「鬼滅の映像化としては満点!だけど…」劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来 ㌶の献血さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5 鬼滅の映像化としては満点!だけど…

2025年8月5日
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鑑賞方法:映画館

鬼滅の刃の映像化としては満点だと思います。
細部まで書き込まれた無限城やアクションシーンはそれだけで必見の価値があります。

ただ、一本の映画としての感想になると及第点ぐらいだと考えます。これは鬼滅の刃という長編の途中という点や、三部作映画の第一作目という点を考慮しても同様です。

例えば回想シーンが多く、後半になるにつれてその尺も増え鈍重になる、また故人がイメージとして出てきて生者を励ますシーンが短い時間で繰り返されたり結果として単調になっています。

これは鬼滅の刃が漫画として評価が高く、映画向けにアレンジが出来なかったのでやむを得ないですが、原作を変えなかった事による弊害だと思います。
この辺は映像と紙媒体の違いなので、本当は映画化の際に修正した方が"映画としては"良くなったと思います。※まぁ過去の数多のやらかしから、それが嫌な人がいるのもわかりますが。

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