「舞台劇みたいで面白かった」追想ジャーニー リエナクト りあのさんの映画レビュー(感想・評価)
舞台劇みたいで面白かった
次回作の筆が進まず悩んでいた還暦の脚本家・横田雄二のところに、過去の自分に会える、退行睡眠、の案内が来た。雄二は過去の自分に助言し、自身を売れる脚本家にしようと、退行睡眠を試してみた。30歳の若き雄二は、30年後の自分が目の前に現れ、理想とかけ離れていたことにガッカリしたが、未来の自分のアドバイスに応じ、彼女を作り、結婚して子が生まれ、親友の死に立ち会い、後悔したことをやり直していき・・・さてどうなる、という話。
自分の執筆する机、友人のベッド、公園のベンチ、の3つしか無い舞台での劇で低予算作品だが、還暦の横田が過去を悔い、改めていくとどんな人生になっていたのか、新たな世界でもやっぱり薔薇色の人生、ではないなぁ、とかなかなか面白かった。
還暦の横田役の渡辺いっけいがパッとしない脚本家を好演してた。流石だった。
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