが、こちらの歓喜シーンでは死んで皆を大喜びさせた「西の魔女」が実はこの物語の主人公エルファバであることが分かり、更に驚くことになります。そして、物語は回想シーンへと展開してゆきます。
世の中には二項対立している概念がいろいろとあります。善と悪とか、愛と憎悪とか、敵と味方、尊敬と軽蔑、友情と対立…… 我々のリアルな生活では、我々はその二者の間を揺れ動いたり、どちらともつかないグレーゾーンにいたり、徐々に片方の側に寄っていったりするのですが、この物語は0か1かのデジタル方式のようになってまして、途中経過がよく分からないまま、片方の側からいつの間にやら反対側にジャンプしています。と、ここまで記してきて、まあミュージカルだからなあ、感情を歌にのせて表現するから極端から極端に行くよなと思い始めてきました。でも、善とか悪とか愛とか友情とかが聴覚を通してアイコン化されている印象があり、ストーリーが軽い感じがします。思えば最初のシーンに感じた違和感も「死」が記号化、アイコン化されているところから来ているのかも知れません。
とは言うものの、この作品に使われている楽曲はかなり出来がいいと感じています。ミュージカルのキモの部分で外してないので、高評価をつけざるを得ないのかな。でもなあ、あの最初のシーンを見たからには、西の魔女の悪業も、不謹慎な言い方になりますが、少なくとも飛行機を世界貿易センタービルに突っ込ませて2棟とも崩壊させるぐらいの規模でないと納得できないでしょうね。なんだかエルファバに過酷な運命が待ち受けているようでかわいそうになってきましたが、パート2を待つことにしましょう。
オズ知らなくても楽しめる作品
オズのお話を知らないで見に行きました!
結果、それでも十分楽しめました!素敵な景色、歌、ダンス!ハリウッドっぽくて良かったです!
一応YouTubeで予習動画を10分くらい見ました!
予習するとなお一層楽しめます!
もちろんそれなしでも楽しめました!
ハリウッド映画の真骨頂!
なかなか観に行けなくて、遅ればせながらようやく観れました!いやー、よかった!
グリンダとエルファバが分かり合うダンスのシーン、泣けました。
ダンス、歌だけでもすごい迫力で必見!これぞハリウッド映画、という感じです。
アリアナ・グランデの演技や歌はもちろん、衣装がすごく可愛くて、彼女に似合ってました。
キャラクターが、ただのいい子じゃなく、ちょっと毒がある感じがいいなあと思いました。
シンシア・エリボの歌はすごく心に迫るものがあります。これからどうなるんでしょう。
どうして冒頭のシーンになったのか、彼女がこれからどうなっていくのか気になります。
王子の役が、なんかみたことあると思ったら、ジョナサン・ベイリーって、「ブリジャートン家」の人でした。彼、ハンサムですよね。
歌も踊りもできるんだ~と、感心しました。
本作をみて、怖いなーと思ったのが、適当に事実を作られてしまうこと。勝手に悪者にされてしまうこと。でも、事実を切り取れば嘘ではない。。現実世界のことも考えさせられました。
続きも絶対映画館で観たいです!
もやっとブロードウェイ
アリアナ・グランデ、良いです
ジャンルとして思い入れは特にないけど、よく出来たミュージカル映画はスクリーンで観るとやっぱり圧巻だった。大掛かりな舞台装置、大人数の振り付けと計算された構成、凄い声量で歌い上げるキャスト、それらを縦横無尽にカメラが捉えた映像を大画面で見せられたら好き嫌い関係無く圧倒されてしまう。今作はそんな作品だし、加えてストーリーや多面的なキャラクター描写も魅力的で、映画としても凄く良かった。特にグリンダの一見浅そうで聡明さと慈愛を併せもちつつ、やはり実際に底の浅かったりもするキャラクターを体現したアリアナ・グランデは最高だった。ただエピソード0的な作品はどれもそうなんだけど着地点がほぼ決まっているのが残念なところで、せめてエルファバとグリンダが仲良くなってからのイチャイチャをもっと見せてくれたら、観客も予め承知しているふたりの訣別がよりエモーショナルになるのではないか、とも思ったが、そこは単に百合好きの願望かも知れない…。個人的には『オズ』とは違う場所に着地してハッピーエンドでいいやん、とは思うけど、当然そうはならないだろうパート2はどんな作りになるのか、不安と期待を抱いて待ちますわ。
とても退屈だった
立派なミュージカルだが、僕は明るさを期待していたために
映像は豪華絢爛。主人公たちの歌声はもちろん文句なし。その点は完璧。
ただ童話のような雰囲気から感じさせる期待とはうらはらに、イジメ問題の学園もののような内容のため、主人公エルファバの不快でつらい感情の描写ばかりが続き、楽しさは薄いのがちょっと残念。
能天気な親友グリンダのほうも、周囲からチヤホヤされているのでハッピーハッピー、ではなく、魔力を持たないために尊敬する先生から邪険な扱いを受けてばかりで傷つくので、主人公でなくてもこちらも気分がへこむ。
内容がそんなふうなので、歌と踊りのシーンは明るく楽しげなのに、明るい気分になれない。
今は、悪役の立場の人間にもその人なりの事情があることなどを盛り込んで、みんなに魅力を持たせる作り方が主流になってきているが、本作は主人公と親友のカップル以外は、たんなるイヤな連中ばかり。
とくに最高の魔法使いとして尊敬を集めているのに単純な悪役でしかない教師ミシェール・ヨーなど、少しはいいところを加えられなかったのか。
まあ、本作はまだ前半だけの映画化なので、後半を観れば印象がどう変わるのか分からないが。
あっと言う間の2時間41分!
両親の愛を一心に受けて育った
自由奔放なグリンダ
両親の愛を一切受けずに育った
孤独で真面目なエルファバ
好対照な二人が描かれる事で
それぞれの個性が際立っていました。
互いに
ぶつかり合いながらも
徐々に絆を深めていく過程が
丁寧に描かれて
気持ちが入りやすかったです。
不思議な事に
グリンダ、エルファバ
どちらにも感情移入出来ました。
私の中に
グリンダ的な部分と
エルファバ的な部分の
二つがあるのでしょう。
人の心は矛盾に満ちていて
単純ではないですね。
鑑賞中
頭の片隅で
「善とは何?悪とは何?難しい!」
と最後まで考えていました。
単なる勧善懲悪な映画ではありません。
テーマは難解ですが
それはそれとして
ミュージカル娯楽映画として
思いきり楽しめました。
歌、音楽、ダンス、衣装など
どれをとっても一級品で
あっと言う間の2時間41分でした。
早く続編が観たい!
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