劇場公開日 2025年3月7日

「何にも縛られない、何も飾らないそれが自由」ウィキッド ふたりの魔女 RRR👑《共感:1000》さんの映画レビュー(感想・評価)

5.0何にも縛られない、何も飾らないそれが自由

2025年3月25日
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~公式ホームページでの紹介文を引用~
《グリンダ》
かわいく、能天気だが、どこか憎めない金髪の少女。
常に人気者でありたいと思い、周りの評価を気にしている。魔法に憧れているが、その才能は全くない。正反対のエルファバと初めは対立するが、やがてかけがえのない親友となっていく。後の「善い魔女」。
《フィエロ》
シズ大学に転校してきたウィンキー国の王子。
グリンダのボーイフレンドだったが、いつしかエルファバに惹かれはじめる。
《エルファバ》
マンチキン国総督の娘。
生まれつき緑色の肌をもち、父親や周囲から疎まれている。芯が強く聡明で、実は、皆から愛されることを願っている。妹のつきそいでシズ大学に入学し、魔法の才能を見いだされる。後の「西の悪い魔女」。
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❇❇❇善い魔女と西の悪い魔女という紹介だったけど本作をみるとオズの国にとって優等生な魔女(グリンダ)とオズの国にとって問題児な魔女(エルファバ)がいて二人の魔女ってタイトル何だって分かった。エルファバの方が最後までホントに勇敢で正しい行いを貫いていて、グリンダは自分のことを優しいと言い続けたし、理想のいい人(優等生)になり続けてたし、飾っていたけど良くあろうと努力してたのは間違いないし、続編は原作通りならオズの国王陛下がしくみドロシー達vsエルファバになるんだと思うけどグリンダがシャボン玉に入って浮かんでいたから魔法を使えるようになる話や学園長が後の北の魔女としてドロシー達に国王陛下は魔法を使えて願いを叶えてくれるという嘘を吹き込むみたいな話やエルファバのドロシー達に対する悲しい説得シーンがあるかも…結局やられるけど…。なんかどっちも尊敬する才能があるからセリフにもあった通り『二人でいれば何も怖くない』ってことなのに気づいた(産まれながら二人がそれぞれ持っていた能力と外見の二つの恵まれた才能)。しかも、二人で踊るシーンでは見てる人はゾッとしたと思うけど外見のいい(グリンダ)がダンスを踊ると真似するあのシーンこそ偏見の本質だと思ったし、共通の敵を作ることで陛下の行動を正しくするというやり方がイジメそのものでした。歌の歌詞にそれぞれの性格が出てたからミュージカルでもいや、だからこそとても面白かった。歌の中でもディズニープリンセス特有の歌も上手いし最高だけど雰囲気作りのための取りあえず歌っとこうではない『defying gravity』や『popular』には感銘を受けたし、確かに歌詞から染み出ててpopularでは価値観、defying gravityでは人生観を感じて最高のサウンドに素晴らしい歌詞をはめ込んでいてこれまで聞いてきた名曲ってなんか盛り上がるしテンションが上がるけど和訳を見るとホントに歌詞の強さと比例してる。ホントに心に残して置きたいようなステキな映画だった。

RRR👑《共感:1000》
ゆーきちさんのコメント
2025年3月31日

オズファンは今後どうなるかわかるから、前半のキャピキャピ感を十分楽しみたいですよね。この後の2人が善悪に分かれようが、それまでの友情が美しかったことには間違いないです!

ゆーきち
あんちゃんさんのコメント
2025年3月27日

たくさんのレビューに目を通して共感いただきありがとうございます。「ウィキッド」についてはおっしゃる通りオズの古典にとらわれない自由な発想が最大の魅力だと思います。願わくは、後編は、アレがこうなってこれはこう収まって、と落ち着くところに落ち着く、そんな感じにならなければいいなと思ってます。

あんちゃん
talismanさんのコメント
2025年3月27日

とりあえず歌っとこう、ではない、にとても共感しました。歌詞のことば一つ一つが登場人物の気持ちを表していて良かったです!

talisman
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