「誤解を恐れず素直な感想。」劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来 北さんさんの映画レビュー(感想・評価)
誤解を恐れず素直な感想。
マジレビューします。
■私
鬼滅の刃全巻もち。アニメシリーズ複数回見ている。無限列車、劇場で4回鑑賞。
■相方
アニメシリーズ、無限列車を一度観ている。
■感想(ふたりの総括)
筋金入りの鬼滅好きの私から見ても残念ながら
映画として良いところが一つも無かった。
これを絶賛は出来ない。構成力の低さが目立った。
プロデューサーは何をやっているのか文句を言いたい。
大画面で観るハラハラドキドキ感が無く2時間半まったく抑揚がないまま何となく終わった。
これは鬼滅の刃がつまらないのでなく、映画の構成の問題だ。
原作は紙媒体、映画(映像)での魅力の出し方はまるっきり違うはず。区別が出来てないと感じる。
原作本来の魅力とは読んでいて楽しく、感情が揺さぶられ、鬼滅の世界観を読者が共有出来る所だとおもう。そのあたりを映画で再現出来ていなかった、少なくとも私は感じなかった。
また、疾走感、スピード感が0でこれで熱くなれと言う方が無理だ。過去の回想シーンが長すぎる
(もっと上手く纏める事が出来たろう)
とにかく無駄な間延びが全部を台無しにしている。
もうね、残念としか言えない。
スピード感、疾走感、ハラハラドキドキ感、没頭感が出るような映画としての構成をもっと煮詰めれば良かったと思う。
残念な感情が大きすぎて本当に最低な気持ちになりました。
原作通りに作っているのは全巻持っているから分かる。ただこれは映画なので漫画(単行本)ではない。もっと良い方法が無かったのか残念でならない。
(一晩たって追記)
あの映画内容に納得して最高だと感じてる方へ
不快な思いをさせてすみません。
また不快なさせているだろう文章は破棄しました。
ただレビューですから本当の感想を書かないと。
色んな意見に別れてしまうマンガですね。
基本的な映画作り方と違って、このマンガは、こういう作り方なんだな…って思うしかないのかもね。
3部作に分けての話なんじゃないかと。
泣ける人は、このマンガをとにかく好きっていう人じゃないとムリかなぁ。
回想シーンによって戦闘のテンポが良くなかったのは同意します まぁ原作もそんな感じでしたのでしょうがないかと 原作に準じて作ったはいいがもう少し構成を変えて欲しかったというご意見でしょうが、あまり構成を変えても叩く連中は出てきますので、原作通りに作ってあったのは私的には高評価です
失礼ながら本当に原作を読まれて回想が長すぎると評価されています?
猗窩座の名前の由来
技名があるものを由来している点
技を展開するときに足下に描かれる模様の由来
本人は頭を破壊され鬼になったことで生前のことを忘れている
猗窩座は炭治郎と戦っていく中で生前の思い出を蘇らせていくという重要な布石ですよね?
これらをあっさりカットしたら、最後「わけもなく猗窩座は自爆する」という描写になると思いますが?
本気でそういう描写がよかったと仰りますか?
鬼滅の刃をアニメしか知らない俺からすれば、回想シーンは長くもなく短くもない
原作知ってるからもっと簡潔にまとめられるだろ?っておかしくないか?
観てる人全員原作知ってる定はおかしいからな?俺みたいに丁寧に映像化してくれた方が喜ぶ人も大勢いるんだよ!
それを自分が気に入らないから残念だ!って?
