「圧倒的映像美に引き込まれる!ufotableの真骨頂」劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来 観たい日は休みますさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5圧倒的映像美に引き込まれる!ufotableの真骨頂

2025年7月21日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

驚く

原作・アニメ全話を網羅した鬼滅ファンとして鑑賞しました。
無限列車編以来の劇場体験、今回も期待を裏切らない仕上がりでした!

まず、無限城の描写が圧巻。新・上弦の肆「鳴女」の血鬼術によって変化し続ける構造は、背景ではなく戦いの舞台そのもの。建物の動きや光の演出が緻密に描かれていて、まさに“生きている空間”でした。ufotableの本気を感じます。

各戦闘も見応えたっぷり。中でも炭治郎・義勇 vs 猗窩座のシーンは、猗窩座の登場とともに空気が一変し、青白く揺らぐオーラの表現に鳥肌が立ちました。ただ、狛治の回想がやや長く感じたことや、炭治郎気絶後のアクションが急にテンポダウンしたのは少しだけ惜しかったです。

善逸 vs 獪岳は出番こそ短いですが、雷の呼吸・漆の型「火雷神」の映像は圧巻!善逸の内面や優しさもしっかり描かれており、ファンにとっては胸が熱くなるシーンでした。

しのぶと童磨の戦いは、「ここから始まる」という印象。原作を知っていれば伏線の緻密さにニヤリとできますが、映画だけの人には少しあっさり感じたかもしれません。指文字の描写は見逃したかも…もう一度確認したい!

水や空、林の描写も実写と見間違うほどリアル。映像だけでなく、DOLBY ATMOSによる音響も素晴らしく、シート越しに振動を感じるほど没入感がありました。

原作を知らない方でも、前作までのストーリーを押さえていればしっかり楽しめます。ファンなら見逃せない、映画館でこそ味わえる一作です!

観たい日は休みます
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