「今度は私が支えるし背中押すから」アイミタガイ くりさんの映画レビュー(感想・評価)
今度は私が支えるし背中押すから
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だれかの善意が、
不思議な連鎖を生み出す
思いがけないところと
つながって
人々の心を溶かしていくお話
いわゆる
バタフライ・エフェクト
なにかのきっかけで
いままでの視点が
いっぺんに変わるのが面白い
なにもしなかった事に比べて
少しでも思いを行動に移した事が
いい方向に転がっていく
そういうなりいきを
体感できる
心地いい時間
見ていて
こころが動いたのは3つ
叶海がさしのべた手が
二人を風のように走らせ
梓のこころを
解放していくシーン
叶海の思いか残る養護施設の
トイレで
両親がこころを解放するシーン
学生の叶海が梓に体を預けて
倒れるジェスチャーを
大人になった梓が
澄人に試したシーン
こういうのが見たかった...
純粋にストーリーに浸れます
後半は、
出来事の伏線回収が
たくさんあり、
関係性がつながり過ぎて
少しSFにふれすぎかな
好みが分かれるかも。
でも、ばあちゃんの編は好き
よく市町村役場で
夕暮れに流れる音楽は、
家に帰ろう
という
曲名があるのは初めて
知りました
現代の我々には家に帰るという意味
だけど
ばあちゃんには
日本に帰ってきてと意味だとは..
人はみんな物語を
抱えているっていうのが
しみました
周りがみんな泣いてました
数え切れないほどの出会いのなかで
通り過ぎるだけのひともいるのに
いつもあなただけはずっと
ここにいる
そういう人を
見つけることができたら
しあわせ
エンドロールで
流れる歌声もいいですよ
おすすめ
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