ウィキッド ふたりの魔女のレビュー・感想・評価
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期待を充分超えていました
後半へ続く
今回の映画で完結しないのは知ってたけど、もう少し削れるシーンもあったのでは?と思う。
でもストーリーも歌も良かったのは間違いないです。演出が少しくどく感じたのは好みの問題かも。ちなみに私、年に2回くらい本物のミュージカルを見るくらいで、このミュージカルは見たことないです。
容姿も育った環境も正反対のエルファバとグリンダが、嫌いあいながらも大学の寮でルームメイトになり次第に友情を深めていく展開。
人気者でキラキラしてるグリンダと理不尽な生き方を虐げられてきたエルファバが、心通じあっていくシーンは泣けました。でもエルファバ、生きるの下手すぎ!
エルファバの信念が頑固な方向にいって、2人の友情が危うくなってしまうのか?魔女として2人は互いにどう成長するのか?そしてオズの国は?
ストーリーに引き込まれて、やっぱり続きが気になるので後編も絶対に見ちゃいます。
85点ぐらい。アリアナ・グランデ
ディズニーぽかったり、女性向けのイメージで、ためらったんですが、観ましたYO!
僕みたいなメンズいるでしょうから言わせて頂くと、迷ってたら観た方がいい。
大人の男でも楽しめるし、予想の何倍も良かった。
けっこうミュージカル度が強いけど、センス良くてクドくなかった。
美しい映像、優れた脚本、上手い演技、全てがハイ・クオリティ。
1番思ったのがキャスティングの良さで、どの役もピッタリ、マジで素晴らしいキャスティング。
役者じゃないアリアナ・グランデの起用には懐疑的だったけど、観てみたら自分が完全に間違ってた。
ミュージカルで歌唱力が必要とされるし、初めて彼女の演技を観たけど、上手い!!
彼女のキュートさもあり、超ハマり役だと思う。
そして、緑色の魔女を演じたシンシア・エリヴォの演技も圧巻でして、素晴らしかった。
ミシェル・ヨーも良かったし、キアラ・セトルが出てるのも嬉しかった。
話的には『オズの魔法使い』の前日譚みたいだけど、同作を観てない自分でも問題なかったです。
動物愛護的な描写やメッセージも感じて、そこも良かった。
エンドクレジットは、たっぷり10分(笑)
待っていても何もないので、お帰り頂いても結構です(笑)
そして、オープニングのタイトル画面でパート1と表示され分かるのだが、これ1作では完結しません。
早く続きが観たい♪
この作品自体も、もう1回観たい♪
※IMAXで鑑賞
こんな風変わりな女性ヒロインが主役の映画がこの規模でアジア系監督で...
こんな風変わりな女性ヒロインが主役の映画がこの規模でアジア系監督でこの興行収入成績で観られていることが純粋に嬉しく感じる。
アリアナの歌唱力の高さに冒頭で心を鷲掴みにされるし、オズの魔法使いの昔の映画へのリスペクト溢れるフィジカルがちゃんとある美術に感動するしエメラルドシティがちゃんとエメラルドシティ!
グリンダの“良い魔女”のなんとも適当な感じもオズ映画版のイメージそのまま!
アリアナが徹底したコメディリリーフポジションがすごい(嫌な感じがギリギリしない愛らしさも含めて)
エルファバは100点満点で言うことなし。
制服含めて衣装も素晴らしくってずっと楽しい。
動物表現が擬人化0なのがすごく好みなのと、ヤギ先生の使ってる道具が良くって、道具の補助で人と同じように生活できている感じがあったりするのが良い。
不都合な歴史に蓋をして、悪役の人種を作り仮想敵に仕立て上げる歴史修正主義への批判がはっきり描かれていたり、エルファバの怒りと悲しみが頂点になり、解き放たれる部分は爽快感がない訳ではないがとても複雑な感情が織り込まれていてなんとも言えない気持ちになったりただのエンタメでは決してない深みと強度があるのがほんとうにすごい。
Part 2が待ち遠しい
映画の俺的最重要ポイントはヒロインなので、本作は予告を観てあまり期待していなかった。でも珍しくカミさんが観たいと言い出し、なんでもミュージカルが有名ので「歌が良いはず」とな。「へー、そうなんだ」と俺。久しぶりに2人で映画館へ。
【物語】
魔法と幻想の国オズの民衆に愛されているグリンダ(アリアナ・グランデ)は、ある日民衆に彼らが憎んでいる魔女が死んだと告げる。民衆は喜びで興奮するが、一人の少女が「グリンダは魔女と友達だったの?」と尋ねる。グリンダは彼女との関係を語り始める。
ある年のシズ大学の入学式で新入生のグリンダは緑色の肌をしたエルファバ(シンシア・エリヴォ)に出会う。エルファバは足の不自由な妹の付き添いで来ていただけだったが、あることで学生に感情を乱されたエルファバは魔法を使ってしまう。それを目にした、大学を支配するモリブル教授(ミシェル・ヨー)は妹と共にエルファバも入学させる。
金持ちの娘グリンダは大学の寮では広い個室で暮らすはずだったが、モリブル教授のひと言でエルファバが同室の住人となる。外見も育ちも異なり、価値観が全く異なる二人は大学生活の中でことあるごとに反発し合う。 しかし、あるときから2人の間に友情が芽生えていく。
【感想】
なるほど、意外にも素晴らしかった!
