「ラストシーンに嗚咽」ウィキッド ふたりの魔女 たもさんの映画レビュー(感想・評価)
ラストシーンに嗚咽
ミュージカルは未鑑賞。
筋書きを知らない状態で鑑賞。
●良かった点
-何と言ってもラストシーン。
実はYouTubeで該当シーンの動画を見ていたが、ここに至るエルファバのドラマを知ってから見るとまったくの別物。圧倒的なエネルギーと開放感たるや。涙が止まらなかった。2部構成にしてDefying Gravityを映画の終わりに持ってきたのは大成功だったと感じる。
-オズの魔法使いとのつながり
冒頭に映るドロシー一行、ピンクの泡に包まれて現れるグリンダ、ネッサローズの魔法の靴、赤ちゃんライオン、エメラルドシティの街並み、黄色いレンガの道、、
家で録画していた映画「オズの魔法使い」も続けて見たので、ニヤリとするシーンが多く楽しめた。
「I'm limited / Unlimited〜」と何度か歌われるシーンが「虹の彼方に」の音の並びになっているのも気づいた時にはグッと来た。
●惜しかった点
エルファバとグリンダが仲を深める過程がもう少し自然な形で描かれたらと思ったが、そこはミュージカルとして割り切って見る必要があるか。
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