「無限列車編のアンサー的な作品」劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来 ◁ひろさんの映画レビュー(感想・評価)
無限列車編のアンサー的な作品
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無限列車編が「煉獄杏寿郎」のお話だとしたら、今回の無限城編猗窩座再来は文字通り「猗窩座」のお話です。その間にTVシリーズの「遊郭編」や「刀鍛冶の里編」を経てはいるものの、純粋に映画化された作品として見た場合、今回のお話は前作無限列車編のアンサー的な位置づけと言えると思います。あの煉獄さんを葬った鬼もまた壮絶な生き様を見せて散っていくという…。
だからこそ最終盤で語られる回想シーンこそこの映画のクライマックスなのだと感じました。
その回想シーンがテンポを悪くしてるという前評判も知りつつ観ましたが、そもそも原作がそうなのだから仕方ないといえば仕方ないし、回想シーンがなかったら登場人物に感情移入できず、それはそれでつまらない作品になったと思います。
特に鬼滅の刃という作品はそのドラマ性こそがアクション性と同じかおそらくそれ以上に評価されているのではないでしょうか?
あの大ヒットした無限列車編以来の映画化作品なので皆さんの期待値がすごく高いのはわかります。が、前作は前作、今作には今作の味わいがあり、比較できるものではないと思います。少なくとも私はこの映画をつまらないとは全く思いませんでした。原作に忠実に丁寧な作りで、アニオリなどの余計な要素も目立つほどなく、原作好きな人なら普通に楽しめると思います。むしろ3時間があっという間でした。クライマックスは涙なしには見れません。
ただ個人的欲を言えば映画公開が夏という意味合いも含め、あの「花火のシーン」をもっともっと印象的に美しく魅せて欲しかったな〜と…😅原作読んでそこは期待してたのですが…ちょっとだけ残念💦
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