「もらい泣きが癖なんですー」劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来 totechinsyanさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0 もらい泣きが癖なんですー

2025年7月25日
iPhoneアプリから投稿

流行り物も見とかなきゃってゆーわけじゃないですが、
前の無限列車編の映像美が好きで、今回もそれ目当て。

原作は見てません。見たら映画つまんなくなるので、後から観ます。

で、映像美はやっぱりすげ〜!です。
金と時間、労力、アイデア、大変だと思います。
空間表現も素晴らしい。
よくもまぁあんなに無限空間を表現出来たなと!
美しさ、奥深さ、スピード、遷移、これっす!
期待以上でした。

で、キャラに込められた一人一人のストーリーは当然、哀しくて切なくて、なんか仕方ないかもなって同情しちゃう。僕の中の鬼がざわめきます。

人間の心の中には鬼が棲んでいて、強烈な哀しみから怒りに転化して鬼が生まれるってことで、鬼殺隊は、無惨に鬼退治するというより、鬼になった元の人間の無念を浄化して、いわゆる「成仏させる」?みたいな役割でしょうか。

人間のほとんどが抱く「憎しみ」、「哀しみ」、「妬み」、「僻み」、「嫉み」などのネガティブな感情が強まって抑えきれなくなった時に無惨が現れて鬼にしちゃう。

これを倒すことは、鬼になった人間を助けること、それが現世で生きる人間を救うことにもつながる。
現実に鬼殺隊欲しい。ナマの鬼、いっぱいいますもん。
わたる世間は。。。

話は別ですが、映画が始まる30分近くのCM、宣伝、15分に縮めて欲しいです。いつも、本編始まる前に涙流してしまいます。誰か、なんとかしてー!もらい涙誘う切り取りとか子供とか動物とかやめてよー!ティッシュなくなる!

totechinsyan
ひなさんのコメント
2025年7月26日

totechinsyanさま、初めまして🙂

大学入試に出題された『鬼滅の刃論』について、寄稿者のブログがネットで読めると教えてもらいました。
内田樹「『鬼滅の刃』の構造分析」で検索すると、研究室のブログが見つかります。
─時には癒し、時には「成仏」させる炭治郎という豊かな包容力─

>鬼殺隊は、無惨に鬼退治するというより、鬼になった元の人間の無念を浄化して、いわゆる「成仏させる」?みたいな役割でしょうか。
>これを倒すことは、鬼になった人間を助けること、それが現世で生きる人間を救うことにもつながる。

分析とレビューが同じ視点だと気付いたので、共感&フォローさせていただきました🫡

ひな
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