「台詞での説明が過剰で、とにかくクドい。そして構成が崩壊している」劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来 どうもさんの映画レビュー(感想・評価)
台詞での説明が過剰で、とにかくクドい。そして構成が崩壊している
一から十まで、何が起きてるかセリフで説明する映画。YouTuberみたいに全部解説する。余白ゼロなので、映像の冗長さに無限の長さを感じた。
元々、モノローグが多い漫画なのに、それをそのまま工夫もなく映像化しているから、説明過剰になっている。喋りすぎ。
オープニングはワクワクしたのに、炭治郎が富岡の動きのスゴさを、言葉で全部説明し始めた時は、本当に萎えた。
多分クレヨンしんちゃんの映画の方がまだ観客の想像力が入るスペースありそう。鬼滅のキャラが好きではない人は、多分この映画の鑑賞には向いてない。
そして、構成が崩壊していて、度肝を抜かれた。鬼滅のファンに全振りした!と思えば理解できるのだが……映画やアニメ映画をよく観る人が、いつものように映画を観る気持ちでこの映画に臨むと、きっと落胆するだろう。
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桜春さんのコメント
2025年8月20日
確かにアニメは原作のナレーション部分も登場人物に喋らせている部分があるので説明し過ぎ感は無きにしもあらずですね。
ただ炭治郎は理詰めで戦うタイプなので、もし説明を無しにしたら、だからこうなったが視聴者は分からず置いてけぼりになり却ってカタルシスを得られないと思います。
炭治郎父も言っているように常に思考し続けるが肝なので優先順位は何か、何をヒントに次にいくのか思考の整理の仕方が分かって私は面白いです。まあ、鬼滅方式に慣れたせいかもしれませんが。
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