劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来のレビュー・感想・評価
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回想について
原作読了、アニメはすべて観ています。
回想が長いことがマイナス点に上がってるレビューが多くて結構驚き。鬼滅は全体を通して回想ありき、回想が話の骨子なので「回想長くて無理」なら観るのは苦痛でしかなく、原作ではこの先第二章、第三章と回想場面がたくさん出て来ます。製作サイドが端折らない限り(端折ることはほぼ無いと思いますが)、丁寧に作り込まれた回想を観ることが多いに予想されます(多分ですが)。
決戦突入の章らしく、戦闘に次ぐ戦闘の展開、超絶美麗なアニメーションに酔いしれた、あっという間の2時間半でした。
もうひとつ、鬼滅の良いところは徹頭徹尾プロの声優さんで通しているところですね。
映画好きなので他のアニメも時々観ますが声優さんではない芸能人が声を当てていて、何とも言えない違和感を覚えること、ひどいと興醒めすることが多いんですよね(洋画の吹き替えも然り)。鬼滅を通してプロの声優さんの凄さをいつも再認識しています。
迫力あるけれど、会話と回想が多めで疲れる部分も
ほぼ3時間の中で、内容は主に3つのバトルと多めの会話や回想シーンで構成されていて、それ以外のストーリーはあまりなかった印象。
バトルの最中に長めの会話や回想シーンがたくさん挟まることで、自分にはテンポがあまり合わなかった。また、「せっかくダメージが入ったのに、なぜすぐ追撃せずに回復を待ってるの?」と思う場面もかなりあって、演出と脚本の意図を考えながら観る必要があった。
後半からは戦いが一気に盛り上がり、アクションシーンの迫力はさすがでしたが、その分回想シーンも長めになり、炭治郎が「ゾーン」に入るための説明だけで回想シーンが二つも続くのは、さすがに長いよ!と感じた。やっと全部終わったときにはかなり疲労感が残っていた。そして思った以上に映像表現が生々しく、「鬼滅の刃ってこんなにグロい作品だったか?」と驚いたところもあった。
一方で、アニメーションのクオリティは相変わらず本当に素晴らしく、独特の演出やビジュアルはやはりこのアニメの特徴であり魅力だと思う。ただ、自分のようにシリーズのファンではなく、純粋に映画として楽しみに来た観客には、入り込みづらい内容でした。無限列車の時は前知識なくても面白く泣ける話でしたが、今回はもっとシリーズファン向けの内容になっていると感じた。
やはり期待通り、それ以上でした。
一言でいうならば、流石の信頼と実績あるアニメ制作会社であるufotable様だなと思い知らされました。
背景の作り込みや迫力の映像のオンパレードに長時間上映にも関わらず苦も無く堪能出来ました。
これは映画館で観るべき作品じゃないかと。
実は原作未読勢ですが、無限列車編を観て以降かなり触発されて色々調べていく内に原作や考察によってネタバレをかなりくらっているので殆どは把握済みです。
初上映時に観に行く前にもこちらの批判レビューを見てしまい残念に感じました。
見たレビュー内容は回想が多すぎる等の内容だった気がしますが、確かに気持ちは分からなくもないですけど、私自身調べてるだけでも原作自体が回想のコマが多いみたいですし
キャラクターの背景や過去を知るのも世界観を理解するには大事な事ですので話が長い無限城編の第一章として完結ではないのは決まっていますから構成上、仕方ない点だとは思います。
私がもし厳しい観点で意見するならば、多分これはufotableというアニメーション会社が制作していなければこの様な人気にはなっていなかったかもしれないと感じました。
今は時期のせいか劇場内では人が多く、話が難しい、理解が出来ない、流行ってるから仕方なく、長時間座るのが耐えらないという人が目立っており、そういう人達がマナー守らなかったり批判したりしてるのかなとも思えました。
それらを考慮した上で星5ではなく4.5にしましたけど映画のクオリティとしては間違いなくトップクラスであり見どころ満載でまた何回か映画館で堪能したいです。
鬼滅の映像化としては満点!だけど…
鬼滅の刃の映像化としては満点だと思います。
細部まで書き込まれた無限城やアクションシーンはそれだけで必見の価値があります。
ただ、一本の映画としての感想になると及第点ぐらいだと考えます。これは鬼滅の刃という長編の途中という点や、三部作映画の第一作目という点を考慮しても同様です。
例えば回想シーンが多く、後半になるにつれてその尺も増え鈍重になる、また故人がイメージとして出てきて生者を励ますシーンが短い時間で繰り返されたり結果として単調になっています。
これは鬼滅の刃が漫画として評価が高く、映画向けにアレンジが出来なかったのでやむを得ないですが、原作を変えなかった事による弊害だと思います。
この辺は映像と紙媒体の違いなので、本当は映画化の際に修正した方が"映画としては"良くなったと思います。※まぁ過去の数多のやらかしから、それが嫌な人がいるのもわかりますが。
かっこいい善逸が見れて満足。
僕なんかがレビューとかしていいんですか?
