「「Defying Gravity」ヤバすぎん?(※二回目鑑賞、追記有り)」ウィキッド ふたりの魔女 吹雪まんじゅうさんの映画レビュー(感想・評価)
「Defying Gravity」ヤバすぎん?(※二回目鑑賞、追記有り)
原作ミュージカル未鑑賞。
字幕版にて鑑賞。
オズの魔法使いについては幼少の頃絵本を読んでいた程度。それももうほとんど覚えていません。ですが、本作は予備知識ゼロでも全く問題無く楽しめる作品に仕上がっていました。……いや、楽しめる、どころの騒ぎじゃないんですよ。なによ、この止まらん涙は。
冒頭、始まった瞬間「あー!これIMAXで観るやつだ!失敗した!」なりましたよ。映像がめちゃくちゃ綺麗で色彩鮮やか。壮大なスケールを感じさせるオズの国の地形、自然、建造物に圧倒されます。驚くべきは舞台となる学校の校舎、本棚が回転する図書館、緑の列車、900万本のチューリップ畑等がCGではなく実物だということ。近年VFXとかの技術も進歩し続けている中で、セットに対する凄まじいこだわりを感じます。
ストーリーは非常に分かりやすく、エルファバとグリンダの友情を描いたものになっています。緑の肌のエルファバは最悪なスタートで学校生活が始まってしまいますが、ある出来事をきっかけに徐々に周囲から認められていきます。そのダンスパーティーのシーンがもう最高で…この辺りから涙腺もガバガバになってきます(笑)
エルファバ役のシンシア・エリヴォとグリンダ役のアリアナ・グランデの歌唱が本当に素晴らしい!2人とも凄くパワフル。それでいて繊細な心情を込めて見事に歌い上げます。「No One Mourns the Wicked」「Popular」等どれも最高でしたが、クライマックスの「Defying Gravity」は圧巻!もう涙で画面がぼやけちまって…(泣)「名も無き者」のティモシー・シャラメ同様、スタジオ録音ではなく、撮影現場での録音だそう。すげぇ…。
演技の方ではアリアナ・グランデの可愛さが際立っていましたね。序盤ではちょっとやなやつかも…?なんて思っていましたが、めっちゃいい子!「彼が私の手を離したの」のシーン。そんなに重要なシーンでは無いのですが、そんなとこで泣いちゃうくらいなんかもう好き(笑)あの髪をなびかせる仕草、真似したくなります(笑)
もう最高の160分!あっという間でした。エメラルド・シティ到着辺りからはずっとウルウルしっぱなしでした。家帰ってからもYouTubeで「Defying Gravity」聴きながら泣いてました。今作Part1ということで、今から続編が待ち遠しいです!
※追記
続編待てなくて二回目観てきました!(笑)今回は一回目で見逃していた点を注意深く観てみました。
・舞台版のグリンダ、エルファバを演じた二人の出演と圧倒的歌唱
・帽子を受け取った時のエルファバの表情
・緑の列車CGじゃない…!
・本踏み過ぎ問題
・エメラルド・シティの街並み、衣装
二回目もやっぱり同じところで泣くし、やっぱりグリンダが最高すぎる。でもエルファバもちょいちょい子供らしい仕草をしていたり、思った以上にグリンダにやり返してたりで(笑)ますます2人が大好きになりました!
少女漫画みたいにキラッキラの世界でしたねー。続編はどんな展開になるのか、すごく楽しみです。
アリアナ、かなり痩せすぎましたが、歌はやっぱり抜群に上手いですね。
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