「ファンタジーのようで実はとても現実的な作品」追想ジャーニー リエナクト Ayaさんの映画レビュー(感想・評価)
ファンタジーのようで実はとても現実的な作品
完成披露上映会にて鑑賞しました。
1時間5分という上映時間の中でシーンがテンポ良く切り替わり、未来の主人公が過去の自分に投げかける言葉が絶妙に矛盾していて、それこそが人生なのではと全てに深く頷けました。
映像も音楽や照明などの演出も美しく、ファンタジーの要素もしっかりとありながら、登場人物の関係性がリアルだったりするので、とても見応えがありました。
渡辺いっけいさんの表す喜怒哀楽などの幅広いお芝居に、松田凌さんや樋口幸平さんをはじめとする若い役者の方々が、全身全霊でぶつかっているように目に映り、どの登場人物も魅力的で感情移入することができました。
個人的には、過去に戻ってやり直すかどうかを1番のポイントにしてはいないのではないかと感じました。
それだけ観る側の受けとり方がいろいろと楽しめる映画だと思います。
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