劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来のレビュー・感想・評価
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鬼滅が好きならば是非みて欲しい
原作を知っているため展開は分かってるにも関わらず泣くことは避けれなかった。
音声が付きアニメーションで表現された回想シーンはあまりに見ていて心に来るものがある。
上映時間が長いことと、原作ではあまりに気にはならなかったけどでほぼ回想と戦闘シーンのみで構成されており、ど迫力の戦闘をしていたと思ったらいきなり回想が入り興醒めしてしまう。
後、特に今までの流れに関しても触れていないため、鬼滅を見たことがない方では意味が分からず、展開に着いていけないため、オススメは出来ない
戦闘シーンはとても派手で各々のキャラクターによって戦いかたが違うので飽きること無く見れる。
特に今作のメインである猗窩座は全シーン素晴らしかった。
正直、後半に全てが持ってかれてしまったために前半に起きてた事が大分霞んでしまっている程に良く思えた。
狛治は最初から生き方を間違えていたがそうするしかなかったのも理解できる。
それ故にこの結末はあまりに酷すぎる。
映画本編には関係ないが、帰宅時に調べた猗窩座の名前の由来はあまりに人の心と言うものが無い。
脇の方の成長がすごい
長いとは感じないで、全集中できました。柱の戦い場面は勿論でしたが、柱以外の階級の方々の活躍に感動。ちゃんと、水の呼吸使えてておーってなりました。アニオリ?なのかな?時透が鬼殺隊士にかけてた言葉が感動。まさに一致団結でこれからの戦いが始まる感。カラスの存在感もすごい。映像も勿論のこと、ひきこまれました。またみたい!
製作陣の気合いと魂のこもった傑作
前作が記録出すほど流行ったら次の作品は客の期待値も爆上がりしてしまうから製作陣のプレッシャーは相当なものだったのではないでしょうか。
迫力があり映像美がとにかく素晴らしいです。
これは映画館ならではですねぇ...
家庭のテレビでみてもこの感情の高ぶりは起きないでしょうから映画館で鑑賞できることに感謝すら覚えます(笑)
よかった点
・戦闘シーンには華を添えつつ概ね原作通り
・圧倒的な映像美
う〜んな点
・音楽が浮いてると感じるところがあった
・一つの映画をみている感じはしない(原作通りだとやむを得ないけども)
総合的には本当に傑作だと感じるけども違和感があったところがはっきりしているので星4.5です。
しのぶ推しなので、童磨とのシーンをついにアニメでみることができたことに感動です。
声優の早見さんに感謝です。個人的には漫画を読んでいたときに脳内再生されていたしのぶの声色の変化とか完全一致でした。
1つめのう〜んな点は、
しのぶが死ぬところの音楽が違和感があったところです。もう少ししのぶ寄りの切ない音がくるかと思ったら童磨寄りの不穏な音がきたので...ただここに関して今思うのは、映画全体でみればよく考えられている音だったかもしれません。
無限城編で最初に死ぬのがしのぶだし炭治郎達も走りながら死の知らせを聞くわけだから悲しむ暇がないというのが表現されていたのかも...
2つめのう〜んな点は、一つの映画をみている感じがしないというところです。
個人的には不満はないですけど、一応映画なので。
3人の上弦と闘うので場面が大きく分けて3つになります。漫画ならではの切り替えをそのまま映画で再現しているため切り替わりがはっきりしすぎてアニメを3話分みた感覚に近いです。
そして、タイトルに猗窩座再来とつけているくらいなので猗窩座とのシーンが1番長いのですが、回想シーンが長いので圧倒的な迫力で誤魔化されるけど戦闘シーンの勢いがちょくちょく止まります。
でも結構原作通りです。
原作をそのまま映画でみたいタイプの人間なので、間延びしても満足でした。
義勇がとにかくカッコ良すぎた。
このクオリティなので残りの章が公開される日を気長に待つ必要がありそうですが、願わくば1日でも早い公開を!
