「「各素材が最高級だけれど継ぎ接ぎなラーメン」でした」劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来 アニメ勢さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0 「各素材が最高級だけれど継ぎ接ぎなラーメン」でした

2025年8月13日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

ドキドキ

この映画のストーリーはいくつかの構成に分かれていて、それぞれの完成度は素晴らしかったと思います。
また映像美、脚本、声優の演技力等々、素晴らしいところの枚挙に暇がありません。

ただ、各ストーリーの繋がりをあまり感じず、映画全体の印象がボヤけた感が否めません。
前作の映画「無限列車編」では、テーマとして「家族の在り方」が始めから終わりまで一貫していたと感じましたが、今作ではそのようなテーマは見えず、どこに集中すればいいか分からなかった印象です。
内容的にこうなることは必然でしたでしょうし、仮にテレビ版だとしたら、一話ごとに各キャラクターの動向に一喜一憂できたなと感じました。

それでも、劇場で見なければあの迫力は味わえないので、もう一度見る予定です。

アニメ勢
はくあさんのコメント
2025年8月17日

無限城編のテーマは個人的には「鬼と鬼殺隊の歴史、因縁」と「鬼殺隊の覚悟」かと。最終決戦のラスボス前ダンジョン攻略戦ですから、命を賭して戦う生き様に魅了されました。
猗窩座については、鬼滅の刃の大テーマである「鬼は哀しい生き物」「贖罪と慈愛」を描いてると私は思いました。

テーマに沿って原作に忠実な作品だと思います。

はくあ
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