「2時間以上戦いっぱなし(全章に渡ると思うけど)」劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来 Geso_de_Nyoroさんの映画レビュー(感想・評価)
2時間以上戦いっぱなし(全章に渡ると思うけど)
プライベートでイロイロあって、趣味のアニメ映画鑑賞も約3ヶ月ぶり。本作は封切り2日目に予定してたけどキャンセルして延期、このたびようやく鑑賞にこぎつけました。
ですがもう2ヶ月以上経っているのに、客席は半分程度埋まっていました。
2時間半という長尺・長丁場を、戦闘シーンと各キャラの過去編をサンドイッチに織り交ぜながら、映像の解像度と動画の緻密さに酔ったりする事なく、また展開にインフレを感じさせない様な工夫というか、ストーリーの構成が巧く考えられていると思います。それらは本作に限った事ではなく、シリーズ開始当初からその様な構成と味付けがなされていたので、当然ながら今回もそれに習っている訳ですが。
コレだけの物量とボリュームのアニメ作品はSFやロボ系でお目にかかれるくらいで、いわゆる肉弾戦と言うか生身の人間同士(片方は鬼ですが)の個人戦でのこの密度は他作品ではあまりなかった気もします。
そう云う意味でも今回の劇場版シリーズの入れ込み様が伝わってきますし、日本国内は勿論、海外でも良くも悪くも多くの反響が巻き起こるのも不思議ではないと言うか。見応え充分、そして何度も(細部に渡って)見たくなる内容です。
クルクルと回転する空間と、モブも含めてよく動く各キャラ、そしてこの熱量が後2回ある訳ですから、観る側の期待もますます大きくなり、制作陣もますますキツく厳しくなっていくでしょう、ソレは良い事なのでしょうけど、制作陣各位にはくれぐれもご自愛の程。。。
殆ど非の打ち所のない仕上がりでしたが、細ケー所で気になったのは、炭治郎の覚醒が少〜しトートツだった事と、先に善逸が単独で上弦を仕留めた事。とは言え相当な深手を負わされて今後2章にどの程度関わるかは不明ですが。ソレ以外はほぼほぼ完璧な出来だったのでは。
もう一つ個人的に残念なのは、最初の戦線離脱がハヤミンだったのは残念w と言うわけで本作では2勝1敗? 次回は他の柱と伊之助の出番が回ってくるでしょう。てか第2章は来年でしょうか、あまーり間が開かない事を希望します‥‥w
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