「やける話だけどヒロインの前髪もやけました」矢野くんの普通の日々 野川新栄さんの映画レビュー(感想・評価)
やける話だけどヒロインの前髪もやけました
2024年映画館鑑賞115作品目
12月4日(水)イオンシネマ新利府
ハッピーナイト1300円
監督は『四月は君の嘘』新城毅彦
脚本は『アベックパンチ』『ニセコイ』『青くて痛くて脆い』『ヒノマルソウル 舞台裏の英雄たち』『総理の夫』の杉原憲明
脚本は他に『私がモテてどうすんだ』の渡辺啓と『幻の蛍』の伊吹一
おっちょこちょいの矢野くんと心配性の吉田さんを中心とした学園ラブコメ
予告編は面白かった
本編はまあまあ
舞台は鎌倉
林間学校で長野県?
吉田さんを演じた池端杏慈は上戸彩になんとなく似ているが姉妹ではないらしい
唇がツヤツヤしてる場面が多い
矢野くんは右目が青いため眼帯で隠している
吉田さんは亡くなった母の形見であるネックレスをお守りとしてつけている
デートで映画館に行った際に席に座る途中の階段でずっこけて派手にポップコーンを放り投げドリフのコントで新撰組役のスタントマンが披露したような階段落ちする矢野くんのシーン好き
崖に転落した吉田さんを救おうと命綱を木に縛り付けたら首が締まって命取りになりそうになる矢野くんのシーン好き
結局呪いというものはない
ただ単におっちょこちょいなだけ
カブスが100年以上ワールドシリーズで優勝ができなかったことだってヤギのせいじゃなくてただ単に弱かっただけ
メインの若い6人が美男美女
矢野くんと吉田さんを引き立てるためにももう少しメリハリがほしかった
それを思うと渡邉美穂の恵体が愛しい
おじさんの感覚からすれば全体的に気恥ずかしい内容だが悪くはない
現役世代の当人が「アオハル」とかいうかなあ
カップヌードルのCMじゃあるまいし
配役
右目に眼帯をつけてるため距離感が掴めないのか毎日怪我ばかりしているおっちょこちょいの高校生の矢野剛に八木勇征
極度の心配性のため矢野くんが心配で仕方がないがじつは本人もおっちょこちょいの学級委員の吉田清子に池端杏慈
密かに清子に想いを寄せるも泉からの想いには鈍感な野球部に所属する飛ばし屋の羽柴雄大に中村海人
清子の親友で羽柴の幼馴染の泉まことに白宮みずほ
清子の親友で清子の小学生の妹に恋愛のレクチャーを受けてしまう柚川メイに新沼凛空
クラスのお調子者の田中晴人に伊藤圭吾
矢野くんの眼帯の秘密を知る転校生の岡本瑠璃に筒井あやめ
清子の小学生の妹の吉田さやかに宮崎莉里沙
さやかの幼児期に永谷咲笑
清子の小学生の弟の吉田そうたに青木凰
そうたの幼児期に石塚錬
交通事故で亡くなった清子の母に島村みやこ
林でメガネ探す老人にレン杉山
眼鏡をかけた担任教師に池田良
現代国語の先生に藤本静
なかなか道路を渡れず清子に助けてもらいお礼におはぎをあげる道端の老女に五味多恵子
清子がマンホールに落ちたときの道路警備員に森田甘路