劇場公開日 2025年2月21日

ゆきてかへらぬのレビュー・感想・評価

全156件中、21~40件目を表示

4.0金かけてるなーとすずちゃんの背骨

2025年3月6日
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鑑賞方法:映画館

田中陽造さんと根岸吉太郎監督、観に行くに決まってます。加えて広瀬すずちゃん、大ファン。批判評論も全く気にせず、楽しみに観に行きました。

まず、すずちゃんの役が実在だとは後で知りました。さすがに男2人は知ってました。両ベテランの作品らしく、落ち着いて観ることができました。セリフも凝っているし、神経で繋がる愛、なんて表現は初めて耳にしました。

贅沢に撮影されたように思いました。ロケ、セット、衣装、古道具、金かけてますよね。あの遊園地はどうしたんですかね。

中原の俳優さん、全く知りませんでした。光GENJIの誰か?のわけないなと。

なんと言っても広瀬すずさんですよ。見事でした。可愛い場面もあれば、メンタル壊した演技もあり、段々貫禄が出てきて、大泣きした後は、見事な再生です。

ラストの「背骨、、、」のセリフ、田中陽造さんのオチも見事ですが、小林をやっつけるあの演技、素晴らしいです。よく比べられるパワハラ女優がいますが、どこを比べているんだと思いますよ。比較になりません。

広瀬すずさんは多分幼い時からしっかりと栄養を摂っていたんだと思います。女優になってからも無理なダイエットとかしてないんじゃないんですか。今回、体(背骨)を晒す場面が結構ありますが、とても健康的にお見受けしました。

映画は、もしかすると退屈します。でも、わたしは満足しました。ラストが良かったですよ。

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ウルスアベイユ

5.0入り込めるか、込めないか。評価は変わる。

2025年3月5日
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鑑賞方法:映画館
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りい

4.0家族がムビチケ当選して、一枚いただきました。 大正~昭和初期、女優...

2025年3月5日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

幸せ

家族がムビチケ当選して、一枚いただきました。

大正~昭和初期、女優・長谷川泰子さんの若いころの物語。
詩人・中原中也さん、批評家・小林秀雄さんとの、若気の諸々のような。
時には支えあったたり、争ったり、すれ違ったり、崩れ落ちたり。

歴史上の名前ぐらいしか知らないまま、観にうかがったのですが。
17~20歳の役柄とは思えないというか、その時代らしさ、品を感じました。
青春と呼ぶには大人びているぐらい。

出だしの口語会話のときは、今どきに直しすぎていて、一瞬は面食らいましたが。
徐々に、文芸特有の、抽象的で理屈っぽくありながら、本質を一突きで刺す言葉遣い
じわじわと、小気味よくなってきました。

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woodstock

3.0誰でも成立する

2025年3月5日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

中原中也と小林秀雄である必要がない。あいてが誰でも成立する映画。すずちゃんの演技で、すずちゃんの役が秀逸だが、相手はとくに中原と小林である必要性はない。中原の描き方もあまり褒められない。中原を深く知る人からすると、首をかしげたくなるかな。また、彼女とのことは、中原の創作活動に対してあまり影響をおよぼしていない。なので中原中也の作品を語る上では、それほど重要な事実でもない。また中原中也の価値は、文学史に燦然と輝く珠玉の作品があってこその存在なので、その作品を前面に出さないのは、中原中也という人物を描くことにはならない。中原中也という名前を出すにも関わらず、その人のことを語らないのはちょっとな~。監督、脚本ともにすごい人なのにな~。セリフも時代を考慮すると違和感を感じた。

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ニューマン

3.5木戸大聖の発見

2025年3月5日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

知的

根岸吉太朗16年?ぶりの映画は、田中陽造による40年前の脚本という。期待しないわけがない。
実際、美しい時代背景を彩る街並みや、お得意の長回しなど、見頃はたくさんで、噂に聞くほど台詞に違和感も感じず、それなりに愉しめた。
とはいえ、「ヴィヨンの妻」を知ってしまった身には少し物足りなかったのも事実だ。
ここでの田中陽造脚本は「ツィゴイネルワイゼン」と「セーラー服と機関銃」の中間をいっているが、主演の広瀬すずさんは相当に頑張ってはいたものの、往年の薬師丸ひろ子の域には達していなかった。対して、中原中也を演じる木戸大聖の発見は大きい。今後も彼は活躍していくのだろうか。
でも、現代の邦画にあって、こうしたテーマをきちんと撮る根岸監督はやはり大切な方だと思う。