確かにミュージカルベースの作品という作り。予告編だけだとここまで歌が多いとは思わなかった。そして、その歌が素晴らしかった。
映像的にも冒頭のお花畑初め、迫力があり、ちょっとコミカルなダンスシーンも含めて十二分に楽しめた。
期待を持てなかったヒロイン2人はやっぱり魅力的とは言い難かったが、グリンダについてはあまりの“とんでもキャラ”が可笑しくて、最後にはかなり親しみと好感を持って観ていた。
難点としては、これまでもレビューで何度も書いている文句をひと言。本作はPart 1であり完結しない。始まって間もなく出るタイトルの下に小さく“Part 1”の文字が有ることに気付いてそう思って観ていたから良いものの、それに気付かず、かつミュージカルの結末を知っていたウチのカミさんはエンドロールで「え、これで終わり?」と驚いた顔。
宣伝・チラシの類には“前編”だとは全く触れていない! アメリカ製作会社が隠しているわけではなく、日本の配給元・プロモーションの問題だが、こういう詐欺みたいなことはやめてくれと言いたい!
それはともかく、親友になった2人がこの後どうなって、冒頭のエルファバの死を迎えることになるのか、Part2が待ち遠しい。
歌良し、脚本良し、美術良し。
IMAXで観てきました。この作品はIMAXのような設備で観賞しないともったいない作品でした。ユニバーサルのサービス精神がハンパなく、定価で観ても安く感じる印象を受けました。強いて不満点を挙げるなら、プロローグが長すぎることでした。
家 族、友達、お1人様でも問題なく全身全霊で楽しめる映画でした。頭空っぽでも十分に楽しめますが、You Tubeで39年版の『オズの魔法使』が視聴できます。
39年版の演出を今作で引用している部分がありました。「『オズの魔法使い』とは何ぞや」と思った人は事前に観ておくといいかもしれません。
キャラクターもクセ強のメンバーばかりで、特にガリンダを演じたアリアナ・グランデが150%越えの濃い仕上がりになっていて、感服しました。
観ようかどうか悩んでいる人はぜひ、ハリウッドの最前線を堪能してみてください。
夢の国
ディズニーランドにいるみたいだった
初めてスクリーンXで鑑賞。
映像がまるでディズニーランドにいるかのようだった。
これは家のTVではなくて劇場の大スクリーンで
見るべき作品。
アリアナグランデがとにかくキュート。
彼女が演技をするのは初めて見たけど
上手い。
シンシアエリヴォと2人の歌声は素晴らしかった。
肝心の内容は、「オズの魔法使い」は読むなり、
映像で見ておくなりしておいたほうが楽しめたかも。
少女時代、色々な物語は読んでいたけど
なぜか「オズの魔法使い」は触れることがなかった。
なんでだろ?
本編結構長時間だったのだけど、
場面展開が早いので中だるみすることなく
あっという間(しかし飲み物は飲み過ぎないように笑)
でもこれがパート1らしいから
また続編があるんだな。
ミドリ先輩と沢尻エリカさん
どうせ子供向けのファンタジーだろうけどオスカー候補になったから一応観とくか、程度の薄い期待でしたが、これが大当たりでした。
昔のミュージカルは歌うシーンをベタ撮りするだけだったので敬遠する人が多いジャンルでしたが、最近のものは手を変え品を変えで全くよくできた作品ばかりです。
本作はディズニーランドのど真ん中に身を置くような臨場感で、カメラはグルグル回り、シーンは間断なく変化、畳みかけようなカットの応酬で、セットも衣装もカラフルでストーリーを追わなくても高揚感が最高潮です。後半はスピルバーグの演出と見まがうDrジョーンズ張りのジェットコースター感も味わえます。
2時間40分なんて勘弁してよ、って思ってましたがあっという間に「つづく」のエンディングで大変面白い作品でした。
個人的には『オズ はじまりの戦い』の方が•••
吹替版で観ました。
ウィキッドについては、ミュージカルの存在と「自由を求めて」の曲ぐらいしか知りませんでした。
映画についての前知識もなく、知っているのは「シンシア•エリヴォ」と「アリアナ・グランデ」が出てるくらいってことと、例のファンメイドのポスター騒ぎぐらいだったので、ミシェル・ヨーが出てたりジェフ・ゴールドブラムやイディナ・メンゼルなんかが出てきて驚きました。
2時間40分ということですが、ミュージカルであまり登場人物の深掘りもせずトントン拍子で話が進むので、90分ぐらいの作品を観た感覚でした。
映画版の『オズの魔法使』は観ておくと物語の繋がりが感じられて楽しめるかな?