作画やBGMは言わずもがな、至高の領域。
演出、描写、ありとあらゆる観点で最高級。
キャラクターの演技が尋常ではなく、呼吸やわずかな痙攣まで緻密に表現。あらゆる方面が見事に、圧倒的な完成度で組み合わされている。
個人的にとても嬉しかったのは名もなき隊士や産屋敷家での隠たち。柱や主要キャラも含め、原作の漫画では表すことのできない一コマ一コマの間の動きを穴埋めするように事細かに映してくれる。全部補完してくれるおかげでより世界観や入り込めてると思う。もちろん砂埃や木の軋む音も事細かに。いや、おかしいでしょ???
漫画での印象的な一コマや見開きのような名シーンは忠実に、かつ映像として最高に描き表してくれている。あまりに忠実すぎて引いちゃうレベル。
漫画に忠実でありながらも映像としてさらに完成度を上げている。あの人とあの鬼のマッチアップなんか、超特殊演出入ってましたよね〜。
もちろん内容も大変良かった。半々どころか2/3くらいは回想や心の中だった気がするけど、それでも異常な満足感。鬼滅を知らず、その上戦闘シーン目当てで行っても満足できるんじゃない?
とにかく、粗を探す方が難しいような神作品でした。これ以降も期待が高まります。
鬼滅の刃という作品を心から愛して止まない想いが感じられる映画でした...
絵は良かった。絵は
原作は読んでなくてアニメと映画のみ見た者です
絵はすごくキレイでびっくりした
無限城の描写とかこんなの描けるのかと思うほどキレイで細かくて壮大だった
思わずすげーと言葉に出てしまうほど
それと戦闘シーンの迫力はまじですごい
思わず前のめりになる迫力だった
ストーリーはなんだろうな
泣けるって噂だったけど、特に泣けるところもなかったし、面白いとも思わなかった
お涙頂戴的な演出だけがあった感じ
後ろのお客さん、いびきかいて寝てたんだけど
まぁ、寝ちゃうのわかる
自分も途中何度も欠伸が出て寝そうになったし
回想のところ話が単調で長かった
戦闘シーンになるまでほんと眠くてしんどかったな
ぶっちゃけ映画じゃなくてテレビでよかったんじゃね?って感じ
それかアマプラで十分だったわ
絵は素晴らしい
ストーリーはつまらなかった
三部作らしいので次に期待かな
その全てに感動!
