劇場公開日 2025年3月7日

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「少し退屈だったが次作への期待は高め」ウィキッド ふたりの魔女 kenshuchuさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0 少し退屈だったが次作への期待は高め

2025年7月8日
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鑑賞方法:映画館

オリジナルの舞台は未鑑賞。だから前知識はほぼない状態での鑑賞。
昔の漫画で、レイプされた後妊娠した女性が、生まれてきた子どもの肌が黒いことを絶望して自殺するって話があった。そりゃ、(ファンタジーとはいえ)緑の赤ちゃんが生まれてきたら驚く。シュレックもピッコロも最初は恐れられていたし、緑の肌はなかなか受け入れがたい。ここらへんは人種差別やルッキズムに対する警鐘なんだろうなと感じる。
始まってすぐのタイトルで「パート1」ってなってるから覚悟はしていたが、あまりにも話が進まなくて驚いた。本来、舞台では休憩入れて3時間くらいで上映する内容を、前後編で5〜6時間の映画にするとなると間延びしてしまうのかもしれない。歌と踊りがいくらすごくても少し退屈に感じてしまった。
それでも後半のほうきが浮き始めるあたりからは、ちょっぴり面白くなってしまったのも事実。最初にウィキッドが死んだことを報告するシーンから始まっているから、次作はどうなっていくのか気になってしまう。
それなりに退屈していたくせに続編が気になってしまうこの不思議。レビューの点数も個人的な印象としてはもっと低くていいかもしれないが、歌と踊りの素晴らしさと次作への期待度で少し加点しておいた。

kenshuchu
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