劇場公開日 2024年8月16日

ぼくの家族と祖国の戦争のレビュー・感想・評価

全24件中、21~24件目を表示

3.5複雑な問題

2024年8月7日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:試写会

ヒューマニズムは敵国の加害性を打消すことは出来るか?無理。。難しい問題を良く描いています。子役くんの演技と複雑な表情がとても良かったです。戦争の加害者/被害者問題は、戦後も長い傷跡になるのですね。。

コメントする (0件)
共感した! 5件)
tomoboop

4.0助けたい。でも助けるのが怖い。

2024年8月7日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:試写会

またしても戦争の恐ろしい一面を知る。
敗戦間近になったドイツから、当時占領下に置かれていたデンマークに大量の移民が押し寄せた中、無理矢理受け入れ先に選ばれた大学の学長家族が移民とデンマーク国民との間で板挟みになってしまうお話なのだけど。

ドイツの占領下という言葉でもうデンマークがドイツに対してどんな見方をしているかわかるけど、そのドイツから突然勝手に送られてきた移民を見殺しには出来ない、人格者の学長家族を敵視する街の人々目線が痛いのがしんどい。

色々納得のいかない移民の受け入れを通して、パパの正義と信念が家族の関係を不安定にも強くもしていく様子に、観ているこちらも気持ちがぐらぐら揺れた。
助けたい。でも助けるのが怖い。
いつの世も犠牲になるのは小さくて弱い人々で、見方を変えれば移民側も国に存分に振り回されていて気の毒でとても胸が痛んだ。

敵視しあってるのは、意見の合わない大人同士であって子ども同士ではないのに。
この物語は子どもの目線で話が進むので、また辛さが一段と増した。
終わらない戦争が続く今、まさに観るべき作品。

コメントする (0件)
共感した! 3件)
icco

3.5信じる力。

Kさん
2024年8月4日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:試写会

1945年ドイツの占領下にあったデンマーク。
戦時中の正義について考えさせられました。
命懸けで向き合い、葛藤し、最後まで、
”間違ったことはしていない”という信念を貫いた一家の堂々たる姿に感極まりました。
心を何度も揺さぶられる作品です。

コメントする (0件)
共感した! 3件)
K

4.0真の悪とは

2024年8月4日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:試写会

2024年8月4日
映画 #ぼくの家族と祖国の戦争 (2023年)鑑賞

侵略者ドイツ人の難民をどう扱うのか。ナチスなのか難民なのか
子どもも侵略者なのか
苦しんでいる人に手を差し伸べるのか見殺しにするのか
人間としてどう生きるのかが問われる映画でした

@FansVoiceJP さん試写会ありがとうございました

コメントする (0件)
共感した! 2件)
とし