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たけはち

3.0描き切ったとはとても、、、、

2025年3月4日
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中原中也、小林秀雄、この二人の知的な大天才、を主人公に描くには、あまりに稚拙な内容の気がする。ほとんど、二人のことを知らずに、脚本演出がされてるんだろうなあ、と思う。ただの退屈な三角関係をダラダラ描いただけ、になってないか?キャストは素晴らしいので、期待したんだけど、、。あと、個人的には、すずちゃんは、別に色っぽくも、不良ぽくもならなくていいから、そのままの可愛い可憐なすずちゃん、吉永小百合的路線で、長く活躍して欲しい。第二の山田洋次監督よ、出よ!このキャストで、この出来栄え、監督には猛省して頂きたく、、。誰か、、このネタで撮り直してください。中原中也、小林秀雄、両名に憧れる私の願いです。

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Ho

3.02本のつっかえ棒

2025年3月4日
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鑑賞方法:映画館

難しい

大正時代の京都。20歳の新進女優・長谷川泰子は、17歳の学生・中原中也と出会い、
2人は徐々にひかれあい、一緒に暮らしはじめる。
その後、東京に引越した2人の家を、中原の友人小林秀雄が訪れる。
小林は詩人としての中原の才能を誰よりも認めており、
中原も批評の達人である小林に一目置かれることを誇りに思っていた。
やがて小林は泰子の魅力と女優としての才能に気づき、
後戻りできない複雑で歪な三角関係が始まる。

といったあらすじ。

これ実在の人物がモデル、そして実話なんですね。
観終わってから、調べて知りました。

中原中也は昭和初期を代表する詩人の1人、
小林秀雄は文芸評論家で、日本の近代批評を確立した人物とか。
そんな2人の偉人から愛された女性が長谷川泰子。

大正から昭和初期の雰囲気を再現しつつ、三人の不思議な関係を
描いていたのだが・・・

天才のはずの中原中也、ぱっとしないなぁ。
こんな感じの方だったのですかねぇ。
詳しくはわからないですけど。
おまけに国語の教科書で名前を見たような気はするけど、
さっぱり覚えていません笑
演じられた木戸大聖さん、ごめんなさい笑

長谷川泰子を演じた広瀬すずちゃん、すっかり大人の女性ですね。
「ちゃん」ではなく「さん」ですね。
ファンなので結構映画見させていただいているけど、どんどん良くなりますね。

小林秀雄を演じた岡田将生さん、たぶんこういう繊細で論理的な人だったんだな、
と思わせてくれる素晴らしい演技。
まあ、すずちゃんと岡田さんが好きなので、観に行こうと思ったぐらいなので。

ゆきてかえらぬ・・・
後戻りすることのない様子や、その様子を追いかけるさまを表す言葉だそうです。

2人の偉人に愛され、支えられた泰子の「2本のつっかえ棒」という言葉が
まさに三人の関係を表していました。

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よっしぃ

3.0地味な内容のストーリーでした。 女優・長谷川泰子と詩人・中原中也と...

