劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来のレビュー・感想・評価
全1143件中、1~20件目を表示
にわかでも伝えたい、鬼滅の刃の奥深さ
「上映回数30回!?」
公開初日、劇場のスケジュール表を見た瞬間、思わず声が出た。
しかも、そのすべての回がほぼ満席。ポップコーン売り場には長蛇の列。
この光景、私の映画館人生でも記憶にない一大事だった🤫
そんな“社会現象”ど真ん中の映画に、軽い気持ちで便乗したにわか観客の私。
けれど、そこでまず圧倒されたのは映像のクオリティ。一枚一枚のシーンが、緻密で美しく、ただの“アニメ”というより“アート作品”のよう。
まさに“画で殴られる”とはこのことだった。
さらに、冒頭からぐっと引き込まれたのが主題歌の力。LiSA & Aimer──この鉄壁のWボーカルによるツイン主題歌が、鬼滅の世界観を確固たるものとして支えていた。
音が流れた瞬間に、スクリーンの外側まで掌握されるようなあの感覚。「これは、勝負にきている」と、冒頭10分で確信してしまった😳
ジブリを超えて興行収入No.1を叩き出した前作『無限列車編』。
その実力は、やはり“本物”だった。
そして、真の驚きは物語の深さにあった。
確かにPG12らしく、斬首や暴力描写もある。
けれど、それを超えて胸に迫ったのは──
“敵”である鬼たちの哀しみにまで丁寧に光を当てていること。
今作のメイン「猗窩座(あかざ)」は、ただの悪役ではない。
彼が失ったもの、なれなかった未来。
「鬼とは、なりたくてなった存在ではない」
その背景にある喪失と孤独に、私は思わず息を呑んだ。
それをただ憐れむのではなく、
“誰の中にもあるかもしれない闇”として受け入れる。
それでも向き合い続ける主人公たちの姿が、たまらなく切なかった…😭
そうか、これが大人たちをも虜にする理由なんだ。
勧善懲悪の単純な物語ではなく、
善と悪の「間(あわい)」にある揺らぎを描く。
そして、敵すらも「そのまま」受け入れるこの世界観は、
まるで人生の縮図のようだった。
劇場を出た瞬間、私は誰かにこの映画のことを話したくてたまらなくなっていた。
「鬼滅の刃」は、もう子どもたちのためだけの物語じゃない。
むしろ──「人生の酸いも甘いも知った大人にこそ響く物語」なのだ。
ブームから少し距離を置いて見ていたあなたへ。
「人が集まる理由」をぜひ一度、体感してみてほしい。
人気が熱狂に変わり、
熱狂が文化に変わる瞬間が、確かにここにある。
やはりこれは、ただ事ではない😎
この夏の“有事”を、見逃すなかれ!!
日本人に生まれて良かった。
かなりのプレッシャーだったと思う。
前作の劇場版は日本歴代1番の興行収入400億を超え、アニメ版であのクオリティ。
2019年から描き続けた作品のついに最終局面のストーリー。原作の発行部数は世界で2.2億冊突破ということは、それだけ多くの方が展開も知っている状態。
期待値を上げる材料はこれでもかというほど揃っている中、きっと作り手の方々たちは、その期待値に応えるために、連日心血を注いでくれていたに違いない。煉獄さんの言葉を借りるなら、心を燃やし続けながら挑み続けてくれたことが、開始5分でもうわかる。
圧巻の映像美と迫力。
声優さん一人一人が6年かけてキャラクターと共に生きてくれたからこその、演技の凄まじさ。
鳥肌が立つほどの劇伴。そして、原作をとても大切に忠実に描く再現性。
期待していたものが期待以上に返ってくる喜びと感動に震える155分だった。
映画3本分見たかのような濃厚さで、前半だけで私の体力は削られ、体の水分が涙となって消えていった。
見終わった後真っ先に思ったのが「日本人でよかった…」だった。そしたら映画館を出る際に私の前を歩いていたカップルの男性も「こういう時日本人で良かったなって思うよね」と隣の女性に同じことを言っていて、なんだか嬉しかった。
こんな風に思わせてくれる作品が見れて幸せだ!
第二章も楽しみ。
圧巻の無限城
やはり驚くべきは無限城の表現。マンガでは描き切れない、あの広大さを映像でなんとか伝えたいという意思がみなぎっていた。あの無限城の3Dだけでものすごい労力と金額がかかるだろう。しかも、ただ「やりました」というだけじゃなく、きちんと映像として意味のあるものとして扱われている。あの広大さを伝える映像があるから、鬼殺隊がどれだけ困難な戦いを強いられているのかを、映像によってダイレクトに伝えることが可能になっている。
もっとキャラクターに寄ったショット中心に構成すれば、あんなにバカでかい3Dモデル作らなくても何とかなると思うが、それじゃつまらないと思ったのだろう。結構、ロングショットを多用していて、広さを伝える多くの隊士が命をかけて戦っていることを表現していた。猗窩座のエピソードには結局泣いてしまった。
鬼殺隊の面々も鬼になった者たちも等しく理不尽な目にあっているが、ある者は鬼殺隊になり、ある者は鬼になる。出会いの偶然がそれを分かつのだとすれば、紙一重の違いしかない。哀しいほどの社会の理不尽が詰まった作品だ。
炭治郎の如く進化が加速する制作スタッフらによる、日本が誇るべきアニメーション表現で現時点最高峰の作品!
