「圧巻のアニメーション」劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来 みーさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0 圧巻のアニメーション

2025年7月28日
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鑑賞方法:映画館

妬み、嫉み、恨み。
全ては人の「悪意」から鬼は生まれる。
人が人に優しくできる世界ならばきっと鬼は生まれないのだろうけど…

胡蝶しのぶ× 童磨の戦闘に始まり
我妻善逸と兄弟子との過去、
親方様のご子息の登場、
そして義勇と炭治郎× 猗窩座との戦闘と伯治の過去を描く。

はじまってすぐ義勇と炭治郎のほんわかさんを見れてクスッとなった。バチバチの現場でもなお、こういうほんわかさんを見れるのは嬉しい。こういうのが鬼滅の好きなとこでもある。

鬼の過去、鬼殺隊の過去が描かれていて
格言のような言葉もあり、毎回何かを考えさせられる。本当は鬼になんか誰もなりたくなかったよな。
本当は幸せにただ暮らしたいだけなのに。
神も仏も恨みたくなるような無慈悲な現実が突きつけられ、絶望し、恨み、苦しみ、怒り、その末に鬼になってゆく。もうどうでもいい、鬼にでもなってしまえ、と。

2時間35分、トイレに行かずに観れるかっていうのが気になっていて、極力飲み物を飲まないようにした。途中から頭に何度もトイレのことが頭によぎりながら、少し気はそぞろで集中しきれないところはあったが、もりもりの内容でもう終わり?って感じであっという間だった。
実際子供たちは、何人かお母さんに連れられトイレに立っていた。最近の映画で2時間行かない作品もある中、結構長いよなぁと思うけど、それでも中身は多分ぎっちぎちだったのでは?描き足りなかったとこはなかったですか?と制作者のみなさんに聞いてみたい。
原作は読んでなくてどんな展開になるのか全く知らないので、どれだけ原作通りに描いているのか気になるところではある。

あと感じたのはアニメとの違いである。
アニメの良さは1週間に1話づつ出て、次の話が出るまでその1話を何度も見れるところ。
戦闘シーンの細かい部分が見返せて話の振り返りが出来るし、何度も見て次の回へのワクワクを高めることができる。
あーもう終わっちゃった!早く続きが見たいな!っていうのも、きっと必要なワクワクなんだろうなと思った。

映画としての良さ。
大迫力のスクリーンと臨場感のある音などが楽しめるのも映画ならではの良さでもある。
今回の鬼滅の人気は凄まじく、小刻みのスケジュールであるにも関わらず人は多く、映画館がとても潤っているように見えて業界に大貢献ではないかと思った。映画館に観に行く人が減っている昨今、とても良い影響なのでは、と思う。

みー
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