今の時代が失いつつある大切なものを取り戻せる
作品だと思いました。
それは「家族の絆」「仲間との信頼関係」「強い者は弱い者を助ける」といった人間として普遍的価値観を改めて示してくれるということです。これは、まさに今の時代に欠落している大きな問題点であり、それをアニメという日本文化の象徴的ツールで老若男女、世界へ発信できていることを考えると多くの人の共感を得られ社会現象になるのも仕方ないかと納得しました。そういう意味では、2020年代における名作といっていいかもしれません。
現代社会においては、先進国における核家族化の一層の進行と少子高齢化に伴い「家族の絆」はどんどん希薄化しています。
また、個人の意見を尊重するあまり極端な個人主義が前面に押し出され「仲間との信頼関係」といった概念が重要視されなくなっています。
そして、力ある者はどんどんと力を蓄え更に強力な者へと変貌し本来であれば社会のため弱者のために還元すべきモノを還元せず独占する傾向が強まる中で「強い者が弱い者を助ける」といった当たり前のことが失われつつあります。
この映画は、そういったところを思い出させてくれる点において非常に分かり易い作品だと思いました。
いくら、大切なことを伝えたくても、難解な論文では多くの人に伝わりませんし、これからの世界を担う子供向けだけの観点では大人が楽しめません。
そういった様々な時代背景、コミュニケーションツールとしてこの作品を評価してみるとまさにヒットはやむを得ないといった感想です。
ちなみに自分は、原作コミックも読んでいませんし鬼滅の刃のファンでもアンチでもありません。今回も鑑賞した理由は、『ヒットしているから』といっただけの理由です。しかし、作品鑑賞後には十分ヒットする理由が納得できました。
映画という、娯楽作品において商業的成功を収めより多くの人に受け入れやすく、納得させやすいように画面の隅々まで配慮された映像とより多くの人の共感を得られるように工夫された脚本、そしてその脚本及び原作者の意図をしっかりと受け止めたうえでの演技。
必要十分な訴求力は存分に感じ受け止め消化することができました。
ファンとアンチで評価が割れる作品と伺っていましたが、個人的には映画館(特にIMAX)で鑑賞するに足る作品だと思いました。一方で映画の奥深さや重厚性を考慮すると2回目、3回目の鑑賞はないかなとも思っています。ただ、表題でも触れましたが「今の時代が失いつつある大切なものを取り戻せる」という点を考慮すればせっかく同時代に生きているのならば、家庭のリビングで観るよりは劇場で観る方が良いかなと。経済的にも役に立てますし(笑)
無限城編を見て
もう少し映画として頑張ってほしい
映画を観終わった直後、「あれ…こんなに原作冗長だったっけ?」と、正直首をかしげました。
ネットでは「号泣した」「あっという間だった」といった感想が多く見られましたが、私自身は逆で、何度か腕時計を確認しながら観てしまいました。
原作もアニメもすべて追っています。特に無限列車編には涙した記憶があります。原作で割とあっさり終わった炎柱のエピソードが映像と演出の力でここまで感情を揺さぶる存在になるとは…と感動したのを覚えています。楽曲も映画としての起承転結も良かった。
しかし今作に関しては、残念ながらそのような感動は得られませんでした。
戦闘は盛り上がり始めたと思えば回想が唐突に始まり、その繰り返し。泣かせようとする意図は伝わるのですが、それがあまりに露骨で、かえって気持ちが冷めてしまいました。
原作を知っているからこそ、「この回はあまり動きがない」「回想が多い」という構成も理解はしていました。
それでもアニメという媒体であれば、演出や間の取り方、音楽などで補える余地は十分にあるはず。
無限列車のときのような“アニメならではの再構成”が見たかっただけに、ただ原作をなぞっただけの今回の作りは、物足りなさばかりが残りました。
映像面、劇伴など相変わらず高水準ですが、それだけでは映画としての満足感にはつながりません。
せっかくの劇場公開作品なので、もう少し観客の体験を意識した構成や演出に期待したかったです。
胡蝶しのぶと我妻善逸の闘いが後半の猗窩座に塗りつぶされてしまったような印象も残念でした。
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そして戦いの舞台。原作の無限城が持っていた“閉鎖された恐怖”や“和の静謐な空気感”が、映像化によってSF的・開放的な方向に変わってしまったことに違和感を覚えました。
特に光の使い方のイメージにおいて、原作では暗さの中に蝋燭やガス灯のようなスポット的な光を連想させる雰囲気に対し、映画版では全方位から明るく照らされ、空間の“恐怖”が弱まっているように感じました。受け取り方次第かもしれませんが。
原作はその「空間の閉塞感」と「その後の解放」の対比が、物語のクライマックスを強くしてる。閉じ込められたからこそ、外に出た瞬間の緊張感や感動が生まれると感じたのです。
