「面白かった。何とPART2(続編)有り。トゥ ビー コンティニュ~ 。 さて、どう考えてもオマエが悪い魔女だろ ( `Д´)/」ウィキッド ふたりの魔女 マサヒロさんの映画レビュー(感想・評価)
面白かった。何とPART2(続編)有り。トゥ ビー コンティニュ~ 。 さて、どう考えてもオマエが悪い魔女だろ ( `Д´)/
最初にタイトルが出たとき、その左下に " PART1" となってたのでズッコケた (゚▽ ゚;)
でもまあ、ミュージカル嫌いの僕が寝もせず、161分を長く感じなかったほど物語が面白かったので " PART2”が楽しみである。
「オズの魔法使い」は、ほとんど覚えてなくて、ドロシーが竜巻でオズの国へ飛ばされた事ぐらいしか記憶にない。今回の映画で良い魔女と悪い魔女が出てるのを知ったほどである。
で、今回は敵対する魔女どうしが、かつては仲が良かった設定らしく、ナゼ悪い魔女になったかなんて話みたいでスゲー面白そうということで鑑賞。
PART1の結論としては、エルファバは悪い魔女じゃなーい、悪い魔女はグリンダ、オマエのほうだろ( `Д´)/
グリンダはまだ魔法が使えないから、まだ魔女ではない。だけどイヤなヤツである描写が多かった。
コイツは初対面のエルファバに、エルファバが緑であることに 「同情するわ」とのたまう。
後で「緑であることはあなたの個性よ」なーんて話にはならない。
またグリンダは、けっこう意地悪だ。自分が散々けなした黒い帽子を、「とてもアナタに似合うわ」とか言ってエルファバにあげたりする。喜ぶエルファバ。ほえー ( ̄▽ ̄;)
このあとエルファバは、グリンダが意地悪であげた帽子をかぶってダンスパーティーに登場。
この映画でちょっとマズイのは、エルファバとグリンダがナゼ仲良くなったのか、そのキッカケになったエピソードを描いてない点だ。
エルファバがマダム·モリブルに掛け合って、グリンダにもマダム·モリブルの講義を受けられるようにする。そして、その事をダンスパーティーの会場でグリンダと僕たち観客が知って、その辺りから2人は親しくなる。
では、なぜエルファバはマダム·モリブルに掛け合ったのか?まさか帽子をもらったからじゃあるまい。その動機がバッサリ、キッパリ抜け落ちている。
たぶん編集でバッサリ切っちゃったんじゃないかと思う。
仲が良くない2人が何で歩み寄ったかってのは、この映画で割と重要な点だと思うけど、ちゃんと描いてない。
でもまあ、なんか知らんけど、とにかく2人が少しだけでもそれなりに仲良くなったので喜ぶことにする。
ちょっとでもイイから仲良くなってないと、オズへ行く列車に2人で乗って行く展開にはならんからのう。
オズに着いた2人は、動物が消えるのがオズの魔法使いの陰謀だと知って逃げる。この時グリンダは、オズの魔法使いとマダム·モリブルが悪いやつだと知っても、オズの魔法使いに謝るようエルファバに言う。
グリンダは、(悪い奴でも)権力者には逆らうな、長いものには巻かれろ派だ。
そうすると「オズの魔法使い」でグリンダは、悪者のオズの魔法使いの味方をして、エルファバを倒したのか?
それって悪に加担してね?ウーン、PART2に持ち越しか。
僕は、今回のPART1では、最後にグリンダとエルファバが2人で逃げてオズの魔法使いと戦うことになるのかなと思っていたら、結局グリンダは、空飛ぶホウキには乗らなくてガッカリした。
マダム·モリブルが、「エルファバの言う事は信じないように」と放送で国民に告知し、偽りの情報で世論を操作しようとする。
最近の、ニセ情報であってもSNSで多くの人に届けて信じ込ませたほうが勝ちみたいな風潮を思い起こした。
ところで、PART2はイツからかのう。楽しみだ。
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