劇場公開日 2024年10月4日

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「ジェームズ・ブラウンの、、、」ロール・ザ・ドラム! 蛇足軒妖瀬布さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5ジェームズ・ブラウンの、、、

2024年10月18日
iPhoneアプリから投稿

ジェームズ・ブラウンの
「ギターもトランペットも全ての楽器はドラムだ」
という言葉は、
音楽の本質を鋭く突いている。

リズムが人の心を揺さぶり、感情を昂揚させる。

それは、アドレナリンやドーパミンの分泌を誘い、
心拍数が上昇するような、
単なる生理的な反応メカニズムだけではなく、
音楽が人間の深層心理に働きかけることを示唆している。

映画にとっても感動を誘う重要な技術の要素でもある。

さて本作、あれ?

オープニングは打楽器の音はあったものの、、、

ロール・ザ・ドラムではなかったか・・・

リズム楽器・・・

すべての楽器はドラムを思い出して、

こんな映画があってもいいじゃん、
という雰囲気の作品。

対立はしている、
揉めている、

でも、

夫婦喧嘩も、
親子ケンカも、

喰わないシボレー(ブルドッグ)の眼には、
どう写っていただろうか。

男どもには任せておけない権利と言葉の解放
(普通名詞の女性名詞の使用解禁の時期)を、

シボレーが人間の言葉で話して出してしまいそうな、
牧歌的な作品だった。

蛇足軒妖瀬布