「原作を知ってるかで賛否分かれると感じた映画」劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来 映画太郎さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0原作を知ってるかで賛否分かれると感じた映画

2025年7月25日
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私自身『鬼滅の刃』はアニメのみを視聴しており、原作は未読の状態で本作を鑑賞しました。
その結果、上映開始からわずか数分で涙が止まらず、感動のあまり涙の流れ道ができるほどでした。
バトルシーンも非常に迫力があり、終始興奮しながら観れました。
原作を知らない立場からすると★6(満点以上)をつけたいほどの作品でした。この作品に出会える時代に生まれてよかった。

ですが、鑑賞中ふと思ったことがあります。
それは原作をすでに知っている方、結末を理解している方にとってはこの長時間少し苦痛に感じるだろうなーと。

本作では回想シーンが非常に多く、また他の方のレビューを拝見する限り、原作にはないオリジナルシーンもふんだんに盛り込まれているようです。
そうなると、すでに知っている物語をさらに引き伸ばされたように感じるのはある意味当然で、「もういいよ」と感じてしまう方がいるのも無理はありません。
実際、低評価をつけている方の多くが原作を読破している方々のようで、その点は未読者の自分でも理解できます。

また、鬼滅は前作『無限列車編』のみ見たことがあって本作を観ようと思っている方も少し注意が必要かもしれません。
上述の通り、本作はバトルシーンよりも回想がメインと言っても過言ではありません。
そのため、戦闘シーンだけを目的にしている方や、テンポの良さを求める方にはやや物足りなく感じられるかも。
そういった方はテレビ放送などで気軽に視聴するのも一つの選択肢かと思います。

鑑賞後の結論としては、本作は原作を知ってるか、鬼滅の刃の世界をもっと深く知りたいかで賛否が分かれる作品かなーと感じました。
ですが原作を知らずに観た一人としては、アニメ史に残る最高傑作といっても過言ではない作品だと思えました。
続編はよ(´ω`)

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映画太郎
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