本来誰にいうことでもないクソみたいな余談ですが自分の記録用に書きます。
焦る輝利哉を落ち着かせるために輝利哉の前に耀哉が出てくるシーンの声のトーンで産屋敷ボンバーを思い出しました。
猗窩座の復活しかけた首を切るために炭治郎が切りかかった時、刀がすっぽ抜けたのですが、義勇が真顔で「すっぽ抜けた...!?」と言ったことが何故かツボりました。
映画館でみられてよかったです!
期待通り
映像が綺麗すぎて素晴らしいです。
IMAXではない通常の映画で見てもすごく綺麗です。
上映時間は3時間近くて長いですが面白い作品でした。
恋心のシーンがちょこちょこ長いなとは感じましたが
1人1人のストーリーがわかる作品で、アニメのみで観ているため、早く続きが見れるのが楽しみになる映画でした。
ただの敵じゃない 「鬼滅の刃」の描く切なさ
今回の映画でまず心を奪われたのは、
美しい映像と迫力ある音楽でした。
印象的だったのは、「鬼の過去」が
丁寧に描かれていたことです。
特に猗窩座は、自分の意志で鬼になったわけではなく、
無理やりその存在に変えられてしまった。
そのことを思うと、もし人間のままだったらどんな人生を送っていたのだろう…と胸が締め付けられるように切なくなりました。
1番感動したのは、猗窩座が過去を思い出すシーンです。
炭治郎が体力的に刀を握れず、拳で殴ったことで、
猗窩座は心の奥に閉じ込めていた人間としての記憶を呼び起こされます。
人間だった頃の温かい思い出と、
鬼としてこれから生き続ける自分との間で揺れ動く葛藤。
その姿は胸に突き刺さりました。
思い出したくなかったはずの過去が浮かび上がり、
それに苦しむ猗窩座の姿を見て、ただの“敵”ではなく、
一人の哀しい人間だったのだと強く感じました。
また、蟲柱 胡蝶しのぶさんの戦いも心に残ります。
やっと姉 胡蝶カナエの仇と対峙できたのに敗れ、
鬼に取り込まれてしまう姿はとても悲しかったです。
取り込まれた後も、彼女の意志がどこかに残っているのではないか、とこれからの展開が気になります。
単に鬼と人の戦いを描いた物語ではなく人間の儚さや愛、
そして鬼となった者たちの悲しい運命を丁寧に描いているからこそ、観終わったあとも深く心に響くのだと改めて感じました。
クライマックス
作品の内容は他の方が書かれている通り大満足でした。
作画は勿論、声優さん達の実力も相まって漫画では表現し切れない部分が補完されており読んでた当時の熱が甦ってきました。
今後のエピソードは全て劇場版で展開していくのでしょうか?
だとするとこれからの物語はかなり辛く重くなっていくはず。
胡蝶、伊黒、甘露寺、時透、悲鳴嶼の最期をどう描いていくのかとても楽しみです。
圧巻の戦闘シーン(速すぎて見えない)
思いついて久しぶりの鬼滅鑑賞。漫画では読破してましたがアニメ版は観たり観なかったり。
映画を見始めたらもうお館様が亡くなってたので、『あれ、何作か飛ばしちゃったかも…しまった…』というテヘペロからスタートでした。
そしてなぜ鬼舞辻無惨と珠世さんが一体化してるのか思い出せない。
なにはともあれ、推しだったしのぶさんの見事な闘いと最期に涙。
そう、しのぶさんはずっとずっと怒ってたんだよね。
しのぶさんの動きが速い。速すぎて見えない。
しかし上弦は強すぎた。
ここからさらに猗窩座戦にシーンは流れていき、『まさか猗窩座の過去まで今作でやるのか』と思ってたらそのまさかで、『これ国宝並みに長くなるじゃん』と途中で気づきました。(上映時間を事前に見てなかった)
猗窩座の過去は漫画でも泣いたけど、映画版でも見事に号泣。
こんなに優しい男だったのに…。
なんで道場の男どもは井戸に毒を入れがちなのか。(確かるろ剣でもこんなエピあったよね)
見ごたえ抜群の名作なのは間違いないけど、漫画版にあったモノローグを全て映画でも再現されるとさすがに長い。どれも省略できないのはわかるけど、思考が長い。
あれだけ絵と演出で見せられるなら、炭治郎や猗窩座のモノローグはあそこまで詳細にいらなかった気がする。
いよいよ次回第二弾は締めくくりかな、楽しみです。
兎に角鬼凄い鬼メーションや!!
