劇場公開日 2024年8月16日

「意味のあること」ぼくの家族と祖国の戦争 Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5意味のあること

2024年8月17日
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楽しい

単純

難しい

1945年ドイツ占領下のデンマークで、飢えやジフテリアに苦しむドイツ人難民に手を貸すリュスリンゲ市民大学の学長家族の話。

ドイツ軍の命により200人の難民受け入れを了承したら523人のドイツ人難民がやって来て巻き起こって行くストーリー。

場所を貸すだけで難民の管理や食事の手配は全てドイツ軍の管轄だった筈が、早々に軍人は撤退し難民だけが残される事態になり、学長夫人が孤児に手を差し伸べて…。

人道的にみたら夫人の行いは然るべきだけど、戦時下に於いては交渉の材料にもなる訳で、まして対ドイツだしデンマーク人の立場だし…と頭の中がグルグルグルグル。

そして更には学長も、今の時代だから人道的なことも言えるけれど、言うは易しなキレイ事にもなるわけで、自分の思想を貫くのは良いけれど、他人を巻き込むのは違うしね…と考えさせられた。

Bacchus
Mさんのコメント
2024年9月30日

その人の置かれた立場などによって、「正しいこと」は人それぞれだなあ、と感じました。
キレイ事かもしれませんが、それを実行した家族にはやはり心を打たれました。

M
Bacchusさんのコメント
2024年8月23日

ツバをかけられるのはなかなかでしたけどね(*_*)

Bacchus
Oyster Boyさんのコメント
2024年8月22日

学長夫妻嫌い😅

Oyster Boy