「このモヤモヤ感がこの映画の真髄」ウィキッド ふたりの魔女 大五郎さんの映画レビュー(感想・評価)
このモヤモヤ感がこの映画の真髄
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前情報ほぼなく観たのでただのヴィラン映画かとおもったら全然違った!!
この映画にはずっとモヤモヤする感情が付きまといます。
西の魔女が死んだ!!と死をテーマにしているのに明るく高らかに歌い上げるシーンから始まり、
動物すら喋る世界で差別されるエルファバ
自由や無知への賛美を歌う中で本をいとも簡単に踏みつけるフィエロ、
エルファバがやると馬鹿にされるのにグリンダが共に踊り出した途端周りも盛り上がるスターダストのシーン、
グリンダの彼氏という存在になっているフィエロに恋してしまうエルファバ、
最終的にエルファバについて行かないことを選ぶグリンダ…
ずっとただ楽しい!とか感動!共感!ではなくて、「うん…?」と思う部分が付きまとうこのモヤモヤ感こそこの映画の面白いところだと私は感じました🥹
エルファバとグリンダの人間性もどちらも100%応援できる訳では無い部分が面白い!
ただの「ヴィランにも悲しい過去があったんですよ〜」って話じゃないのが、愛され続けてるポイントなのかなと!
次回作も楽しみです!!
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