まさに期待に違わぬ現時点で出来うる限りの全てを詰め込んだ最高レベルの鬼メーションならぬアニメーション作品やなと認めざるを得ない出来やった。
原作再現度ハンパない、無間城の表現アンビリーバボーやわホンマ。
漫画読了で物語知ってても関係なく、というか寧ろ知ってるほうがより没入できて映像と音声音楽、声優陣の渾身の演技などで泣けるほど感動するし。まったく脱帽するわこりゃ。前作の無限列車編から更にグレードアップしつつ物語的にも猗窩座へのリベンジやら炭治郎や善逸の成長やら忍やカナヲの無念やらで盛りだくさんやし。まあ回想がやや冗長に感じなくもないがこれは単に敵の鬼を倒すだけの悪役というだけではなく多面的に描くために外せない要素ではあるし。
まあ大満足な出来やが、もう少し遊び心とか?アニオリ要素なんかを入れられたらって気もしたな。しかしこれ以上要素を増やすと上映時間長すぎて視聴者も流石に限界を超えるというか、自分のお尻の痛みが限界を超えてしまうので無理やがな。
ただ物語全体を通して鬼や鬼殺隊の様相を見て感じるのは理不尽な状況をどの様に意味づけしてどう生きるかによって、鬼と鬼殺隊のどちらかの立場の世界へ分かれて行くということだね。何故こんな過酷な運命が我が身に降りかかるのかを考えるよりそれに対してどう反応し行動するかということが肝要てことなんやな。
鬼殺隊最強クラスの剣士だった巌勝が上弦の壱黒死牟となった様に鬼と鬼狩りは正反対の立場ながら紙一重の差しかない陰陽表裏一体の存在であることが作中で描かれているように。
それからよくよく考えるとやっぱり人が鬼となる過程は、厳勝や童磨や半天狗、玉壺など例外もあるとは言え大抵はまず何らかの災難に見舞われ、自分に起こったその現象に対してネガティヴなリアクションをとったことが原因で、心が先に鬼になってしまったということが全ての鬼の共通点やと思う。先ず心が鬼になった後その鬼の心の波動が鬼舞辻無惨の血を引き寄せて鬼化することになったということで、畢竟鬼は目に見えない人の心の中にあるネガティヴでダークな抑え難い奔流のような感情のエネルギーで、それに飲まれてしまった者が鬼となるということなんやと思う。
そして炭治郎が遺伝的に鬼としての最も優れた資質を持っていたにも関わらず、そんなダークエナジーに飲まれず無垢で澄んだ心のままでいられたのはやっぱり家族愛という無条件の愛に近い純粋なエネルギーをその根幹として持っていたからということなんやろな。長々とした考察みたいなものまで読んでもろてえらいすんまへんな〜。😅
しかしホンマに素晴らしい作品を作ってくれたスタッフキャストの皆さんおおきに!!😁ほな続編も期待してるでぇ〜。てか期待しかないわ!😆
鬼滅の刃が好きならできればIMAXで観てほしい
通常館とIMAXで2回見たが、音はもちろんアニメは情報量も多く動きも早いので、大画面のIMAXのほうが圧倒的に見やすい。特に猗窩座戦は轟音で始まる登場シーンや痣が発現したあとの義勇と猗窩座の戦いはスクリーン縦方向に広がるためか背景の広大な無限城の描写も相まって細部まで見えて迫力が増している。精緻な画質でかつ大画面なので動きも追いやすい。値段はちょっと高いがファンであればそれだけの観る価値があると思う。
内容的には、単行本全巻既読で当然結末は知っているものの、Lynnが恋雪にはまりすぎてて、最後の「おかえりなさい、あなた」で不憫だった恋雪の魂が救われたと思うと、毎回号泣してしまう。原作でも結構泣けるのだが、やはり声優が演じるアニメだと、(泣かせようとするこれみよがしのBGMを差し引いても)感情表現がプラスされる分さらに感動を増幅するのかなと思う。
第2章は原作で立て続けに泣けるシーンがあるので映画でどう再現されるか非常に待ち遠しい。初見の人ならたぶん号泣するだろう。お楽しみに。
この続き、原作を読んでから観るか迷う
これまで原作を読まずにTVアニメ、映画館で鑑賞してきたが、先が気になりすぎて原作の漫画を読みたくなる衝動に駆られる。せめて次回の公開がいつ頃なのか知りたいな。
