「愛と継承の物語」風都探偵 仮面ライダースカルの肖像 サプライズさんの映画レビュー(感想・評価)
愛と継承の物語
うーわ、懐かしいぃ!!!
相当昔だったが為に曖昧だったWの記憶が一瞬にしてよみがえる。おやっさん、翔太郎、フィリップ!!!実写が1番!と思ってたけど、案外アニメもいいじゃん!完全なるファンムービーであるため、単体としての面白さはかなり薄く、Wと合わせることを必然とする構成だけれども、少しでも愛がある人なら大興奮間違いなし。最近は全くと言っていいほど仮面ライダーと縁がなかったから、すごくいい機会を貰えた。これは見返すしかないな...。
無論、仮面ライダーWは見ていたものの、派生したこの風都探偵に関しては全くの知識がなく、キャラデザもこの映画で初めて見たもんだから、若干乗れなかった部分もある。前述の通り、この作品単体で楽しめないというのはなかなかにハードルが高い。まあでも、W1話だけでも見ていれば、ある程度の内容はわかるだろうし、そもそもまんまWの内容をアニメ化したような映画だからそこまで気を張る必要は無いかな。ここから仮面ライダー見てみよう!でも全然いいと思う。
アニメーションになって見慣れない部分もあったけど、変身シーンには痺れまくった。14年前だからね。そりゃ色々と進化するよね。仮面ライダーが2人いるという特殊設定。やっぱりすごい。翔太郎とフィリップの初変身がこんなにもカッコイイだなんて。ガイアメモリが光って見える演出、ベタだけどイカしてるな。すごく納得がいく。
でもね、ひとつ言わせてもらいますよ。津田健次郎の声ももちろんいいけど、やっぱりおやっさんは吉川晃司じゃないと!シンプルにキャラデザの好みだろうけど、色気とハードボイルド感が足りない。吉川晃司が恋しくなってしまう。でも懐かしのあれは...。まさか、Wへの鑑賞誘導か!?
懐かしの面々がいたり、ちゃんと立木文彦だったり、テンション上がるところが沢山あってすごく楽しめた。でも、アニメを見ていた方が断然楽しめるだろうな。Wだけじゃ保管しきれない部分が多かった。
仮面ライダー、映画館で見るのいいな。これから毎週日曜日の朝はテレビの前に、劇場版公開されたら映画館に足を運ぼっかな。