アイミタガイのレビュー・感想・評価
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見終わって清々しい気持ちになれる
「相身互い」本来の意味とは違い、むしろ「情けは人のためならず」に近いストーリーだが、バラバラだったいくつかの話が、スッキリまとまっていく爽快感と感動は、なかなかのもの。 見終わって、清々しい気持ちになれる映画だった。
涙活デトックスには良い映画です
叶海ちゃんがめっちゃイイ娘で惚れましたー❤️ それもあって自然と涙がこぼれました(イイ娘過ぎやろー)😢 登場人物は皆さん善人で、じんわり心に沁みるいいお話し。 元の話があるのでしょうがないのですが、あまりにありとあらゆる事が最後に繋がり過ぎて(It's a small world. 世間狭過ぎ)、「笑わそうとしてる?」とまで思いました。 過度の繋がりに星半分減らしました。
自然と溢れる涙を拭くのに大変でした(T_T)
原作もストーリーも把握してませんでした。
タイトルだけ見た印象、冒頭で友人が海外に行く~とかの展開から、どこか海外の地名かと思ってました😅💦
「相身互い」~良い言葉です♪
互いの存在を尊重し、お互い様ですと思いやる心。
何となく殺伐とした雰囲気が溢れ返ってる現代において、絶対に忘れてはならない、無くしてはならない、日本人として大切にしたい感情です。
良い映画でした♪
全部つながる快感。
黒木華主演であれば見逃せない。というわけだ。 原作の長編小説を整理して100分強のドラマに仕上げる『脚本(脚色)』の見事さに脱帽。久しぶりに邦画で、クライマックスまで引き込まれ、納得感を持たせる群像劇を観た気がする。掘り出し物です。予定調和の快感を得られます。
見事なる幸福の連鎖! 夜明けのマイウェイがあなたの心を癒やす。
終始優しいテンションに包まれた思い~
今日はね「アイミタガイ」を観に行きました。
三重県近鉄沿線、桑名駅。ここが映画の一つの舞台。
相身互い(アイミタガイ)とは、助け合いの心~
前半伏線が色々あるが全く気にする事なく、普通な程の日々日常描写。
でも ある手紙がもたらすきっかけが連鎖の始まり。
そこからの展開の詰め方が素晴らしいですね。
そして後半に徐々に繋がっていき 見事な幸福が織りなす輪が
観ている側へも届いて来ます。
原作:中條てい氏 「アイミタガイ」
監督:草野翔吾氏
-------素敵なMC------
秋村梓(結婚プランナ- 主) 役:黒木華さん
小山澄人(彼氏) 役:中村蒼さん
郷田叶海(事故死 まぶだち) 役:藤間爽子さん
郷田朋子(叶海の母) 役:西田尚美さん
郷田優作(叶海の父) 役:田口トモロヲさん
綾子(梓の父方祖母) 役:風吹ジュンさん
稲垣範子 (ヘルパ-)役:安藤玉恵さん
小倉こみち(ピアニスト) 役:草笛光子さん
車屋典明(タクシ-運転手) 役:吉岡睦雄さん
羽星勝(施設長) 役:松本利夫さん(EXILE)
福永(宝石商) 役:升毅さん
ーーー良かった所
・とにかく俳優陣の輪が素晴らしい。この話に最適だったと思う。
バランスが上手くとれていて配役は良かったと思います。
・風吹ジュンさんが若い! 役処では祖母役なんですがね。
とっても良い感じ。寝ているときに 梓の背中に手を当てて
結婚を推してあげる所 とっても良い感じでした。
例え結婚しても縁は切れないよ、大丈夫だよって言ってあげれる思い・・・
素晴らしい配慮に拍手。
・夫婦が施設に向かう道中で車屋さんのタクシ-に乗るところ。
そのタクシ-は娘が何度か利用して乗っていたと思われる話。
そう言う事って実際に有ると思うのよね。
何故か涙が出たわ。
・小山⇒電車内で 叶海の父に親切。
この事で叶海の父が娘に会える。最後の再会。
娘が父へもっと母と会話してとお願い。母と父の間柄が強くなる。
亡き娘のLINE通話閲覧と 娘のまぶだち梓と駅で両親が再会。
全てが繋がっていき、亡き娘に 母の居ない梓が代わりに成っていく思いがする所。この思いはあるのではと思った。
・最後の小山が梓へプロポ-ズ。その承諾。
善は急げで宝石商へ。しかし 残念な本日は閉店。でも・・・
そこへ 金婚式に参加して帰ってきた店主が合流し店が開けられる奇跡。
全てが幸福の方向に連鎖して繋がってゆく。
素敵な展開が心を癒やしますね。
エンディングに流れる ~夜明けのマイウェイ~ で締めくくりです!
とっても良い一時を
是非 映画館でどうぞ!!
物語の展開が読めてしまうストーリーに呆れる。が、しかし。
センチメンタリズムに陥っていない所が良い。まぁ、私の心の奥底まで動かす力はないが、感動する人もいるだろう。鑑賞料金分の値打ちはある。観て損は無い。
じんわり、じんわり…
映画の前評判、ストーリーも気になり鑑賞。 心の奥底にゆっくり沁みていくような… 悲しいけれど…元気が湧いてくる様な 素敵な映画でした。 主演の方々の演技、寄り添ってくれる様な 優しい音楽、途中何度も啜り泣きしてしまいました。 鑑賞して良かった。。
あまり前情報入れずに観に行って、中盤までは過去に「マグノリア」(1...