それにしても猗窩座のストーリーで観客をこれだけ泣かせるとは。
猗窩座の独白
鬼滅で一番好きなキャラクター、猗窩座。漫画で猗窩座の過去〜最期まで読んだとき、嗚咽レベルで泣きました。なんともまぁ、惨めで、滑稽で、つまらない話だ。これを石田さんボイスで聞けるのか?!それはそれはもう、ずっと楽しみにしておりました。何度脳内再生したか分からない…。映画公開前から、果たしてどこまでやるのか?!猗窩座の過去やるのか?!とソワソワ…。結果、最高でした。漫画で猗窩座の独白を読んだとき、無駄な言葉がひとつもなく、すべての言葉が猗窩座を構成する重要な要素思ったので(作者様の言葉選びが天才、凄すぎる)、決して削ったりせず映像化してほしいというのが一番の願いだったのですが、心配無用でした。綺麗にきっちり全て映像化してくださって大大大満足です。漫画のイメージを決して壊さず、むしろそれ以上の独白でした。石田さん本当にありがとうございます。完璧以上の狛治でした。ずっと泣いてた。そして鍛錬のシーンやお手玉など、良いものを追加してくださりありがとうございます!
余談ですが、熊の回想のところでトイレ行く人多かったです。でも自分でもトイレ行くとしたらそこで行く気がする…勿論大切なシーンだけど、どこでトイレに行くか泣く泣く選ぶとしたらそこになってしまう。
映画館で観る価値のある1本!
映像もストーリーも、想像以上の迫力と深み!
まず、映像が素晴らしい!
あの「無限城」が、うようよと動く!動く!
原作を読んでいた時は
ここまでダイナミックに動くイメージはなかったので、
とても新鮮な驚きがありました。
これこそアニメーションならではの表現!
また、戦闘シーンは言わずもがな。
「どうやって描いてるの!?」と思うほど
激しい戦闘シーンが展開し、目が離せません。
鬼滅ファンの多くが
納得する仕上がりだったのではないでしょうか。
一方で、賛否が分かれているのが回想シーン。
確かに、アクションを観たい人にとっては
退屈に感じるかもしれません。
しかし、物語として
「なぜこのキャラクターは命懸けで戦っているのか?」
「なぜこんな言動を取るのか?」
を描くためには、
回想はある程度必要な要素だと思います。
それがないと、ストーリーやキャラに深みがなくなり、
ただのドンパチ映画になってしまう。
鬼滅の刃は、鬼殺隊だけでなく、
鬼になった者にも過去や人生があることを丁寧に描く作品。
無惨によって鬼にされた者たちにも、必ず回想シーンがあります。
それは、なぜ彼らが残酷な行動を取るのか、
その根源にある出来事や感情を語る大切なパートだから、
だと思って見ています。
原作では、猗窩座の最後はややあっけなく感じ、
「え?なんか都合よくない?」と思った記憶があるのですが、
しかし今回の映画では、猗窩座の葛藤が丁寧に描かれ、
めちゃくちゃ納得できました。
猗窩座が常に「弱い奴が嫌い」と叩き潰してきたのは
それは自分の中の“弱さ”を他者に投影して叩き潰してきたから。
ずっと「大切な人を守れない弱い自分」に囚われ、
それを“強さ”で塗りつぶすことで自分を保っていた。
けれど、弱さがあるのは他人じゃなくて
自分だったんだ、ということに気づき、
恋雪に謝った瞬間、自分の弱さを心から受け入れ、
そんな弱い自分への囚われから
脱皮する姿があの最後だったのかな~、
と映画を思い出しながら思いました。
そして映画で改めて気づかされたのは、
猗窩座は自分から鬼になったわけではない、ということ。
無惨によって突然鬼にされたのであって、
望んだことではなかった。
だからこそ、最期に鬼であることに執着しなかったのだな、
と、これもまた、
映画ならではの説得力ある描写でした。
回想シーンは確かに長かったかもしれません。
しかし、猗窩座という人物を語るためには
必要な時間だったんじゃないかと個人的には思います。
映像・演出・物語の厚み、すべてが高水準で、
映画館で観る価値がある一本でした!
