「正にアイミタガイの物語。優しい気持ちになれる。◆途中からネタバレ。何も起きないんで人によってはよく寝れる。zzZ」アイミタガイ マサヒロさんの映画レビュー(感想・評価)
正にアイミタガイの物語。優しい気持ちになれる。◆途中からネタバレ。何も起きないんで人によってはよく寝れる。zzZ
もし、アイミタガイの意味が分からなくても大丈夫。
途中、吹雪ジュンさん演ずる綾子が、「世の中は持ちつ持たれつお互い様、気が付かなくても色んな想いが巡りめぐって自分に届いている」とちゃんと説明してくれる。
更に、この物語自体が、 ”アイミタガイ” てんこ盛りの物語だ。
各エピソードのつながりを、「有り得ん」と言われてしまったら、もう身もフタもないのだが、誰かが誰かを思いやる気持ちが巡りめぐって、優しい物語が紡ぎ出されていく。
きのう2024(令6)11/1(金)に見た「十一人の賊軍」(まだレビューしてない)が、血はドバドバするわ、首は飛ぶわ、裏切りはあるわで心が荒んでたので、この映画で優しい気持ちになれもした (^^)
白鳥玉季ちゃんが突然出てきて嬉しかった (^^)
叶海役の藤間爽子が「チャチャ」(コレもまだレビュー上げてないけど)でイイ味出してた凛さんだったのが驚き。
うーん、レビューの書きかけの下書きが、たまりすぎて見た映画の記憶が薄れていく。0時過ぎたんで寝るZzz。
◆◆ 以下ネタバレ ◆◆
特にグッと来たところを2つ。
後半の施設のトイレのギャラリーで、亡き娘·叶海(藤間爽子さん)が写ってる写真を見て朋子(西田尚美さん)と優作(田口トモロヲさん)は涙を流す。
僕はこの場面で泣かなかったし、2人に感情移入もしなかったが、もし自分が実際に2人の立場だったら、絶対に泣いてしまうと思った。
僕も、そして、2人も、娘が撮った写真が有るのは知ってたが、まさかその中に娘が写った写真が有るとは思いもよらなかった。
突然、かつて自分の娘は確かにここにいて生きていたんだという在りし日の写真なんか発見しちゃったら、そりゃ感きわまって泣いちゃうよ (ノ_・、)
あと、梓が叶海のスマホに「背中を押してほしい」みたいなメッセージを送ったら、朋子が「行っちゃえ」と返信したところも良かった。お互い、かけがえのない人を失ったという境遇なので、とても分かりやすいアイミタガイだと思った。
そのほか、しみるエピソードのてんこ盛り。