「期待しすぎ」劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来 みみずさんの映画レビュー(感想・評価)
期待しすぎ
だったかな…。
無限列車で泣かされてからこの日を待っていた。
公開後すぐにでも足を運びたかったが、静かに落ち着いて観たいから平日を待った。
ここまでは目論見通りだったのだけれど…。
ネタバレは避けたいので書きにくいのだけれど、序盤は結構見え見えの仕込み。
原作は全く読んでいないが、それに忠実なのだろうか。
取ってつけたような急造上弦の下りも必要だったのか。
これも原作通り?
猗窩座との攻防は見応えがあった。
何より無限列車での因縁絡みだったから。
そこを深掘りされたら号泣ものだったかもしれない。
だが、徐々に猗窩座メインのエピソードに移行して行った。
正直言ってありがちで結構冗長、何度か吐息が漏れた。
敵にしては一定の価値基準を持っていて相手に対する敬意もあるように見えただけに、
もう一捻り欲しかったように思う。
相変わらず映像は本当に素晴らしかった。
それだけに製作には一定の時間は必要だろう。
3部作と聞いたが、次回はいつになるのだろう。
テレビの番宣として映画を利用して欲しくないが、メインがフジテレビなだけに大いに不安だ。
原作を読んでしまおうかとの思いがよぎる。
(9月27日に孫たちに連れられて再観賞)
1回目より猗窩座の過去が深く心に染みた。
他のシーンも映像に惑わされることなくしっかり観賞することができた。
現実には鬼は実在しないから一番恐ろしいのは結局人。
おどろおどろしい人の世が鬼を生み出す。
猗窩座の苦しみに思いを馳せ、☆1つ追加した。
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