日本のアニメーション、素晴らしいね。
私は基本、アニメは映画であんまり見ません。
でも周りの人があまりにも良かったというので
見に行ってみました。
前段階として動画はもう一度全部見て、
復習した上で見ましたが…とにかくきれい。
爆発の煙、無限城の建物内。
鬼滅って割ときれいな動画だと思うんですが
それが3D?になっててとてもきれいでした。
あと、音。
刀を床に置いた時の重さを感じる音、歩く音、
画面の向こうから人の声がする距離感のある音。
攻撃音。どれをとってもすごかった。
もちろん映画館の音響設備もあると思いますけど
素晴らしかった。
猗窩座だけのストーリーではなく、
鬼滅を見ていない人でも楽しめる内容だったと思います。
猗窩座の最後だけはちょっと納得いかない気がする…
そこだけは残念。
あれ?そうなるの?うーん…ってなったけど…そのほかは良かった。
情報量がとても多いので鬼滅全部見るとよいと思います。
もう一度みたい
本誌やコミックで何度も読み、先の展開を知っていたはずなのに、それでも胸が高鳴りっぱなしの時間でした。キャラクターたちの生き様が、動きでより鮮明に表現され声が加わることで感情がさらに深まる――改めて声優さんの凄さを実感しました。不評と言われることもある回想パートも、個人的にはとても楽しめました。むしろ少しカットされてしまった部分(義勇さんのくだり?)があったのが惜しいほどです
冒頭、お墓のシーンの美しさにまず驚かされ、その後の無限城編の描写は圧巻の一言。酔うかもと不安でしたがそんなことは全くなく、ただ落ちて走っているだけの場面でさえ全員がとにかくかっこよく、開始直後からテンションは最高潮。伊黒さんと蜜璃ちゃんの手つなぎには、キュンキュンしながらも先を思うと涙が出てしまう。
しのぶ&童磨、獪岳&善逸、猗窩座&義勇・炭治郎の戦闘が絶妙なテンポで交互に描かれ、今回メインの戦いがない柱や隊士たち。輝利哉様達や鎹鴉・隠などキャラ達のそれぞれの戦闘・思いも差し込まれ、息をつく暇もなく引き込まれていきます。皆が「無惨を絶対に倒す」という決意を胸に挑む姿は、悲痛さと同時に力強さを感じさせました。
しのぶさんの戦闘は、カナエさんの演技をしていた彼女ではなく本来の彼女の素顔――怒りや弱さ、覚悟があらわになる重要な場面。最初の羽織に覚えはないかの問い。舌打ちや弱音、肺がゴロゴロといって苦しい中で技を放とうとする姿、「ずーーっと怒ってますよ」の台詞まで、声優さんの演技が圧倒的で、彼女本来の人間味と激情が鮮烈に伝わってきました。百足蛇腹の迫力は鳥肌もの。童磨の始終しのぶさんを小馬鹿にした態度が本当に憎たらしいけれど、魅力的な悪役であることも否めません。彼女の思いを受け継ぐカナヲと伊之助の戦いが今から楽しみです。
