「優しい映画でしたが、私はツボらなかった。。」アイミタガイ はりー・ばーんずさんの映画レビュー(感想・評価)
優しい映画でしたが、私はツボらなかった。。
映画館で何度か予告を見ていたのと、口コミサイトの評判が良いのを見てしまい見に行ってみた。
優しい映画でした。
突然、親友を失ってしまった女性の話。
その親友との出会いや、彼女を取り巻く周りの人達が自然につながっていく。
ちょっとした好意が重なり合っていく様子が描かれていく。
涙なくして見れない的な書き込みを見て、感動する準備をして行ったのだけど、私はイマイチ、ツボらなかったかな。。
この辺は人によって心の琴線は違うから仕方ないでしょう。
号泣する人もいるんだろうなという内容でした。
嫌な人は一人も出てきません。
今年見た『夜明けのすべて』を思い出した。
こういう後味の良い映画はインパクトが薄いので、人によって大きく評価は変わるんじゃないですかね。
印象に残ったのは、冒頭の小銭で払おうとして足りなかったシーン。
あれは何を言いたかったのか分からなかった。。
あとは、草笛光子の存在感と、叶海(かなみ)の中学生役の女の子が良かったかな。
それと、奇跡的な繋がりを描きながら、特にそれをクローズアップするわけではない。。
意外な繋がりを感じる事はたまにありますけどね。
あっさりとした描き方が気になった。
アイミタガイの意味は、
『誰かの事を思ってしたことは巡り巡って見知らぬ誰かを救いそれはやがて自分にも返ってくるという意味』との事。
良い言葉ですね。
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