ただパート1なので、西の悪い魔女がなぜ水に弱いか?とか、ドロシーの家に潰されて死んだ東の悪い魔女について等、いろいろ解明されていない謎も多いです。というか、本作だけでは『オズの魔法使』の世界の状況についてはほとんど分かりません。
パート2で明らかになるんでしょうけど。
『オズの魔法使』ではいわゆる夢オチ的な終わり方だったので、どうなるんでしょうね?
『アリス・イン・ワンダーランド』のように、夢だと思ってたけど夢じゃなかった!みたいなのがいいなあ 。『マレフィセント』のように、皆に伝わってる話と真実は違うとかね。
本作はどちらかというと、映画館でおとなしく観るより、家族とわいわい語りながら観たほうが楽しめるタイプの映画かと思います。
アメリカじゃあ、観客が勝手に一緒に歌い出してトラブルになってるとか。
ストーリーは好みの問題でしょうね。
個人的には『オズ 始まりの戦い』の方が面白かったかなあ。
あとファンタジーミュージカルで、カラフルな場面でコーラスが始まるとすぐ「ディズニーっぽいなあ•••」と感じちゃうのがなんかね。この感覚をなんとかリセットできないもんかなあ•••。
今年始まって
歌と魔法と少女の成長譚が好きな人におすすめ
心というのは切ないほどに複雑
最高の中の最高!ミュージカル映画の新たな傑作!
シンシア・エリヴォはエルファバの葛藤や苦悩を繊細に表現し、歌声の力強さに圧倒された。彼女の感情がそのまま伝わってくるようで、心を揺さぶられるシーンばかり。
アリアナ・グランデのグリンダも想像以上に素晴らしかった!クセのあるキャラクターをただ誇張するのではなく、スマートに演じていて、自分は憎めなかった。彼女の歌声も圧巻で、グリンダの魅力を最大限に引き出していた。
「間延びする」という声もあるけど、それだけ登場人物の関係性が丁寧に描かれている証拠。むしろ、じっくり浸れるのがこの映画の良さだと自分は感じた。キャラクター同士の絆や成長がしっかり描かれていて、感情移入しやすかった。
映像美、音楽、キャスト、どれをとっても圧倒的。特に「Defying Gravity」のシーンは鳥肌モノで、まさに魔法のような体験だった。劇場の大スクリーンで観る価値あり!
間違いなく人生5本の指に入る傑作だと思う。
なんせ、初めてここにレビューを投稿しようと思ったほどだから。
君のマント成長してね?
最後パラマウントのロゴかってくらいマント伸び伸び成長してなかった?
映え狙い?
本を踏み付けにされるのが地雷な方は見ない方がいい。
かなり長尺でスケート靴の代わりを勤めている。
やめろ。KO☆RO☆SU☆ZO☆☆☆
ミュージカルにアレルギーがあるとは言わんが、「片想い辛い」の一言で済むものを数分かけて歌っておいて、3時間使って完結しませんはちょっと。我々の時間を贅沢に使いすぎやろ。
あと彼女たちの友情の説得力があんまり…。
自分が入りたかったクラスに推薦してくれたから親友っていうのもナンダカナーだし、パーティーに誘ってくれて嘲笑されてたのを救ってくれたから親友っていうのもな…嘲笑の原因作ったのその女やぞオイだしさあ…
2人なら何でも出来るって言うほど「善い魔女」の子の才能が私には見えなかったが。カリスマ性とか?緑の君だけで何でも出来ると思うよ。
でも美しいファンタジーの街並み、服装、小物、それに派手なダンスシーンは、劇場で見る価値あり。
内容は…ウーーーン…王道で悪くはないが、細かい人間関係の深堀とかの点で訴求力に欠ける…気がする。
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