獪岳戦はスピード感抜群で、覚悟が決まってる善逸は本当にただただかっこいい。兄貴!と叫ぶシーン、火雷神はしのぶさんの技と同じく鳥肌が立つほど格好良かったです。獪岳も羽織を受け取った時の一瞬の嬉しそうな顔から、彼もまた誰かに特別に見てほしかったのだと感じ、ただの悪役ではない鬼滅キャラらしい奥行きを思いました。
そして心待ちにしていた恋雪ちゃんと猗窩座(狛治)の過去エピソード。猗窩座は名やキャラデザ、技や言動すべてが彼の思い出や・後悔・懺悔・罪で丁寧に造形されていてとても魅力的なキャラだと改めて思います。
狛治さんが恋雪ちゃんに当たり前に未来を語り泣かれて困ってしまうシーンや、病人の方が辛いのになんであやまるんだ?等狛治さんの当たり前の優しさが見えるシーン。師範が道場を継いでほしいといったときの狛治さんと恋雪ちゃんの二人の顔が赤くなるシーンににやけつつも、この二人に幸せな未来がないことを知っているからこそ胸が締め付けられました。師範は始終笑みを絶やしませんが「守るものがいないとダメなんだろうなぁ」といった台詞や恋雪ちゃんが諦めてるといったセリフの端々や声優さんの演技から、彼もまた奥さんを失った時点で限界だったことが滲み3人は出会えて本当によかったなぁと。お手玉のアニオリ演出は素晴らしく、三人が家族になっていく・家族のような時間が描かれていて、未来を見始めた矢先のあの結末がより一層辛く感じられました。猗窩座の最期はわかっていてもとても綺麗で泣いてしまいました。
義勇さん・炭治郎の猗窩座戦は迫力満点で、いい歳でありながら呼吸を真似したくなるような子供心を揺さぶる戦いで。義勇さんの圧倒的な強さを改めて感じ、何度でも観たくなります。炭治郎の正々堂々の戦いっぷりに猗窩座も救われたんだなぁと。
村田さんの薄い…水車も見れました。健闘ぶりにほっこりしつつ義勇さんの立派な水車との対比に思わず笑ってしまいました。
あと猗窩座を頑張って説得するも恋雪ちゃんに普通に負ける無惨様。最後元気いっぱいマイクパフォーマンスする無惨様…何故か面白く感じてしまう。最終戦においてことごとく上手くいかない無惨様は愛され系のラスボスで大好きです。
全編を通して、何度観ても鳥肌が立つ熱量と迫力。トイレを我慢してでも、もう一度劇場で体感したい――そう思わせてくれる作品でした。早く次が見たくなってしまうのだけが難点!
助長が過ぎる、戦闘シーンをもっと頂戴
良かった所は善逸周りだけ、あとは鬼側の回想が長すぎるコレに尽きる。原作は全て読破しているがその頃から鬼側の回想は要らないと思っていた。
理由は『どんな信念を持っていようが闇落ちして人殺しまくったんなら悪を貫け』と思っているからです。悪には悪の美学があるのだから散り際に少しだけ人生を悔いるのは良い、ただソレが今作は長過ぎる。途中観ていて溜息が出ました。
猗窩座編なので猗窩座の回想が特に長かったが親父が病気、息子の悪行に責任を感じて自殺、第二の家族を2人とも毒殺、と不幸なのは認めるが、炭治郎は妹以外の家族全員を殺されて妹も鬼になったけど闇落ちしてないぞ?