2025年3月4日
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難しい

地味な内容のストーリーでした。
女優・長谷川泰子と詩人・中原中也と評論家・小林秀雄の三角関係が
時間を追ってそのまま描かれているような感じ。
事実に沿って作られた映画なんでしょうね。
冗長な感が否めないお話しでした。

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かおる

3.5レトロ好き

2025年3月4日
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知的

竹久夢二の時代に入りこめた。
久しぶりに、激しい大人の愛情表現を見れたのもいい。
岡田将生の演技がやっぱり好きだ。
 エンドロールの曲で 青春映画を見た後のような 軽く刹那い気分になれた。
こういう気分になれる映画は好きだ。

欲を言えば、違う女優さんなら、もっと入り込めたかもなーっと。

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ねこのあお

3.5秀雄にメロメロパンチ

2025年3月3日
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詩人と評論家と女優、もうこれだけですごいドラマが生まれそう。
それぞれがパワーワード過ぎて、一人だけでも充分なエピソードが出てきそうな所、かける3なのでとにかくなんか濃い。
色々濃い。笑。

実際の彼がどうだったのかはわからないけど、映画の中に限って言えば小林秀雄がカッコ良すぎる。
私は岡田将生氏が大好きなので、9割り増しなこともあったかもしれないが、かなりのメロメロパンチを喰らったわっ!

クールで知的なイメージが岡田将生氏本人と被ってるのもあるけど、小林秀雄氏が輝いてみえたわよ。病み散らかす泰子にも穏やかで優しく対応できる猛獣使いっぷりも、ライバルでありつ天才だと認めてもいる中原中也との関係の変化諸々後にも彼を大切に扱う紳士な対応も。
そりゃ好きになるよ。
仕方ないじゃん、カッコいいんだから。

すずちゃんは和装でも洋装でも女をやっていても女優をやっていても歌っても踊っても叫んでても美しくて、本当に美✨
美しさに目が行くけど、喋る?セリフの?なんて言ったらいいんだろう、感情の表現を言葉を通して表現するの上手いなーと思う。
あと今まで観た作品の中で、一番私の中でのイメージに近かったかも。

あと再現度の高さに度肝を抜かれた中原中也役の木戸大聖君。
なかなかあの帽子が似合う人はいないわよ。
繊細で死にたがりな坊ちゃん。
ついつい仕方ないなあと思ってしまう、お姉さん心をくすぐるかわゆい年下男子を上手く演じてたと思う。

それから世界観がとても素敵だったわ。
泰子の衣装はどれもこれも可愛かったし、秀雄の家の窓が素敵で出てくるたびに見惚れてしまった。
携帯電話もPCもなかった時代は、なんか相手との距離感も、距離の取り方も違う気がする。泰子の激しさも、中也の坊ちゃまが許される生き方も、秀雄のスマートなふるまいも、現代でやったらまた違う感じになるんだろな。
面白かったし、何よりこの時代そのものにちょっと憧れてしまった。

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icco

4.5神経で繋がる

2025年3月3日
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今で変換すると恋愛至上主義
違いますね

神経で愛したから繋がり狂ったことも
あるのでしょう

あの時代だから
とても美しく哀しく響きます

是非、神経でみてください笑

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mmnioh

3.5木戸大聖を観る作品

2025年3月3日
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悲しい

知的

大正時代の京都で、20歳の女優・長谷川泰子は、17歳の学生・中原中也と出会った。2人は互いにひかれあい、一緒に暮らしはじめた。その後、京都で唯一の友人だった富永が治療のため東京に戻ったため、中也達も東京に引越し、2人の家を小林秀雄が訪れた。小林は詩人として中也の才能を認めていて、中也も小林の適切なコメントに敬意を払っていた。2人の仲の良い様を目の当たりにした泰子は、彼ら2人の世界に入れない寂しさを感じていた。その後、小林は泰子の魅力と女優としての才能に惚れて、中也から泰子を奪い・・・さてどうなる、という話。

長谷川泰子役の広瀬すずは美しかったし、魔性の女としてエロさもあり良かった。
だが、なんといっても、中原中也を演じた木戸大聖が素晴らしかった。彼のことを今まで知らなかったが、小林秀雄役の岡田将生より光ってたと思う。
天才詩人・中原中也とはこんな人だったのだろう、と思わせる、引き込まれるような木戸大聖の演技が素晴らしかった。
彼を観るための作品と感じた。

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りあの

4.0セリフ回しが鼻につくが中盤の広瀬すずの演技は必見

2025年3月3日
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2025年劇場鑑賞68本目。
エンドロール後映像無し。

