「感情移入」劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来 梅安さんの映画レビュー(感想・評価)
感情移入
感情移入出来るポイントによって評価が割れるのかなと見て思いました。
戦闘シーンに感情移入出来る人にとっては、合間に途中に挟む回想シーンによって、ぶちあがった
テンションがどうしてもぶつ切りにされることにより下がるので、回想シーンが長いと感じてイラつく要因になってるのかもしれない。そこの点でマイナス0.5です。
と言っても、鬼滅の刃の原作も同様の構成であるので好みの問題であるとは思うが。アニメ自体も立志編からその構成は変わってないし。映画だけで言っても前作無限列車編でも回想シーンは戦闘中に挟まってたし。そこに文句があるなら鬼滅という作品と感性があわなかったという話でしょう。仮にこの映画が完全オリジナル作品であったなら、戦闘→回想シーンという流れを3回経験する為、テンポ悪いなと判断してたと思うが、「鬼滅の刃」の劇場版を楽しみに見に来た側としては、原作を忠実に丁寧に描写してありがとうとしか言えなかったが。
散々言われているが、映像のクオリティと音の関係はハリウッド作品等、歴代と比べても世界最高レベルの表現となっているので、劇場で見るべき鬼滅の刃の映画と言える。
内容も原作に忠実に作られておりながらも、アニオリもところどころ入れてあるので、原作を読んだ側としても細かな所をチェックする楽しみがあったので、3時間近く上映される映画だったが、最後までダレなかった。
正直映画2本分レベルの内容をハイクオリティな表現で見せてくれて、それを映画1本分の値段で見れるのはコスパも最高という点も付け加えておきます。
ハイカロリーな映画なのですぐには見ないが、あと1~2回は確実にリピします。
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