猗窩座が殺した隊士達それぞれにも鬼を憎む理由があって戦っているのだから、悪には悪らしく居て欲しい。
UFOテーブルご自慢の迫力のある戦闘シーンと美麗なCGシーンをスクリーンで観たくて映画館に足を運びましたが、ソレが猗窩座の回想シーンに持っていかれ少ない為、辟易しました。第二部には大いに期待しています。
早く緑壱の『お労しや兄上』のシーンをスクリーンで観たい。
圧倒的な映像美だが……
鬼滅の刃の原作全巻読破済み、アニメも追い、煉獄さんが好きで無限列車編を繰り返し見に行った人間です。
今回の無限城編も期待して見に行きました。
無限城そのものの圧倒的スケール、映像美、柱も盛られたお得意の戦闘シーン、しのぶと童磨、善逸と獪岳、そして、炭治郎、義勇、猗窩座の戦闘シーン。鳴女さんの演出家ぶりも相まって最高でした。声優さん達の鬼気迫る演技も見応え十分。全く文句の付け所はありません。
155分という長さは正直、気になりませんでした。
しかし、どうしてもテンポの悪さは気になってしまいました。原作を読んでいるので、鬼滅における回想シーンの重要性はよくわかります。しかし、圧倒的な高速戦闘を繰り返している映像のタイミングで棒立ちの回想シーンが差し込まれると、それまでのスピード感がすっ、と消えてしまいます。紙面で読んでいるならば気にならないところも緩急がありすぎて「えっ?」という感じになってしまいます。ブレーキ感が強すぎるのです。無限列車編とは違い、3部作ならば映像化ならではの魅せやすさがあったと思うので、そこだけが残念です。
繰り返し見に行けばよくわかると思いますし、私はそうするつもりです。無限城と戦闘シーンだけで何度も見る価値があります。
猗窩座の過去も、原作を読んでいるならば泣くポイントなのでしょうが、私は「石田彰の演技力すげぇ」とそっちに意識がいってしまって泣くことはありませんでした。しかし、石田彰渾身の演技は素晴らしいものでした。
言われていたマナーの悪さは私が行った映画館ではなかったです。数名の方がトイレに立つぐらい。あれだけ長ければそこまで目くじらを立てるようなことではないかと思います。
賛否両論
原作読んでない勢です。アニメ見てます。
全編戦闘シーンのアニメーション素晴らしく、ワクワクするものがありました。一方で、ストーリーの回想シーンは描きたいことはわかるが、なぜそうなったのかの過程に疑問符が残ることがあり、気になるところがあった。
1.猗窩座や師範は剣道道場から嫌がらせを受け続け、最終的に毒を盛られて死んでしまうが、それまでの期間が何年もあったにも関わらず、なぜ関係の改善ができなかったのか。(猗窩座や師範、娘側に人間性の問題は描かれていなかった認識)
2.殺された理由は、道場の土地を剣術道場のものに出来なかったことと認識していた。しかし何年もたったこのタイミングで実行する理由がわからない
※童磨が、愚かな人間を救うために人間を殺しているという設定のようだが、回想シーンからは愚かな人間に対してどうして救いたいと童磨が思ったのかよくわからなかった。
こちらは今後、矛盾を指摘するようなシーンが描かれる可能性があるため保留。
総じて、ストーリーの詳細な展開や動機づけ自体にそれほど気を払わなければ、やりたいことや描き方はとてもよくできていて、満足できる作品に思いました。
上記2点がわかれば、私の評価はあがりました。どなたか親切な方、解説いただけると助かります。
とてもよかった
82歳の母と、小5の息子、小2の娘の4人で見る。オレ以外はジュースを飲んでいたので、母は2回、長男は1回トイレに行く。
胡蝶しのぶが死んでびっくりだ。戦っているとそれぞれの背景が語られるのだけど、胡蝶しのぶの背景はけっこうあっさりしている。
アカザの人生が悲しい。しかも空手家で、かっこいい。今回一番いい。
ぜんいつもよかったし、富岡もいい。上弦の鬼が首を切っても全然死なない。
続きが楽しみだ。
無限城
映像
声優
どの切口でも
凄い作品でした
だけど
煉󠄁獄さんの時のような
息も止まるような動悸
心をかき乱すセリフ
溢れる相手を思う心情
そんな
感情が爆発するような
シーンが
無かった・・
猗窩座の切なさと無念さが
そこまで
入ってこず
少し残念
日本一の作品に
贅沢かな
無限城の映像クオリティは
凄すぎて
没入感が半端ない
童磨編に期待
猗窩座の物語
猗窩座は父が自殺し、師範や恋雪が毒殺されたことで何も守れない自分に絶望した。
その深い恨みと怒りが猗窩座を形作り、狂信的に強さを求めるようになった。
でも炭治郎に完敗し、恋雪から「もう充分だよ」と言ってもらえたときに、守れなかった罪悪感や「強くならないといけない」という呪縛から開放された。
「守れなくてごめん」と恋雪に謝った瞬間に、初めて自分の罪や弱さを素直に受け入れることができた。
怨霊・猗窩座から解き放たれて、本来の狛治として自由になることができた。
過去の傷、執念、受容、解放
これが猗窩座の物語
炭治郎、義勇に続き猗窩座は3人目の主人公では?
全400件中、81~100件目を表示
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