「はじめは推しが出演するからと観たけれど...」追想ジャーニー リエナクト あまりんさんの映画レビュー(感想・評価)
はじめは推しが出演するからと観たけれど...
推しである樋口幸平くんが出演されている映画ということで、8月の完成披露上映会に参加させていただきました。
前作が映画祭に選出されていたのは知りつつも、あらすじのみをさらっと調べただけで今作を拝見しました。
上映会が行われた場所が撮影場所という、普段なかなかない体験をさせてもらい、まるで舞台を観ているかのような不思議な感覚でした。
誰もが経験するであろう、選ばなかった或いは選べなかった人生の先はどんなものだったのだろうという後悔や未練。あの時ケンカ別れしてしまったけれど、ふとした時に思い出す友人。
推しが目当てで観たけれど、今までの自分の人生を振り返る作品となりました。
樋口幸平くんが色々なインタビューで話されていますが、渡辺いっけいさんとのあるシーンでは〝ゾーンに入っていた〟というほどの、今後俳優として活動を続けていく上でも貴重な体験。
今まで推しの演技で泣いたことのない私が、そのシーンでは涙がつたっていました。素人の私にさえも伝わってくるものがあったのだと思います。
10/8から10/14までの期間限定で前作を無料公開されるということで、そちらも拝見しておきたいと思います。
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