「家族がムビチケ当選して、一枚いただきました。 大正~昭和初期、女優...」ゆきてかへらぬ woodstockさんの映画レビュー(感想・評価)
家族がムビチケ当選して、一枚いただきました。 大正~昭和初期、女優...
家族がムビチケ当選して、一枚いただきました。
大正~昭和初期、女優・長谷川泰子さんの若いころの物語。
詩人・中原中也さん、批評家・小林秀雄さんとの、若気の諸々のような。
時には支えあったたり、争ったり、すれ違ったり、崩れ落ちたり。
歴史上の名前ぐらいしか知らないまま、観にうかがったのですが。
17~20歳の役柄とは思えないというか、その時代らしさ、品を感じました。
青春と呼ぶには大人びているぐらい。
出だしの口語会話のときは、今どきに直しすぎていて、一瞬は面食らいましたが。
徐々に、文芸特有の、抽象的で理屈っぽくありながら、本質を一突きで刺す言葉遣い
じわじわと、小気味よくなってきました。
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