「無限列車編」(2020年10月)からわずか約4年半。ここまで作画・映像表現が進化したのかと驚かされます。
ハイクオリティーなアクションシーンも含め、作画の統一性に至るまで妥協のないこだわりが貫かれ、スタッフ陣の進化も感じるほどです。
加えて「無限城編」では、本来は固定された場が変化し続けるという極めて難易度の高い映像化も実現しています。
この4年半をかけて【上映時間155分】にも及ぶ高密度な作品を作り上げたとしても驚きですが、このスタッフは間に「遊郭編」「柱稽古編」も制作!
日本発のコンテンツでは、制作コスト的にハリウッド超大作のような潤沢な人材や機材等を使えません。ただ、そんな限られたリソース下でも世界トップクラスの成果を生み出す土壌があるのです。例えば「ゴジラ−1.0」では創意工夫によって最高峰のアカデミー賞にて視覚効果賞を受賞する快挙を果たしました。
まさに「鬼滅の刃」スタッフにおいても未踏領域に踏み込み、今なお進化を続けていることがわかる作品となっています。
映像美が素晴らしい‼️
本当に見て良かった!最っ高でした!!!!!!
とにかく最高!!!
unfortableさんありがとうございます素晴らしいアニメーションを作成してくださって感謝です!そして吾峠呼世晴先生
素晴らしい漫画をありがとう!!
それだけです。
IMAXで見ましたが、最高!
3日後にまた観に行きます!
映画を観たというより、イベントを体験した感じ。
原作未読でアニメと無限列車は観ています。
今回は自分的にはある意味、無限列車よりも満足感があった気がします。
確かに一本の映画として見れば無限列車の方がまとまっていたんでしょうが、今回の3部作はいわばクライマックスの総力戦祭り、その第一弾としては十分に良かったんじゃないでしょうか。
回想シーンが長くてテンポが悪い云々の批判もありますが、むしろ原作を知らない自分にとっては、キャラクター達の背景や心情を知ることが出来て良かったし、それでこそ3部作の最後に来るであろうカタルシスをより深く感じられるんじゃないかと期待してます。
自分はそこまで鬼滅ファンというわけではないけれど、映像音響相まっての没入感は凄かったし、最後の戦いが終わった時には自分まですっかり消耗した気分になりました。
面白いが後半が若干長い
良かった♥️
いつまで続く?
以前懸賞で当たったTOHOシネマズのギフトカードの有効期限が迫っているので、『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』を鑑賞しに行きました。10月1日なのでサービスデーでしたが、平日だからかそれとも「鬼滅の刃」の熱気もやっと冷めたのか、客の入りはボチボチでした。(でもチェンソーマン目当ての客がけっこういました)
原作漫画はずいぶん前に読んでいますが、無限城の戦いは部分的に印象に残ったシーンくらいしか覚えていませんでした。本映画のクライマックスといえる炭治郎・富岡義勇vs猗窩座戦はほとんど記憶になく、こんなんだったっけ?みたいな感じで観ました。我妻善逸vs兄弟子との戦いも全く記憶に無く・・・。(漫画ではどちらかといえば、蟲柱の胡蝶しのぶvs童磨の戦闘シーンのほうが印象に残ってました。)
無限城は最終決戦の舞台なのに、戦いの途中の回想シーンがどうしてもリズムを悪くしてしまい、少し興醒め。特に猗窩座の回想は長過ぎて、途中で寝てしまいそうになりました😛。漫画だったら耐えられるけど映画になるとちょっと拗すぎるかな。ストーリー的に外せないのはわかるのですが。
長編ストーリーの最後のクライマックスとはいえ、その一部だけを切り取って1本の映画にしているので、映画としてどう評価していいのやら。しかし、作画・音響効果・声優さんなどのクォリティはさすがでした。
さて、次の章はいつになるのかなぁ。
とにかく興行収入がすごすぎる件
この作品、国内歴代1位となる興収407.5億円を突破した前作『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』(2020年10月公開)の記録更新が目前なんですよね? 国内で歴代の興行収入の1位2位を独占するわけですよね。ただただスゲーです。。。。
1本の映画としての完成度というか、起承転結というか、
2時間なら2時間、3時間なら3時間で、作品として成り立たせる。
そんなことはもう関係ないんですね。
いや、これ別に批判しているわけじゃないんですけど、
漫画が原作だから、ファンは展開を知っているわけで、
そのストーリーの一部分を映画にして、それが大大大ヒット!
完結してるわけじゃないから、まだ先もあるわけで。
そういう映画が国内で歴代の興行収入の1位2位を独占するなんて、
なんだか不思議な現象だなぁ~と思ったり。。。。
無限列車も観ましたし、今回のも観ましたし、テレビアニメも
観てますし、もちろん面白く観てますけど、
ここまでの大大大ヒットってどういうこっちゃ!!!???
と、あまりの人気ぶりに驚いております。すまん。。。
あ、個人的には無限列車の方がよかったな。
今回はさすがに途中感がありすぎる。途中から途中ってかんじが。
戦闘と回想の繰返し〔期待ハズレ〕
✳️低評価のコメントを書く方へ
🟣「鬼滅」信者モドキの荒らしに注意。
🔴粘着質で誹謗・中傷する特定人物には、「ブロック」をかけて排除〔駆除〕する。ひどい場合は、「コメント許可」を閉鎖し、すべてのコメントを画面上から消去することをお勧めする。
▶映画はやたらと上映時間が長く、戦闘と回想の繰り返し。そのため、流れが寸断されて集中できない。
また、映像も思ったほど引き込まれず、鬼たちも怪奇的な妖艶さや不気味さに欠け、失望させられた。
観客動員数や興行収入が多くても、良作とは限らない。
ワンパターンで、途中眠くなった・・😴😪
全1143件中、1~20件目を表示
映画チケットがいつでも1,500円!
詳細は遷移先をご確認ください。