「映画館ロビーが大混雑、そして本気と進化」劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来 かもしださんの映画レビュー(感想・評価)
映画館ロビーが大混雑、そして本気と進化
劇場ロビーがドえらい騒ぎ。
パンフやグッズを買う為に長蛇の列があり、売り場は近づけない状態に。
更には他の作品の上映予定していたブースを「鬼滅の刃」に変更し、シートジャックまで敢行して上映を早めておりました。
恐るべし鬼滅。
グッズなどが欲しい人は劇場が開く前から並ぶのを覚悟で足を運んだ方が得策です。
作品自体はTVアニメの続きとなっており、前回までのあらすじもなく完全に「一見さんお断り」の状態でスタート。
にも関わらず、一発目の雪と林のシーンで奥行きを感じさせる手法を用いて私たちの度肝を抜いてきます。
手前と奥に降る雪のみならず林の木々も奥に行くに従いピントがボケており、ほんの一部の雪にしか焦点が合っていないというこの幕開けの映像でufotableの本気とアニメーションの進化を感じる事ができました。
そして、あっという間に主人公もろとも無限城へと叩き落とされる事に。
今までの物語がしっかりと頭に入っている者たちを一気にドキドキさせてくる展開となっていきます。
この10分もない導入で観客は鬼殺隊と共に闘う事を強いられてゆくのです。
勿論、「鬼滅の刃」なので闘う事が物語の支柱ではあるのですが、泣かせる事も忘れてはません。
明らかに学校をサボって来たのであろう私の隣に座っていた制服のままのJKは前半、中盤、そして後半と最低3回は鼻を啜ってました。
特に終盤ではあちこちから咽び泣く声が聞こえてくる状態に。
もしかしたら、煉獄さんの時より泣いている人が多かった気がします。
ハンカチを手にしたまま立ち上がる人が多かった事からも本作のリピーターはきっと増えると思います。
共感ありがとうございます!
本当にどこの劇場でもロビーが大混乱ですね。早めに来た人がポップコーンを買ってスクリーンが開くのを待つスペースも撤去されて、私もポップコーンを持ってウロウロしちゃいました。
シン・エヴァが4カ月かかって達成した100億円の壁を、10日間で軽くブチ破った怪物作品だから当然ですよね。3時間弱の尺が長くて、ガキンチョが耐え切れずにトイレに行ったり動き回るのはちょっと迷惑でした。
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