「進行速度と爆音だけ気になりました!」劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来 いろいろさんの映画レビュー(感想・評価)
進行速度と爆音だけ気になりました!
私個人の感想ですと、
劇中の進行がゆっくりに感じました。物語の進行は1.25倍速でちょうどよい感じのイメージです。
アニメ化の醍醐味の技の表現はどれも大変素晴らしかったです。
無限城のグラフィックにかなり手を焼いたらしいですが、そんなに大変ならそんなに増やしたり動かさなくても…と感じました。
低評価の方は揃いも揃って“回想が多い”と書かれていますけど、“走馬灯”ってご存知無いのですかね?彼等はギリギリの命をかけた戦いをしているのです。自分の人生の中で、今、この時を生き残るために、後悔しないために、自身の記憶を遡る(振り返る)のです。
上弦の鬼が5人居て、その後に無惨が待っているのに、体力の使い方、身体の使い方、タイミング、1つ間違えるだけで簡単に命を落とします。
煉獄さんも上弦の鬼との戦いで命を落としましたよね?描かれているのはそう言う戦いです。回想や思考(モノローグ)が多くて当然では?(その人にとっての大切なシーンなのに、それを思い返すな。回想シーンを入れるな。勝手に力を出して戦っていろと言うのはどうなんですか?)
最終章、最終局面だからこそ、わかりやすく物語の背景をしっかり繋いで見せているのに、
炭治郎は物語の初期からずっと鬼に情けをかけていたからこそ、鬼側のエピソードもしっかり描き、“何故彼等がこうなってしまったのか”を知る事で、炭治郎が鬼に対して感じている慈悲の心を、少しでも視聴者にも持ってもらえる様にとの、作品の見せ方だと思うのですが、
それを“つまらなかった、だるかった”としないでいただきたいものです。
あと、不評の方“原作は読みました”、“鬼滅ファンです”なんて前置きの後に“回想が多い、テンポが悪い、無駄が多い、”とは、一体何をどう読んだのか、原作通りの映像化なのに不思議な事を仰っている方が居て面白いですね。
各キャラクターのエピソードも“お涙頂戴”と表現して馬鹿にするくらい、心の余裕も無いなら映画に八つ当たりしてないでお休みになられたらいかがでしょうか?お大事に。
お尻や腰が痛くなったと言うのは共感しますけどね。
作品は個人的には進行速度の件を除いたら大変素晴らしかったです。
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