「やはり空飛ぶ箒は魔女のシンボルだ!」ウィキッド ふたりの魔女 いけいさんの映画レビュー(感想・評価)
やはり空飛ぶ箒は魔女のシンボルだ!
ジョン・M・チュウ監督作品ということと、第97回アカデミー賞10部門ノミネートで美術賞と衣装デザイン賞受賞ということで、大画面大音量で鑑賞したく劇場へ。
観始めてすぐにちょっと残念。思ったよりも映像がクリアではないし、ミュージカルなのに歌もそれほど響かない。そのせいか何となく全体的にまったりムードに感じてしまう。少々の期待外れ感に、気がついたら眠気との闘い。
ただし、ラストはそんな眠気も吹っ飛ぶ大迫力。やっぱり魔女には箒がよく似合う。空飛ぶ箒のシーンには一気に感極まる。やっとジョン・M・チュウ監督の本領発揮か。よしっ、これからだっ!とテンションは爆上がり、からのまさかのto be continued。えっ、聞いてないよ…。
何とも釈然としない後味ではあったが、こうなったら後編が待ち遠しくなるのは人間の性というところか。
とても興味深い作品だったが、思えば「オズの魔法使い」は女の子向けにて、おじさんには少々退屈に映るのかも知れない。
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