あまり前情報入れずに観に行って、中盤までは過去に「マグノリア」(1999年)という映画があり、観ていてそれを連想しました。 「世間は狭いねー」なんて言うことがあります。これはお互いの関係を知って初めて言える言葉で、例えばこのレビューを見てくださっている貴方が、実は過去に旅先で私が道を尋ねた貴方だった。みたいな神の視点(笑)じゃないとわからない偶然って実は多いのだろうなと。この映画は「アイミタガイ」を通じて、そんな見えない関係が終盤、主人公・梓(黒木華)に集約され、梓を未来に踏み出させる物語。 過去に私がした、された「思いやり」も、今もどこかで誰かに繋がり、誰かの一歩を後押ししているのかも。そんな事を思わせてくれる温かい映画でした。
アイミタガイ、いい言葉だ
名古屋とその近郊で昨日と同じ今日を暮らす縁もゆかりもない皆さんが、ふと些細に触れあって、そしてそれがそれぞれの背中を力強く押す 優しく温かく、100分くらいで観やすい 気楽にフラリと、そして何一つ前情報を持たずにいくのが絶対におすすめ、そう、絶対にだ アイミタガイ、いい言葉だなー
真面目で優等生的な作品でした。
レビュー評価がかなり高かったので鑑賞。 古き良き松竹映画の雰囲気で人と人を紡ぐ心の襞を丁寧に描いた良作でした。 善人しか描いていないのは関係者の気持ちが作品に出ているのだろうと思います。 細かいところまで伏線の回収も見事でラストまで飽きることはなかったです。 邦画の良さは十分感じましたし賞レースにも残れる作品だとは思いますが 黒木華さんの演技を含め皆さん良い役者さん達でしたが、優等生的なエピソードが、気になりました。 原作が短編集と知ってなるほどと・・・・。おススメ度は普通のやや上。 気持ちが乱れて心を穏やかにしたい時に見たほうが良い作品です。
こんな世の中になると良いな
とにかく物騒な世の中、劇中の世の中は温かく、優しさが繋ぐ人の縁を繰り広げられてました。あり得ない事とも感じましたが、嫌な世の中を優しくするエンターテイメントと理解しました。悪意はありませんが、岡本信人さんかと思ったら松本利夫さんでした。良い俳優さんです。
誠実に生きていれば、その人生には必ず意味があるんだと思った。泣けた…
深まる秋にぴったり 派手さはないが、心に沁みる作品だった 年齢を重ねていくと まるで映画みたいだなーと思えるような 人との偶然の出会いやつながりに 〝縁〟のようなものを感じることが確かにある 自分自身や目の前にいる人に、 日々、誠実に生きていれば どこかで誰かの、力になれるのかもしれない… いつか誰かに、救われることがあるのかもしれない… 人の世は、そんなふうにやわらかく温かく、 繋がっているのかもしれない… …そんなふうに、思えてきて涙が溢れてきた 登場人物は少ないが 俳優陣の演技は、全員が素晴らしかった 特に、 背負ってる人生が長い分 絡んでる人の縁も複雑な役どころの 草笛光子さん、風吹ジュンさん…よかった 黒木華ちゃんもハマり役 繊細な演技で、梓の心情を上手く表現していた
作家・中條ていの連作短編集「アイミタガイ」を黒木華主演で映画化し、...
作家・中條ていの連作短編集「アイミタガイ」を黒木華主演で映画化し、親友を失った女性を中心に思いがけない出会いが連鎖していく様子を描いた群像劇。 過去の大戦に対する理解に違和感が有ったが、、他でウルウル
素晴らしかったです
ここまで綺麗にまとめられた原作付きの群像劇(ほぼジグソーパズルの様相)は邦画で初めて見たかもしれません。 中村蒼さん演じる澄人に何度も笑わせてもらいました。 感動もする。 良い映画です。
荒んだ心によく効く点滴のような映画
番組見てたら藤間爽子さんが告知してて、 妻が、興味あったんだよね、と。じゃあ行く? 皆さんのレビューも高評価だったのも背中を押してくれた。 三重県を舞台にした日常を、 最高の俳優さんたちが演じてくれる。 その日常の中に起こる出来事一つ一つが、 最後に繋がっていく、見事なストーリー。 サントラ、風景もぴったり。 いい人しか出てこないので安心して見ていられる。 そう、 こんな幸せのかたちってあったよね 忘れていた みんなが持ってる心 アイミタガイ 闇バイト、裏金、貧困、 最近日本が殺伐としていて、心も荒んでいたので、 心を穏やかにしてくれるいい点滴のような映画でした。
『アイミタガイ』胸に刺さる。
映画が始まって直ぐに、上から撮影した近鉄の電車が川を渡り桑名に入るシーンだけで胸に迫るものがあった。どこかは直ぐに解った。
私が育った所だ。まさか、こんなに感動するとは想わなかった。自分の見知った場所が写るだけで、こんなに胸に刺さるなんて…。画面の中の人たちが生々しく迫って来る。彼らの人生が見えて来る。
主人公は子供の頃、桑名の中学校に転校してイジメられる。自分も桑名に来てイジメられた経験を想い出した。
最後に主役を演じた『黒木 華』が唄う『夜明けのマイウェイ』が流れて来た時は胸が苦しくなった。私が子供の頃に好きだったドラマ『ちょっとマイウェイ』の主題歌だ。元々の曲と違いスロー·テンポのバラードだ。
『荒木 一郎』はマジシャンとして知っていた。でも大好きな『夜明けのマイウェイ』を作詞·作曲したのが彼だとを知ったのは何十年も後の事だ。
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