中原中也が出てくる時点で実話なのかな、と思いましたが、そうらしいです。
セリフ回しが純文学をそのまま読んだような感じで、なんとも鼻につきます。後、時代背景的に仕方ないのですが、ほぼずっと誰かしら喫煙していて、役者さんの身体が心配になりました。

この2点でずっとやだな〜と思いながら観ていたのですが、中盤広瀬すず演じるヒロインに変化が起こりまして、そこの演技がすごく良かったです。そこだけで観る価値有りました。

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ガゾーサ

3.5爽やかすぎる中原中也

2025年3月2日
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知的

まるで絵画的な文学青春映画。メインの3人が綺麗すぎる!ドロドロなのに爽やか。長谷川泰子の壊れっぷりもまさにTHE・女優でしたわ。

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印刷局員

5.0久しぶりに映画に引き込まれた

2025年3月2日
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出だしこそ芝居臭さが感じられたが、テンポが良いので、それも演出のうちのように自然に物語の中に引き込まれた。登場人物たちの危うさと潔さが若さからなのか大正~昭和初期という時代だからなのか、それともそれぞれの才能と自負によるものなのか、観ていてとても面白かった。演者も良い。たかだか百年なのに暮らしの変化には驚かされる。このような丁寧な作りこみをされた映画を観る楽しみを思い出した。観ている途中で「良い映画だなぁ!」なんて思ったのは本当に久しぶりのことだった。鑑賞後の感情とテーマ曲が切なくなるくらいマッチしていた。

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rabippa

3.5原作には忠実

2025年3月2日
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知的

内容は盛っておらず、長谷川泰子の口述筆記による原作「ゆきてかへらぬ 中原中也との愛」の内容を壊さぬ様に、結構忠実に作られた映画と思われました。逆に言うと盛っていない分、エンタメ性はかなり低めで、エンタメを期待して観にいく人に向いていないでしょう。
長谷川泰子、中原中也、小林秀雄の奇妙な三角関係を、長谷川泰子を通して見る世界観で紡がれています。
一人の天才詩人と一人の稀代の評論家の間を生きる大部屋女優の半生が描かれており、中也や小林秀雄が好きな人間には楽しめる内容と言って良いでしょう。とはいえ目新しいエピソードは全く含んでいないので、詳しい人にとっては、改めて3人のエピソードを懐古する程度の内容です。

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Taku

3.53人の演技がよかったです!

2025年3月2日
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くろくるりん

4.0幻惑的な世界観◎役者さんの演技◎

2025年3月2日
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幸せ

 大正浪漫を舞台にした作品ということですが、美術が兎に角すごいです。街並みから小道具に至るまで微に入り細に入り本物のようでした。主人公を演じた3人の役者さんたちの演技は大変すばらしく、「私たちは神経と神経でつながっていましたの…」という長谷川のセリフが言い表すように、ガラスの如く繊細で今にも壊れそうな人間の心を見事に体現していたと思います。岡田さん広瀬さんはすでにベテランの域に達してらっしゃるのでさすがといった感じでしたが、中原中也の繊細かつ粗暴な内面をナチュラルに体現していた木戸さんの演技も大変素晴らしかったですね。
 根岸吉太郎監督は「キャバレー日記」や「遠雷」といった多くの名作を世に送り出してきた方ですので、一度はリアルタイムで新作を見たいと思っていました。また脚本を担当された田中陽造さんは、鈴木清純や相米慎二などの名匠たちのもとで、非常に幻惑的で独自の世界観を打ち出した作品を書かれてきた方です。ですので、稀代の名匠と脚本家のコラボレーションという意味においても、非常に期待値の高い作品でした。劇場で見ることができとても嬉しかったです。

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荒川ラリー

3.0あと1歩…

2025年3月2日
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中原役は演技力のある方が演じていたらもう少し世界観に没入できたかなぁ…
中原が喋る度、棒読みが気になっちゃって💦

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khs69

3.5広瀬すず

Nさん
2025年3月1日
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女広瀬すずを堪能。美味しそうか、うん。

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N