「アニメ「鬼滅の刃」の到達点」劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来 こちやさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0アニメ「鬼滅の刃」の到達点

2025年7月31日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

楽しい

漫画全巻既読、アニメ全話視聴済、もちろん鬼滅ファンなのでまずはその観点での感想です。

まず圧巻なのは圧倒的な作画、無限城の細部に至るまで一切の妥協がなく没入感が凄まじい。キャラもヌルヌル動くわでアトラクション的な酔いを感じるレベル(誉め言葉)です。
ストーリーに関しては言わずもがな原作を完璧に再現+アニオリで大満足。
バトル描写に関しては、漫画の一コマをここまで再現する?という狂人のレベル(こちらも誉め言葉)です。映画館の大音量も相まって作品としては過去最高だと個人的には思います。

ここからは映画好き(映画館で月1本、Netflixなどで月10本ぐらいのペースで映画を視聴するレベル)としての一個人の感想です。
今回の作品は"映画"としての完成度は低いと感じました。
原作の都合上3つの話を詰め込む必要があり、(戦闘→回想)×3といった感じなので良作の基本ではある起承転結がなく冗長的、全てのシーンが見せ場となってます。
その点、無限列車編は一つのエピソードを映画に落とし込んでいるので完成度が高いのは明らかです。私のような鬼滅ファンなら全然問題ないですが、そこまでファンではない方やガチの映画好きの辛口批評はこの点かなと推測してます。

少し批判チックになってしまいましたが、自分はあと3回は映画館に行くと思いますし、次回作以降も楽しみです。ちなみに映画視聴の直前に柱稽古編の最終話を観ることをお勧めします。映画冒頭からテンション爆上りです。

こちや
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