その考えの方が残念だわ
個人的に間延びしてるには賛成。
スピード感が無かったのは猗窩座戦の回想を丁寧に書きすぎたせいかなと。
あそこに時間を掛けたかった制作の思いが伝わります。あそこでガツンと泣かせたかったから時間を掛けた。ただ視聴者からしたら、ちょっと掛けすぎて逆に泣けなくなった。ってことかなと。
あと無限城の表現ですよね。制作にかなり力を入れてるのがわかり、せっかくここまで作り込んだんだから存分に魅せたいとの制作のプライドというかドヤ感が見えます。どうだこの無限城凄えだろ。みんな驚け的な。
だから原作では無惨の位置も分かってるのに映画では分からないほど巨大に。結果、無限城の凄い空間をクローズアップしすぎて話の腰を折ってしまった。無限城はあくまで添え物なのに、それがメインかのように出しすぎた。そういう余計なのが続いたから食傷したのかなと。
しのぶ戦、善逸戦も丁寧に描く必要があったので力を入れたら全てがクライマックスに。全てがクライマックスということは逆に抜きん出て記憶に残るものがないということ。
見てる側の力を抜くところがない。
人間の集中力はMAXで持っても精々90分です。
155分間クライマックスを続けられたらそりゃどんな素晴らしい表現でも人は飽きます。段々凄いと思えなくなる。
大谷さんが100人いたら凡人になるのと同じことです。大谷さんは1人しかいないからこそ凄いんです。
そこが出来てなかったんでしょうね。期待を受けて全部を頑張ってしまった。
ちなみに批判の多い童磨戦途中切り。あれは大正解だと思います。
3部作はどうしても2部目の興行収入が落ちがち。落とさぬためには引きがいる。黒死牟戦と鳴女では引きが弱いから童磨戦を切った。一番切りやすいし。あくまでも3部を1作としてクライマックスを3部目に持ってくるならこの構成以外になかったと思いますよ?
興行収入や尺も考えれば、これが限界かつベストでしょう。映画もビジネスですから。
主さんの気持ち、わかります。
でもたぶん、私達の期待が大きすぎたかも。
恐らくはもう一期二期のような冒険活劇的なワクワク感は得られないのだと思います。
蜘蛛山でのラストバトル〜回想が良かったのは漫画の構成がたまたま上手くアニメ向けだったのでしょう。
アニメは原作通りにやっているのだと思います。
良くも悪くも原作どおり!
なので、原作以上を期待したのがまずかったのだと思います。
凄いですね……
最初に「俺達の鬼滅を汚すな」と言っておいて出てきた意見が
『原作を切り刻んで改変しろ、俺の好きなように』
って……
貴方のレビューを読んだ瞬間に
蝴蝶しのぶの
『正気とは思えませんね。 貴方頭(略)』
という台詞が脳内で再生されました……
まあ、物語構成がテレビ版に分割出来ること前提で制作されていることに対して苦言をされているのでしょう。テレビ版制作を度外視にして映画としての完成度を高めることもできたはずですし。私もレビューでは絶賛していましたが、それに対しては少し思うところはありました。しかし、原作に忠実であることと映画制作に有り様を因果関係に結びつけることはないと思います。同じく回想シーンが多かったザ・ファースト・スラムダンクは原作を活かしながらもオリジナルをうまく組み込ませてスピード感があって映画としての完成度は高かったですし。原作に忠実であったから映画としての完成度が低くなったということではなく、単純に制作陣の制作姿勢の問題、力不足ということですね。映画は楽しめましたが、映画単品の完成度の評価としては原作ありきのスラムダンクや涼宮ハルヒの消失よりは低いと思ったのは確かです。
原作も小説も購入しアニメ版も無限列車も購入済みです。
そんな自分が…泣けもしなかったし二度はないかなと思った自分に驚いた位で…
少なからずも同じ感覚の人達がいて、そこにも驚いてます。
やはり映画にするなら…
映画ならではの構成はあるだろう。
これは鬼滅の刃自体がではなくて全ての映画に言える訳で起承転結は大事だと思う。
映画は最低でも月に1回は観に行きますが、他も見ているからこそ残念なんです。
この構成ならば、テレビで良くないか?
小説の話も組み込んでも良いだろう。
もともと週刊ものだから、こうなるであろうと思っていましたが…次あるとしたら泣けるのかな…生きざまに感動するのかな…
そう思わせてほしい…
こんな風に感じる人がいる事に驚きました。私とは真逆です。制作陣もしかり、原作に忠実だからこそ、ファンはついてきていると思います。映画風に変更を加えたりしないから、です。そんなのファンは決して許しませんよ。本当に素晴らしい出来だと思っています。映像もBGMも、声優陣も。まだ10回しか見ていませんが、まだまだ見る予定です。見終わる度に見たくなる、そんな作品あまりないですよ。ただ、そんなにがっかりしたのなら、この続きも見ない方が良いと思いますよ。きっと原作通りだから。
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