原作ファンの一人として、そこには少し寂しさもあります。ですが、広大で美しく新しい解釈として受け入れられる方が多いのも事実。前述した「アニメならではの再構成」は脚本や演出面を指しましたが、無限城も「絵的なアニメならではの再構成」なのかもしれません。
その間で揺れる気持ちごと、今回の体験として受け止めたいと思います。
素手の武闘シーン
格闘アクションが大好きな自分は、猗窩座の素手の格闘シーンが好きなので、水柱・義勇が痣を出してからは、一番のクライマックスに突入しました。逆に、こんな素手で闘う柱がいたら、もっとバリエーションが増えるのにと妄想しました。例えば、日輪刀の材質の爪を指にはめ、脚のスネにはその日輪刀の薄くとがったものを付け、手刀や足蹴りで鬼の首を取る柱。武器をもたないユニークさが際立ち、武器をもたないがゆえの素早さと身のこなしは抜群、刀をもっていない状況でも闘える、そもそも武器をもたないので武器が破壊されるリスクもない。
狛治の映画になってしまいそうだが、あの道場に復讐に行く格闘シーンはもっと何カットかつないでほしかった。例えば、最初に向かってきた侍の刀を折るシーン、蹴りですっ飛ばすシーンなどなど。とにかく、人間としての狛治の格闘シーンはをもっとみたかった。
4DX、甘く見てました
公開したてで2D(通常版)で観てて、たまたまタインミングが合って、どんなモンかと4DXで観てきましたが、すんごく楽しめました。無限城の中をひたすら落ちていく場面や、背中を叩かれるシーンなど、絶妙なタイミングでシートが見事に反応し動いたり、シートから排出されたエアーが首に直撃したりで、ただただ驚き、参ってしまった時間でした。
やっぱり良かった
私の中では断トツでワースト1の映画です
鬼の拠り処 極楽の在り処
不老不死
ぞくぞくするワードですね。皆様なら、永遠の青春を手に入れる為に、誰を犠牲にします?。
「スーパーマン」も、そうでしたけど、他者を凌駕する力を持つ者は、責任が問われます。だからといって、力なき者が、無責任に、他者の心を切り裂く、言葉の刃を振りかざしていいとも、思いません。本来、鬼を滅する刃とは、他者に向けるものなのか、あるいは、自らの裡に棲む邪鬼に向けられるものなのか。鬼舞辻無惨とは、単なるラスボスなのか、私達ひとりひとりの裡に棲む、人に見せたくない願望が、独り歩きしたものなのか?。だとすれば、彼を白日の下にさらすことができる者は、他の誰でもなく…
以上、映画本編どころか、原作さえ読んでいない私の、鬼滅のレビューです。(テレビ放送分で、予習はしました。)
観ました。
妬み
嫉み(そねみ)
侮蔑
弱者への嘲り(あざけり)
強欲
憎悪
敵意
癒し難い記憶…
私達が始末すべき鬼は、城に閉じ込めるまでもなく、無限にいます。劇中、雑魚キャラ扱いの鬼が大量に出てきますが、あの一体一体が、弱い心を抱えた人だとすれば、私達は、鬼殺する側なのか、鬼殺される側なのか、考えたことあります?。どうせ鬼殺されるのなら、上弦の鬼が腰を抜かすくらい、とんでもない悪意を振り撒いてから、昇天したいものです。(鬼になっても、極楽に向かうつもりの私です。)
それにしても、強さって何だろう。他者を打ち負かすことだけが、強さかな?。案外、自分の駄目なところを受け入れることが、強さかもね。そして、他者の弱さを許せる優しさも、強さなのかな。
ま、世の中には、容認できない正義を振りかざして、国境の向こうにミサイル飛ばしたり、人道支援物資を国境で封鎖、宗教が異なると云う理由で、ヒトを餓死、ジェノサイド、民族浄化させている輩も、いるけど。あの手のヒト達には、どんな鬼が取り憑いていると思います?。誰なら鬼殺できると思います?。
私もボコられたら、普通にレビューを書けるヒトに、生まれ変わるかなぁ。
そうなるのは、私の天邪鬼が許しませんけど。
追記)
「ニューシネマパラダイス」。名作の誉れ高い作品ですが、完全版があるのをご存知でしょうか。比べると分かるのですが、1stテイクは、主人公トトの青年期のパートが、バッサリ編集されています。あのラストシーンまでに何があったのかは、御見物が何となく想像するように仕上がっています。その後、完全版で、その思い出が、語られることになります。
鬼滅の次回作ですが、まず、1stテイクを公開。ハイスピード、ハイテンション。ボケるシーンなし。2時間以内にまとめる。半年後、完全版を公開。回想シーンを、斬られる鬼の視点で描いて3時間。
これでどうです?。こうすれば、本作を批判する御見物も、納得。しかも、あと2回興行するはずが、あと4回興行できます。どんな理由を付けても、映画は興行です。納得できないものに、御見物は金を払いません。コケたら、次回作は斬られます。ここは、エンタメ興行と割り切って、御見物の夢と要望を、現金化した方がいいと思います。
以上、私の裡の銭ゲバ鬼からの、メッセージでした。
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