「アイミガタイの空に」アイミタガイ 永田製麺さんの映画レビュー(感想・評価)
アイミガタイの空に
性善説で世界は出来ている映画。
名古屋と言うちょうど良い都会で、田舎のような全員知り合いみたいな世界でも無く、本当ちょうど良いサイズで人の繋がりと奇跡で産まれる幸せを描く。
もうね、顔も名前も知らないどっかの誰かに、少しずつ助けられ、幸せを得てんんのよ。
何処かで誰かに助けられ自分も知らずにだれかを助けてる。
この映画の登場人物全員が善人。
世界がこうで有ればサイコーだな!!
ん?
んじゃさ、開始早々主人公を事故に巻き込んだ車のドライバーは何んなん??
顔も名前も出てこないから、彼か彼女か知らんけど、あのドライバーはどう言う因縁で不幸をを産んだの?
アイミガタイの理念なら、主人公からの発信因縁、主人公近くからのいじめ暴力じゃないと事故巻き込むとか理屈が通らない!
映画のカメラに映らないだけで、主人公に不幸を与えられてたって人生なの?あのドライバー?
あの後交通刑務所に収監されて、口にねじり棒突っ込まれたり、意地悪な署長に帳簿のごまかしとか手伝わされ、下水道で脱獄試みたりすんの?
幸福の連鎖だけ描かれてもさー。
アイミガタイ。
余りに美しくウェルメイドだったけど、そっちのお互い様感は都合よく無視してね?
ゴメン、この映画に関わったので悪人なのは、心の汚れた俺一人だけです。
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