劇場公開日 2024年11月1日

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「悲しみをいくつかのりこえてみました」アイミタガイ カルヴェロさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5悲しみをいくつかのりこえてみました

2024年11月14日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

大切なものがなくなってから初めて気づくこと
そのものだけじゃない、あらゆるものが連鎖して巡り巡っている
「情けは人の為ならず」昔からある言葉です
私はなんだかあまり好きではない言葉です
良いことをすると巡り巡って自分へ帰ってくる
そんな意味ですが帰ってこなくてもいいんです
そんなつもりで人と関わっているんじゃないから

だから、この「アイミタガイ」がとても腑に落ちる
相手を信用しているからこそ身を委ねられる
どちらが先とか後とかもない
大きい小さいもの何も、比べることじゃないし競うものでもない
自然に湧き上がる感情なのでしょうから

亡くなられた方へのメッセージ、私も経験あります
心から搾り出すような誰にも言えない
時というのは残酷で素晴らしい
深く大きな悲しみもスッキリさせてしまうのだから
忘れはしませんがあの悲しみはどこへ行ったんだろう

目に見えるようにアイミタガイを体験できました
今の私達にも大なり小なりこんなことがあるのだと思えます

ロケ地にポスターが貼ってありこの映画を知り
それがひと月、今こうして映画を観れたことも何かの繋がりなのでしょうね
ありがとうございます

カルヴェロ
humさんのコメント
2025年2月5日

そうですね
限りある時間。
そんなふうに思えたら目にうつるものがちょっとずつ変わっていきそうですね。

hum
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